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太陽の普通じゃない日常  作者: 土屋 ハヤト
1章 道化師たちのプロローグ
30/34

28話 新学期の憂鬱

前回のあらすじ


「宿題?フッ愚問だな・・・・終わってないさ」


Side 太陽


「新学期か?ストレス溜まるんだろうな・・・・」


いつもそうだ。新学期はなにかトラブルが起きる。春だって新学期そうそう入院したし・・・・・


~授業~


「お前らよく生きて帰って帰ってきたな」


「何?そのセリフ!?」


「みんな夏休みはどうだったか聞くから答えろ。まず太陽」


いきなり当てられた!?


「えっと海水浴に行ったり、夏祭り行ったり、肝試しに行きました」


あれ?トラブルだらけだ。


「そうかそれは普通の答えだな・・・・つまらん」


「面白さを求めるな!!」


先生はそれをうまくスルーした。


「次は風」


「えっと合宿に行ったり、キルギスに行きました」


「キルギスって珍しいな」


先生知らなかったんだ。皆キルギスに行ってたから、てっきりまた先生が仕組んでたと思った。


「俺がチケット渡したの蓮華だけなんだが・・・・」


「絡んでた!?別の奴と絡んでた!?」


やっぱり何かしてたよこの人。


「次は面白みないけど雫」


「面白みって何よ!!そんなの求められても困るわよ!!」


確かにそう思うけど、どうせお前ストーカーしかしてないんだろ・・・・・


「えっと大阪に遊びに行ったり、キルギスに行きました」


【ストーカーだなー】と皆心でつぶやいてるはず。


「しかし、雫が大阪って意外だな・・・・・」


「なぁ太陽」


「どうした蓮華?」


「風の合宿の場所大阪じゃなかったか?」


「・・・・・・・・・・・・・」


なんか納得。


「次は蓮華」


「俺かキルギスとプールに行った」


きっと泳ぐ練習してたんだろうな。


「ちなみにキルギスはどうだった?」


「まあまあよかったぜ・・・・」


僕もキルギス行こうかな?


「次は桜」


そろそろ飽きてきたみたいだ。


「私はマジックの練習とか黒魔術をやりました」


マジックはいいとして、黒魔術ってなんだ!?









そもそもこいつのマジックは良くなかった!!


「ちなみに舞さんには黒魔術は向いていませんでした」


「やったのかい!!ってか僕の幼馴染にやらせるな!!」


「ウズくん。私のことそんなに心配・・・・・」


「僕に何か被害があったらどうするんだ!!」


「私じゃなくて自分の心配!?」


もちろんだ。どうせその被害の大半は僕が受けるんだから。


「黒魔術か。先生も良くやるぞ」


突っ込まない。どうせそうだと思った。


「後はキルギスに行ってきました」


まぁ、雫がストーカーに行ってるならついて行って当然だろ。


「蓮華さんとの昼食が一番楽しかったです」







えっ?








たぶん続かない。








「俺の夏休みの話聞けよ!!」





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