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営業マン

作者: 雉白書屋

 ――コンコンコン


「はぁーい」


「あ、どうも、こんにちはーっ。私、ちょぉーっとお話させていただきたいと思いましてぇお伺いさせていただいた者なんですけどもぉ」


「せーるすぅですかぁ? おことわりでーす」


「まあまあ、そう言わずにお話だけでもぉ。ええと、ちなみに他の方とかはおられますかぁ?」


「るすばんちゅうなの。だれもいれるなって」


「ええ、ええ、はーい、入りませんとも。玄関で大丈夫ですっ」


「じゃあ、いいよぉ」


「ありがとうございます。それでですね。じゃあ、今回おススメする商品はこちらなんです、ええ」


「んー? おくすりー?」


「ええ、そうです。でもただのお薬ではございません。飲むだけで幸せになれるお薬なのです!」


「ええーへへへへ」


「あら、信じていらっしゃらないのはご尤も。ですがね、実は私……宇宙人なんです。ほら、証拠にこの帽子の下は」


「しょっかくだぁー! むしみたーい!」


「ええ、ふふふ、本物ですよ。ええ、それで、ここだけの話というわけなんです。はい。

こっそりとね。本当は駄目なんですけどね。この辺りの星は禁止区域でして。

原始的すぎるとか、ええ、ふふ、失礼を。

ただ、今月の営業成績がちょーっと厳しそうなんでね、ええ。

まあ、実は他の会社もやってることですし、見つかってもまあ罰金で済むでしょう。

ま、それはいいとしてすごいんですよこの薬。

たった一錠飲むだけで体の疲れや不調はどこへやら。

多幸感に包まれ、眠くもならず、やる気やアイディアも、と、どちらへ?」


「これー」


「なんです? これ、はあ、そうすると、え、でも、いいからいいからって

あの、やめ……あ、あはぁ、これは、うん、すばらしい。

ええ、うふふ、あはは、えへ、えへへへへへへへへへへ」






「うっーす、戻ったぞ、あ、おいおいおい……」


「あ、ぼすー、さっきね、うちゅうじんがきたよー」


「お前、まーたヤクをキメてたのか」

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