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第八話 『栄誉の壁画』

登場人物紹介

◇アリエラ

主人公。魔王軍四天王最強の怪力と頭脳を持つ紅一点。

褐色肌に短めの黒髪に猫のような紅い瞳の獅子獣人。

魔王軍には気さくに話せる同性が少ないのでピチカは結構貴重な存在。


◇ピチカ

蒼い髪と瞳にギザ歯が特徴のアクセサリー付けすぎなギャルっぽいハーピィ。

異世界転生者。チートスキル『楽々御粧し』の使い手。

流れで魔王軍に所属することになっちゃった。

 


 ◇



 ウーヴ皇国名物である〈麒麟震天脚(きりんしんてんきゃく)〉修行者の震脚による地揺れでアリエラとピチカは朝早くに目覚めた。

 朝から夕方までは夜に修行をしている物たちとは比較にならない練度の達人が修行をしている為、町から離れた荒野までもが揺れたのだ。


 その所為(おかげ)で冒険者チーム『パリピ☆愚連隊』は昼前に目的地のギルド管理下魔窟(ダンジョン)『栄誉の壁画』のある洞窟に到着した。



 『栄誉の壁画』──……単なる洞窟壁画としての発見は数百年以上前の事。


 壁画は赤い顔料を指で直接壁に塗ったような荒々しい画風で左から右に向かって『人間の剣士』『人馬(ケンタウロス)の女槍兵』『鳥人の弓兵』『巨人の格闘士』『火を吹く赤龍』を討ち倒す種族・人数・装備様式全てバラバラの者達が描かれていた。


 発見当初はあまりに荒唐無稽な内容──特に無名の猪鬼(オーク)が巨龍の頭を棍棒で叩き潰している画──が描写されていた為、古代文明で流行った架空の物語の壁画なのではないかという説が有力視されていた。


 しかし発見から五十余年が経過したある日、洞窟を訪れた行儀の悪い冒険者が直接触れた瞬間壁画の中に引き摺り込まれた事により魔法の壁画だと判明した。


 引き摺り込まれた冒険者はすぐに排出されたが「壁画に描かれた剣士に斬り殺された」と証言し、その証言通りに衣服や装備品が破損しており、生命を脅かしはしないものの実害はあるので冒険者ギルドがダンジョン認定し管理下に置かれた。


 その後の調査でこの壁画は「内部の敵が最速で倒された瞬間」を描く魔法が掛かっている物だと結論付けられた。


 現在は「かつてこの地に栄えた文明の兵士の訓練に利用された物だろう」という説が有力視され、腕に自信のある冒険者や武芸者(※冒険者でない者は要入場料)が自分達の姿を壁画に残すべく日々挑戦を続けており、特に冒険者は五つ中三つの画には現役の特級冒険者が描かれている事もあってか対抗心を燃やしている。



「──というのが当ダンジョン『栄誉の壁画』の来歴でございます。

 あっ確認取れました。

 三級冒険者ピチカ様と()()冒険者アリエラ様のチーム『パリピ☆愚連隊』ですね……アリエラ様昇級おめでとうございます」 


 広々とした洞窟内に設けられた簡素な消耗品売り場に併設された冒険者用の受付に身分証明をするために荷物と冒険者ベルトを預けた『パリピ☆愚連隊』はアリエラの昇級を告げられ、アリエラは赤色のベルトを受け取った。


「昇級するような事をした覚えはないのだけれど……」

「アレじゃない? 船の護衛のときにアーちゃんが瞬殺したでっかい魚人ゾンビみたいなヤツ。

 『ゲダの指』とか言ってたし」


 ピチカの口にした『ゲダの指』という言葉に受付嬢が驚きの声を上げた。


「えっ!? 『ゲダの指』の構成員を!?

 なるほど……それで任務失敗なのに昇級を……」

「何か言ったかしら?」


「あっ いえ……アハハ……あっ! 前の挑戦者が壁画から出て来ましたよぉ! さあ後がつかえてしまいますのでお早く!!」

 失言を誤魔化す受付嬢に急かされた二人は洞窟の奥へ向かい壁画の前に立った。


「なんだか思っていたダンジョンとは結構形式が違うのよね……」

「ねー。ダンジョンってかボスラッシュのタイムアタックってカンジ?」


「まあ戦うだけなら探索より得意だから問題はないのだけれどね……ピチカ 勝負服に着替えさせてくれる?」

「オッケー☆ あーしも着替えよーっと」


 そう言ってピチカは【楽々御粧し(ドレスアッパー)】で旅人装束から踊り子衣装に着替え、アリエラの服も赤布・黒革・黄金の部分鎧で構成された女剣闘士(グラディアトリクス)衣装に換装した。

