フェンゲについて
フェンゲとは、人々の思いが魔素の影響により具現化したもので、その姿形は醜い怪物のような姿から人間に近い姿までとバリエーションに富んでいる。
フェンゲの種類は以下の三つに分類することができる。
【獣型】
その名の通り、獣のような姿、或いは非人間型の怪物に変身する個体を指す。変身した姿も様々で、醜い怪物のような姿から半獣半人までバリエーションに富んでいる。フェンゲとしては不安定で、姿形を維持するために人の血肉を喰らう。
身体能力の大幅な向上が見られ、魔術師であっても苦戦する場合が多い。しかし、その一方で知能が極端に低下している個体も多いため上手く立ち回れば容易に討伐できる。討伐依頼が出されるのが最も多く、一般的にフェンゲというとこのタイプを指す。
ヤロチリーテと呼ばれる特定の縄張りを持ち、そこに入ってきた人間を襲って捕食している。獣型の名前の由来はこの性質からきている。基本的に縄張りから出ることはない。また、他のフェンゲが近づくと血が腐ったような匂いを放つ。
対処法は縄張りに近づかないこと。
【人型】
人型の怪物に変身する個体を指す。フェンゲとして安定しているため、人の血肉を喰らうことはなく、自らの欲望を満たすためだけに行動する。ごく稀に大規模な組織だった犯罪を引き起こすこともある。
獣型にはやや劣るが、身体能力の大幅な向上が見られる。また、反転の力という自らが持つ異端の力と真逆の性質を自らに付与できる能力を持っている。
縄張りを持たず、普段は人間として社会に溶け込むようにして生活している。
理性的に行動し、決まった周期、または計画的な事件を起こす傾向にあるが、一部には自らの犯罪を誇示したり、被害者の所持品や一部分を手元に置いておく個体も存在する。
【物体型】
物体に擬態したフェンゲ。人間を使役して活動する。
【ヤロチリーテ】
フェンゲの縄張り。場の残留思念や深層にある強い記憶が反映される不思議空間である。フェンゲが倒されると元に戻る。




