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太陽の普通じゃない日常  作者: 土屋 ハヤト
1章 道化師たちのプロローグ
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5話 My sweet

前回のあらすじ


夢落ちだったのかな・・・・・・?





あの世界から脱出してから、早三日。正しく言えば早二日と1時間12分30秒後の7時12分30秒に僕は目覚めた。



「おはよー太陽ちゃん〜♪」



葵姉さんの膝枕の上で。ちなみにこのパターンで起きたのは実に125回目だ。


「太陽ちゃん♪おはようのチュー」


1つ言わせてくれ・・・・・・


「ふざけるな!!!!!!!!!!!」


僕は葵姉さんのあごのアッパーをくらわせてやったぜ!!


「もう、太陽ちゃんったら照れちゃって♪」


「照れてねぇよ!?呆れてるんだよ!!」


「太陽ちゃん、嘘は駄目よ」


何を言っても駄目だこのバカ姉は。


「太陽ちゃん〜♪」


バカ姉が飛びついてこようとした、その時。


【ガチャリ】


ゆっくりとドアが開いた。


「お兄様!!」


と元気に入って来たのはmy sweet sister 進道 優(しんどう ゆう)である。


「助けて優〜」


「大丈夫ですかお兄様?」


「葵姉ちゃんがいじめてくるよ〜」


言っとくが僕はシスコンじゃないよ。








ホントだよ!!


すると突然優は葵姉さんの方へ歩きだした。


「お姉様♪」


「は、はい・・・・」


「いじめは良くないと思います♪」


「えっとその・・・・」


葵姉さんが口ごもる。ちなみに葵姉さんの暴走をおさえることができるのは優か今は亡き母さんだけである。


「す、スキンシップなのよ!」


「スキンシップですか?では、私も参加させてくださりますか?」


「イイエ、ケッコウデス」


「遠慮なさらないでください♪」


葵姉さんの顔が青ざめる。そして葵姉さんが足を引っ張られて妹の部屋に引き込まれようとしている。


「太陽ちゃん〜助けて〜!!」


「お兄様、お先に朝食をお食べください」


「あ、ああ。分かった・・・・」


「助けて〜!!」


僕に助けを求める声はピタリと消えるのであった。



これから少し更新が遅れます。

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