 冒険者ベルトはピチカは脚首に、アリエラは二の腕に装着した。


「せっかく挑戦するのだから壁画の全てをワタクシ達に塗り変えてしまうつもりで行きましょピチカ」

「いいねー! よっしゃ〜行くぞー☆」


 アリエラはピチカを見遣りながら不敵な笑みを浮かべ、触れると水面のように波打つ壁画の中へ迷いなく進入しピチカもそれに続いた。

 


 ◇



 『栄誉の壁画』の内部に入った二人の視界には果てが見えない程の広大な丘陵地と澄んだ青空が広がっていた。

 だがあくまでも作り物なのか草の青臭さも鳥や虫の気配もまるで感じない寂しい空間だった。


「最初の相手は人間の剣士のはずだけれど……」

「見当たんないね〜……あーし空飛んで探してくるね!」


 ピチカはあっという間に豆粒のような大きさに見える程に飛び上がり、上空を旋回して索敵を開始した。


(すごい加速だわ……異世界転生者は身体能力が高くなりやすいとは聞いた事があるけれど……戦闘系の神業(チートスキル)を持っている訳でもないのに大したものね。

 あの蒼い髪と瞳からして……『風の女神』の巫女だったりするのかしら……って詮索している場合じゃないわ。

 ワタクシは地上から草の陰に敵が隠れていないか警戒しなくちゃ)


 余計な事を考え始めた自分を諌め、アリエラも聴覚と嗅覚を頼りに耳を立て鼻を小さくヒクつかせて周囲を探り始めたその時──……


「見つけたー!! アーちゃんのえーっとぉ……三時の方角の丘の向こうになんかいるよー!!!」

「でかしたわ!」


 返事と共にアリエラは魔力を溜め脚先から爆炎を放った勢いで跳び上がり、ピチカの言った方角に毛皮を腰巻きにした原始的な服装とそれに似合わぬ鉄剣を携えた厳つい髭面の剣士が立っているのを確認した。


 剣士もピチカとアリエラの姿を確認し鉄剣の切先を向け語り始めたのだが────……


「ふん! 鳥女に獣女(けだものおんな)か!

 まぁ良かろう!! 勇士たる資質を゛ヲ゛────(ボッ! ビシャッ!)ッ!?」

 空中で再び爆炎を放ち急接近してきたアリエラの大振りの(テレフォン)パンチが顔面に直撃し、わざとらしい程に赤い液体をぶち撒け沈黙した。


 この瞬間、外では壁画が“蛇人(じゃじん)の特級冒険者『不死身のヤブキチ』の一刀両断による撃破”から、“アリエラのパンチによる撃破……あと飛んでるピチカ”に変化し、待機していた者達から歓声が上がった。


「ぅえぇ!? はっや!! コレ新記録いったんじゃない!?」

「(血ではない……壁画の顔料?)……ピチカ! 次の敵は!?」


「六時の方向!! ヤリ持ったポニテのケンタウロス!! 次はあーしもやるぞー!!!」

 ピチカのやる気に満ちた叫びに反応したケンタウロスの女槍兵は両手に持った黒曜石の槍の内一本をピチカ目掛けて投擲したが、ピチカは空中で身を捩って回避に成功した。


「あっぶな!! ……って、あ──」

「やるな鳥女!! 次は躱せるかナ゛──(ゴりゅッ)ぐゅッ……!?」


 ケンタウロスの槍兵は上空のピチカに気を取られるあまり、手足と顔を獣化したアリエラの接近に気付かず、あっさりと首を噛みちぎられ血液代わりの赤い顔料を撒き散らして横たわった。


 この瞬間、壁画は“首無し妖精(デュラハン)の特級冒険者『首愛でるカメリア』の処刑剣での斬首による撃破”から、“獣化したアリエラの噛みつきによる撃破……あと槍を回避するピチカ”に変化し、周囲からは驚きの声が上がった。


「がッ……!? ぺッペッ……!

