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太陽の普通じゃない日常  作者: 土屋 ハヤト
1章 道化師たちのプロローグ
21/34

19話 旅行バスに乗ってるのは大抵騒ぐ奴か寝てる奴

感想・ご指摘お願いします。

前回のあらすじ


超えなきゃいけない壁がある。だから超えようウスを踏んででも。


「まて、いい感じにやってるけど、俺の扱い酷くないか」



〜side太陽〜


「・・・・・ご」


「・・・・・・で・・・・・・り」


「・・・・・・・・・こ・・・・・れ」


あれ?どうしたんだ僕?


「・・・・・・ご・・・」


「・・と・・・・・・こ・・・」


「・・・・ほ・・・るき・・・」


なんだよこれ。なんなんだよ。


「ウズ起きて」


寝てただけかよ・・・・・・


「ほらウズ。海がきれいだよ」


この舞の言葉から察する様に、今俺たちは風我利海岸に小型二階建てマイクロバス向かっている。


「しかし同じ市内なのに二時間以上かかるってどうなのさ」


「しょうがないよウズ。でもウズ車に乗って30秒で寝るなんて二時間なんて関係ないじゃない」


「自分でも駄目な眼鏡君とタイマンはれると思うよ」


「流石ウズ!!あのあやとりと射撃しか能がない眼鏡様と互角なんて!!」


「舞お姉様。そこで舞お姉様が乗り出してしまったら、収集つきません」


「しかし2階は静かだな~」


「メンバーがメンバーだからね」


「どこかの誰かにも見習って欲しいものです」


「まったく。どこの誰だ」


「お兄様のことです・・・・・」


「うるさいと言えばウスは?」


ここで僕達の席だが、運転席に先生。


1階には、僕、優、舞、ウス。


2階には、葵姉さん、風、蓮華、雫、桜である。


あのブラコンの葵姉さんが僕の近くに居ないかと言うと・・・・・


「太陽ちゃん!!!一緒に座ろ」


「遠慮します。結構です。拒否させていただきます」


「そんなこと言って~」


しつこい。


「優、葵姉さんをなんとかして」


「ちょっと太陽ちゃん。それは卑怯じゃないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」


「ウズいいのあれで」


「いいんだよ」


「終わりました」


「葵姉さんは落ち着いた?」


「はい!ちゃんと鎖で縛っておきました」


「そ、そうか」


今更ならがどこかで教育を間違えたかもしれない・・・・・・・・・・



ということがあって優雅な睡眠を送れた訳だが。もう一人の問題児というと・


「フフフ・・・この通販で買った眼鏡を使えば・・・・・」


「使えばどうなるんだ」


「勿論水着が透けて見えるになるに決まってるじゃないか太陽ってえぇぇぇぇぇぇぇぇ」


「没収だ」


「そんな・・・・6万もしたのに」


まったく。


「お~い太陽」


「先生どうかしましたか?」


運転席から先生が話しかけてきた。


「あと10分くらいで宿に着くからあいつらに降りる用意しとけと伝えてくれ:


「・・・・・・・・・・・・・・」


「どうした太陽?」


「いや~久しぶりに先生が教師らしいことを言ったと思って」


「降ろすぞ。ここで」


最後のセリフがやけに生々しいな。


「お~いみんな。そろそろ宿だぞ」


「もう宿なのか」


蓮華はもうほとんど用意してるな。


「やばい。早く荷物まとめないと。雫それ取って」


「はい。あ、風それ取りなさい」


「あいよ」


まったく用意してなかったバカ二人。


「撲殺」


「銃殺」


「斬殺」


何か怪しげな会話をしている桜と葵姉さん。


~10分後~


「すみません先生」


「どうした太陽」


「さすがにボロすぎやないですか」


そこにあったのは、今にも崩れそうな宿だった。


「しょうがないじゃないか。この人数で3万の格安だぞ」


「曰く付きとかじゃないでしょうね」


「・・・・・そんなことは・・・・・・ない」


「なに!?その変な間!!」


「そんなことよりウズっち!!早く泳ぎに行こうぜ」


「まって!!そんなことじゃなくて僕にとっては一番重要なことだよ」


「そうだ。こういうことは大切だぞ」


「さすが蓮華!!分かってる」


「とにかくいこうよ」


「まって舞。そっちは女子更衣室ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」


「ウス。俺たちは着替えるか」


「そうだな風」


「僕は放置ですかぁぁぁぁぁごめんなさいぃぃぃぃぃぃ」


〜side蓮華〜


しかし、もう海に行くのか。この日まで何の対策もできなかった。なんであんな安請け合いしたんだ。






本当にどうしよう。



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