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太陽の普通じゃない日常  作者: 土屋 ハヤト
1章 道化師たちのプロローグ
27/34

25話 旧校舎で肝試し 後編



前回のあらすじ


「「幽霊なんて怖くないんだからな(ね)!!!!!!!!!」」







Side 風


俺はしたたる水の起きる場所に来ているのだが・・・・・


「床痛んでるじゃないか・・・・・・」


床が落ちないように気をつけないとな。


「薄気をつけろよ。足踏み外しても知らないよ」





その時俺は気づかなかった。


薄がいないことに・・・・・・・・






Side 太陽



「雫」


「何よ」


「僕は全力で帰りたいんだけど」


「あんた、もしかして怖いの?」


「怖いとかそんなんじゃなくて」


「じゃあ何?」


「全裸の拓朗くんってさ・・・・」


「言わなくていいわよ」


俺の目の前にいる拓朗くん。


「拓朗くん教頭やん・・・・・・」


「私トラウマになりそうだわ・・・」


「俺は吐きそうだよ」


「トイレで良かったわね」


「君たち違うんだ僕は変態じゃない」


「「うっさい変態」」


教頭に全力で罵倒を浴びせる僕と雫。


「どっからどう見ても変態でしょあんた!!」


「僕も幻滅したよ!!教頭先生は校長先生と違ってまともな変態だと思ってたのに」


「思ってたのかお前ら!!」


「「ハイ、生徒一同そう思ってます!!」」


「クソ、このことを知られたからには・・・・」


「知られたからには・・・・・・」


「私と一緒にベッドの上で・・・・・・・・」


「あんたが棺桶の中で寝てなさい!!」


雫のアッパーで教頭KO。


「帰りましょ」


教頭先生。僕は忘れません・・・・・・・







教頭先生の名前が拓朗ってことを。






とにかく後は反対の階段を降りて戻れば終わりだ。


「アァァァアアァァァァアアァァアァァァァァ!!!」


突然大きな叫び声がする。


「この声は薄じゃない」


「雫行こう!!」


僕と雫は声のした方に走り出した。


僕たちは下の階まで数段飛ばしで降りる。





所までは良かったのだが。


「あれっ!?」


しまった!!消える階段!?


「太陽!?」


僕は暗闇に落ちていった。














水の音が聞こえる・・・・・


「痛い・・・・・・」


僕の下には一面草が生えていてそれが衝撃を抑えてくれたらしい。


「ここは廊下?」


僕がいたのはさっきの校舎より古い感じに見える。


「出口はどこだろう?」


「こっち」


「あ、ありがとう」


・・・・・・・あれ?


僕の前にいたのは色の薄い、半透明の女の子だった。


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」






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