 つい癖で血を啜ろうとしてしまったわ……!」

 血ではなく顔料を口に含んでしまったアリエラは急いで吐き出して口を腕の体毛で拭った結果口周りと腕がベッタリと赤く染まってしまった。


「またとられたー!! てかアーちゃん顔こわっ……。

 次の相手は鳥人のハズ……! 見つけたッ!!!」


 ピチカが見つけた次の相手である猛禽系鳥人の弓兵は上空に出現した為、場所を教えるまでもなくアリエラの視界にも捕捉された。


「次は私が相手をしてやろうッ!! 鳥女は兎も角、地を這う獣女では手も足も──「ガア゛ッ!!!!」──でぎゃあああぁアアァ!!?」

「ですよねー知ってた」


 鳥人の弓兵が矢を番えようとした刹那、獣化したアリエラの怒号と共に発した赫い雷と灼熱の業火で鳥人の弓兵は跡形もなく焼き尽くされ、それを見たピチカは投げやりな態度になった。


 外では“タカ鳥人四名の一級冒険者チーム『青嵐の鷹』(現役引退済)の弓矢の一斉射撃による撃破”から、“獣人がまるで火山雷でも吐き出しているような神話めいた光景”に壁画が変化し冒険者や武芸者たちがざわめき、ギルド職員はアリエラが要注意冒険者名簿に記されている理由の一端を理解した。


「あっ あっちの丘に次の敵出たよー」

「オぉオオオオおああァアア゛ア゛!!!!」


 すっかりやる気の失せたピチカが一応敵の出現を知らせると軽い狂戦士状態のアリエラは身長約4mの巨人の格闘士が仁王立ちする丘に跳躍し猛然と襲いかかった。


「良い跳躍だッ! さあ死合おうぞ──……むッ?」

 巨人の格闘士は跳んで来るアリエラに違和感を覚えた。

 遠くから近付いて来たというだけでは説明にならないほど明らかに巨きくなっている。


「おぉ〜……アーちゃん巨大化できるんだ〜」


 攻撃に巻き込まれないように距離をとって観戦していたピチカが暢気な感想を漏らしている間にもアリエラの体躯はどんどん巨大化して行き、身長は巨人の格闘士の約五倍にもなり艶やかな黒髪は荒々しい赤髪に変色し全身から火傷しそうな程の熱を放った。


「うっ……おおおおおおおぉ!!! こ゜ッッッ」

 精一杯叫びながら応戦した巨人の格闘士はアリエラの無造作な足踏みに潰され丘を赤く染め上げた。


 外では“ヘラクレスオオカブトの蟲人(むしびと)である特級冒険者『超角力士リッキー』のドロップキックによる撃破”から、“巨大な獣人が巨人を踏み潰す瞬間”の壁画に変わり全員が困惑の表情を浮かべた。



 そして最後にして最強の敵である巨大な赤龍は鳥人の弓兵と同じく上空に出現し、その長い体をくねらせながら急降下してきた。


「ギシャアアァアアアアアアアアァ!!!」

 赤龍はアリエラを見定め周囲の丘陵地諸共に焼き払わんとすべく特大の火球を吐き出したのだが──……



「ゴルォアァアアアアアアアアアァ!!!」

 アリエラの右眼に収束した赫い魔力が一筋の熱線と化して射出され、火球ごと貫かれた赤龍は「ジュッ……」という音と共に一瞬ヘビの串焼きのような姿になった後、盛大に炎と赤い蒸気をぶち撒けて爆散した。


 記録更新不可能と思われていた“麒麟の獣人(自称)『武皇帝ワン・チィリン』の逆鱗への蹴り抜きによる撃破”は、“獣人の右眼から発射された怪光線によって爆散する赤龍”の画に塗り替えられ武芸者たちは絶句した。


「アハ ハ  ハ   ハ    ハッ!!!」

 アリエラは大笑いし、

「ビーム出ちゃった(笑)ギャヒヒッ! ハァ……」

 ピチカは笑うしかなくなった。


 二人して笑っていると周囲が白み始めアリエラとピチカ以外には何も見えなくなってしまった。

 全ての敵を撃破したため『栄誉の壁画』外への強制排出が始まったようだ。



 ◇


 

 全ての敵を最速で撃破したアリエラはピチカを伴って壁画の外へ排出された。


 『栄誉の壁画』は生身の傷は現実には引き継がれず装備品の破損だけが現実化するという特性上、女冒険者が挑戦した際は称賛や心配するフリをしてセクハラをはたらくという負の慣習が存在するのだが、アリエラを怒らせたくないので群衆は遠巻きに称賛の拍手を贈った。


「随分と簡単なダンジョンだったわね。

 ……戦士達も赤龍も実物の半分も再現出来ていないんじゃないかしら」

「ヘェー……そーなんだあーし全然わかんなかったよー」


「ピチカ……? どうかしたの……?」

(べっつ)にぃ〜? どうもしませんケド〜?」


 冒険者となってから結果こそ出すが過程で無駄な損害を出しがちで、その謝罪や補償でよく迷惑をかけている自覚のあるアリエラは、損害も無く最上の結果を出せた事にピチカが喜ぶと思っていた。

 しかし実際には喜ぶどころか誰がどう見ても拗ねているピチカの態度にアリエラは困惑した。


 お互いどう声をかけたものかと表情には出さないものの少し気まずい空気が二人の間に流れ出したその時、受付嬢がカウンターからわざわざ出て駆け寄って来た。


「チーム『パリピ☆愚連隊』のお二方〜!!

