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ようこそ、キャラ学園へ  作者: ああああ
1章 メインヒロイン編
2/8

私の行く場所

なろう系ってとても難しくて苦戦中ですが、頑張って書いていこうと思います。

パチリと目を覚ますと、私の顔をじろじろと覗き込む人の姿があった。

ぼんやりとした意識が徐々に戻り、その顔が鮮明になってくる。

その人は先ほどの女性だった。


「あの、大丈夫ですか?」

「はい。すみません…」


少し申し訳ない気持ちで起き上がると、女性は少し眉間に皺をよせて私に言った。


「謝る必要は今はないですよ。それから、今後はあまりすぐに謝るのはやめてくださいね」

「えっと…?すみません…?」

「……はぁー、まあ。今はいいです。」


私がまた謝ってしまったことが不快だったのだろう。溜息をつき、先程ズレてしまったメガネの位置を戻しながら話しはじめた。


「貴女は今からここのキャラ学園の入学生です。

まず、この学園には大きく分けると3つの棟があります。」


どうぞと紙の束を渡される。内容を見て見ると、どうやらこの学校の資料のようだった。

それを渡してから、女性は姿勢を正して説明をしはじめた。


「一つは、ヒーロー・ヒロイン棟。メインの主人公の人達が入居しています。」


そう言って、すっと豪華な建物を指す。

かなりメインの人たちがいるところと言われると、納得せざるを得ない。


「その次に、サブキャラ棟。親友から悪役までが混ざっていてここがかなり人数多いです。」


指差された方向を見ると、先ほどよりもかなり大きい建物だ。


「そして、モブキャラ棟。ここは入れ替わりがほとんどないので、結構昔からの建物ですね。」


そこを見ると、今度は先ほどの二つとは違い年季があるような建物だった。


「で、あと最後にあそこの建物は教員がいる教員棟です。まあ、貴女がくることはないでしょうね」


「はぁー…なるほど…」

「まあ。ここまでで、何か聞きたいことあります?」

「私はどこの棟なのかが聞きたいです」

「それについては今から話します。」


そう言いながら、カバンの中から一冊の学生手帳を取り出す。


「貴女はこちらで判断した結果、メイン棟に所属してもらうことが決まりました。」

「私がメイン…?」


そこで初めてにこりと笑った女性を、なぜか私はこの時怖いと感じたのだ。


メイン棟→ 主にいろんな作品で主役を飾る事になる子達が通っている。

見た目は綺麗や可愛い人から、地味系の子まで様々。

男側は比較的かっこいい系の人が多い。


サブ棟→とにかくサブキャラと呼ばれる人たちが通っている。

ジャンルがかなり多いので、喧嘩騒ぎもしばしばある。

メイン棟と関われるのはサブ棟の子たちまで。


モブ棟→一般的なモブキャラと呼ばれるような人達がいる。名前はある人がごく少数で、それ以外はみんな名前なし。見た目描写がない子が大半


教師棟→多くの謎に包まれている。噂では、ここの棟近くには化け物が出たりするというらしい

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