全ての始まり1
「えーーーーー!?」
ブライト王国の端にあるのどかな村。アイリス村に、大きな悲鳴が響き渡った。
その声の持ち主は、アイリス村住む孤児。フローラのものだった。
フローラが大きな悲鳴を上げるのには理由があった。
ーー遡ること1時間前
その日、フローラは いつものように、木の木陰で魔法の練習をしていた。
フローラの毎日の日課は、
勉強をして、運動して、村の奥さんの手伝いをして、、、
そして魔法の練習をする。
そう。この世界には、魔法があるのだ!!
だがしかし、魔法はそう簡単にポンポン使えるものではない。
魔法使えるのは貴族そして、たまに平民である。
魔法が使える人はあまりいない。希少な物なのだ!
そして、魔法を使うには、3つ必要なものがある。
一つ目は魔力。二つ目は知識。そして三つ目がイメージである。
一つ目は魔力である。
この世界には、魔力にあふれている。
全ての生き物は、物は、なんでも魔力を持っている。
個人差はあるが、誰でも魔力を持っているのだ。
魔法を使うときは、自分の持っている魔力を使う。
誰でも魔力は扱うことはできるのだ。
大きな魔法を使うか、魔法を連発しないかぎり、魔力枯渇なんてことは起きないので、
魔力のことは心配しなくても大丈夫だ。
ちなみに、魔力を使えば使うほど魔力量が増える。
そして、2つ目は知識だ。
平民に魔法が使えない人が多い理由はここにある。
知識をつけるには学ぶ必要がある。
貴族の子供たちは、家庭教師や、先生に教わることができるので知識の部分はほぼ問題ないが、
平民の子たちは、お金がないから、先生をつけることができない。
本から知識を得て勉強するしかないのだ。
だがしかし、ほとんどの平民が、読み書きをすることができない。
もし文字が読めたとしても、本の内容を理解することが難しいのだ。
平民が知識をつけるには、頭が良くてはならないのだ。
そして最後にイメージである。
魔法を発動するときは、その魔法がどんなものか。どうするかを想像する。
とてもセンスがいる作業である。
イメージするだけで魔法を無詠唱発動させるのは、結構上級者の技だ。
だから、イメージを補佐するために魔法の呪文の詠唱をする。
呪文を詠唱しても、魔法を発動させるのは難しい。
無詠唱で魔法を発動できるのは、ほぼ、いい教育を受けている上流貴族の者たちだ。
フローラは、文武両道で、運動も、勉強も、魔法も大体何でもできるのだ。
しかもなんと。フローラは12歳にして、無詠唱で魔法を発動させることができるのだ!
フローラはそれをすごいことだとわかっていながら、皆にひけらかすような真似はせず、
わざと自分の胸の中にこのことをそっと隠していた。
するとザッザッザッと、草を踏む音を鳴らしながら、身なりのいい男性がやってきた。
「これはっ!」
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