 昇級査定を行うので冒険者ベルトをお預かり致しま〜す!

 ……どうかなさったんですか?」


「何も無くてよ……ピチカ ベルト外してあげる」

「んぁ……ありがと……」


 【楽々御粧し(ドレスアッパー)】を使えば簡単にベルトを外せる事は分かっているが、何か会話のきっかけが欲しいのでアリエラは敢えて手を貸し、ピチカもツッコミを入れずに手を借りた。


「では少々お待ちくださ〜い(なんであの二人気まずそうなんだろ……?)」


 受付嬢がカウンターの奥に引っ込むのを見送ったアリエラは努めて穏やかな声でピチカに話しかけた。


「……それで? ピチカはなぜ拗ねているの?

 またワタクシ何かやらかしたちゃったのかしら」

「いや……そーじゃないけどさ……チームなのにアーちゃんが強すぎてあーしいらない子じゃね?

 ……とか思っちゃったりして……あーしが思ってるだけじゃなくって周りの人からもそう思われてんのかなーって」


「……あのねピチカ。今のワタクシ達は戦闘員ではなくて冒険者チームなのだから戦闘力が全てではなくてよ?

 今日はピチカが索敵と囮役をしてくれたからワタクシが攻撃役を──……まあ狂戦士化して連携を疎かにしたのは悪かったわ。

 魔道具無しでも制御出来るようにしなくてはね」

「囮になったつもり無いんだけど……まあいっか☆

 ダルい態度とってごめんね」


「フフっ……よくてよ。

 そもそも『パリピ☆愚連隊』なんてチーム名なんだから外聞なんて気にしても仕方ないでしょう?」

「マジでそれな! ギャヒ────ヒヒヒッ!」


「もっと淑やかに笑いなさいな……」

女面鷲(ハーピィ)はみんなこんな感じだよ?

 てかアーちゃんもさっきバカ笑いしてたし!」


 いつもの調子が戻ってきたその時、興奮気味の受付嬢がカウンターに戻ってきた。


「おめでとうございまーす! お二人とも昇級ですよぉ!!

 まずはピチカ様! 二級冒険者に昇級です!」


 受付嬢は赤色になった冒険者ベルトをピチカに差し出した。


「え〜? なんか忖度してない?」

「素直に受け取りなさい。

 神器(チートアイテム)が査定してるのだから間違い無いはずよ」


「そうですよ! 人聞きの悪い!

 ……では気を取り直しまして……なんとアリエラ様はァ〜?

 デン! デケデケデケデケデケ(※ドラムロール)……

 ジャンッ! 特級冒険者に昇級でーッす!!! 快挙ですよ!」


 興奮し過ぎておかしなテンションになりつつある受付嬢はアリエラに紫色の冒険者ベルトを手渡した。


「フッ……ワタクシの実力なら当然よね」

「うざ(笑)でもまあそれはそう。

 また差が開いちゃったかー……」


「失礼しました……特級冒険者の誕生に立ち会えるとは思ってもみなかったものでつい……。

 追って冒険者ギルド総本部から集会の案内が届くと思うので二つ名の命名などはその時までお楽しみに」


「了解したわ。

 じゃあ少し早いけれど野営の準備よピチカ。

 とっておきの竜の骨付き肉で昇級祝いと洒落込みましょ」

「マジ!!? 竜の肉食べるの初めて!!」



 アリエラが特級冒険者となりまたヘコみかけていたピチカだったが、初めて食べる竜の肉──しかもそれが所謂「マンガ肉」であった事に感動し完全にいつもの調子を取り戻したのだった。 

◇蛇人

亜人の一種。

魔法で蛇の要素を取り入れた人々とその子孫達の総称。

外見は瞳や舌先がちょっと蛇っぽい程度の者から手足の生えた蛇の様な見た目の者まで幅広い。

関節が非常に柔軟で蛇人専用の武術も数多く存在する。

蛇率が高いとリザードマンと間違われる事が多い。

寒いのが苦手な者が多い。

特級冒険者『不死身のヤブキチ』はかなり蛇率が高い。


◇蟲人

亜人の一種。

魔法で蟲(節足動物)の要素を取り入れた人々とその子孫達の総称。

外見は六本腕(背中の翅含む)と甲殻に覆われた尾が特徴。

蟲率が高まる程に全身が鎧の様な甲殻に覆われる。

蛇人同様寒さに弱い。

特級冒険者『超角力士リッキー』はかなり蟲率が高い。

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