14話 ナース服を着ると女子のクオリティ上がるよね(後編)
無理やりです。
前回のあらすじ
勝利を求める闘い。萌えを求める闘い。めんどくさい闘い。
それぞれの闘いが、今始まる。
〜side太陽〜
ウスが再起不能状態に陥ったため、僕が司会をすることになりました。
「エントリーナンバー2番、天上院桜さんです」
「みなさん、お元気ですか」
登場した桜は、うまくナース服を着こなし、手に
鞭と首輪を持っていた。
「おぉぉぉぉぉぉ!!きたーーーーー!!」
どうしたのいきなり。
「あの鞭で打たれてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」←ウス
「あの首輪で束縛されてぇぇぇぇぇぇぇ」←先生
こいつらはバカな上に変態の様だ。(まぁ、知ってたけど)
「この、けがわらしい豚ども」
「「ウォォォォォォォ!!!!」」
帰っていいですか?ダメですか。そうですか。
「「10点」」
また10点かよ。
「桜もうまく着こなしてますね」
あれ風?いつメガネかけたの?
「言うまでもありません」
「しかし、その手の拷問具は一部のマニアの興味をそそりますが、一般の患者さんからしたら、ただの恐怖対象です」
風なにか変な物食べた?
「なので7点でしょうか?」
いろいろ言ったわりには点数高いな。
「・・・・」
でも、いろいろ言われてショックみたいだ。そのまま無言で部屋から出て行った。
「次はエントリーナンバー3番優です」
「「ウォォォォォキタァァァァァ!!!!」」
「が、優のナース服をお前なんかに見せる訳にはいかないので、かわりにエントリーナンバー4番の雫で我慢してください」
「「なんだ・・・・」」
「なんで私が変わりなのよ。そして、なんでがっかりするのよ」
うん。思った通り。
「なぁ。風どう思う?」
「ん?あ?いいんじゃね?」
あ、風が戻った。あれ?さっきのメガネは?
「そう♪ならいいや♪ララララァ〜〜〜〜」
テンション高いな!!でも、あのバカ2人よりはいいや。
「最後はエントリーナンバー5番舞です。どうぞ」
「はは、ちょっとはず「10点」え、何?突然!?」
「気にしないでくれ」
「ウズがそういうなら」
「けど、まあ・・・なんだ・・・その似合うな」
「え・・・・あ・・・・うん、そうかな」
「「・・・・・・・・」」
「「「「「なんじゃ、この空気は!!!!!」」」」」
はっ。僕はいったい。あれ?なんで桜と葵姉さんとついでに雫がいるの。
「まったく。太陽ちゃんは司会でしょ。早く審査に戻りなさい」
「はい葵姉さん」
葵姉さんが久しぶりにまともなことをいってるんだ。ちゃんとしないと。
「風、得点を」
「いままでの人達と違ってますね。まともです」
たしかに同感だ。で、そのメガネはどこから出したの。
「12点」
「は?」
「・・・・・」
「え?だってこれ30点満点だろ?っかナース服なら見慣れてるし、あまり好きじゃないんだよ、あれどうしたあのいいhsぢhlでぃあhhdっほあはほはおいほhp、助けて!!」
風はかなり勘違いしてたようだ。
〜NOside〜
「ここが常夜市か」
常夜市の北にそびえる山、白楼山。その中腹にある高台に1人の男が立っている。
「ここにいるのか」
その男は。
「創視者」
金髪、灼眼でメガネをかけた。
「俺の求めるものが見つかればいいが」
風に似た男だった。
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