7話 校長先生の話って何であんなに長いんですか?わざとですか?
前回のあらすじ
遅刻しました・・・・・
~太陽Side~
現在僕はハゲの校長(略してハゲ長)の話を聞いている。うちの学校ではハゲ長の話は立って聞かなければいけない。全く迷惑な話だ。このことを説明してもう約20分。まだ続きそうだ。
「まだ続きそうだな〜」
地の文と同じ様なことしか言えないこの男の名前は・・・・・・・
なんだっけ?
「おいゴラ!!人の名前を忘れてんじゃねえよ!!」
地の文を読むな!!
「俺には本條 雅人(ほんじょう まさと)って名前があるんだ!!」
とは言っているがこいつが本名で呼ばれているところを僕は見たことがない。他の人たちはこいつの特徴を押さえて薄と読んでいる。文字通り影の薄い男である。
「って言うかさ。何でハゲ長の話ってこんなに長いんだよ。誰も昨日の夕食の話なんか興味ねぇ〜よ」
「その話を聞いてよだれを垂らしてる様な奴にそんなセリフを言う資格は無いぞ」
「あ。そうだ「やめろ」なんでまだ何も言って無いのに否定するんだよ!!」
「お前の考えたことで、まともなことが今まで1回でもあったか?」
その通り。こいつの考えたこと・・・・やば。覚えてない・・・・
「フフフ聞いて驚けよ」
「ワースゴイネ。ソンナコトボクハ、マッタクオモイツカナカッタヨ。サスガダヨ」
「明らかに正直な感想をありがとう」
「で。結局なんだよ」
そして無駄に溜めてこう言った。
「寝ればいいんじゃないか」
「お前・・・・そんな作戦うまくいくと思うか」
「いく」
「その自身は何所から来るんだ?」
「よし!俺は寝る」
「ハァ。好きにしろ・・・・・」
予断だがこの後あいつは寝ていることが梓先生にバレてこってりとしぼられたとさ。
めでたし。めでたし。
次回だいたいの主要人物が登場します。