オキサア一覧
汝らに告ぐ。
甘き言葉で惑わす者をみだりに信じるべからず。
無償の施しをする者がいたらこれを疑うべし。
もし、これらの者が邪な心を持っているならば近寄るべからず。
しかし、もし、これらの者に尊き志があるなら、彼らを敬い、自らも同じ志を持ちて他者を助けるべし。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書九九五頁『伝言者への言葉』
ナタヤの川、神の嘆きによって溢れかえり街を飲むだろう。
助かりたくば丘に向かうべし。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書五頁『ナタヤ川の奇跡』
偉大なる王、自らの欲望に焼かれ、赤き王が支配するだろう。
やがて、赤き王も民により下され、国は散り散りに裂かれるだろう。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書一五〇頁『二人の王』
鳥が落ちるとき、大いなる国が小さき国を襲うだろう。
兵士は散り散りに逃げ、王は国を去るが、隣人は手を差し伸べず。
やがて、赤い泉が湧き、最後は神の炎に焼かれるであろう。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書一五一頁『堕ちた鳥』
氷に覆われた国が終わりを迎える時、黄の王が小さき島を襲うだろう。
王は鳥に命じて数多の死の塵を降らせ、世界は一日で冥界となるだろう。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書八〇〇頁『アドバント島碑文』
スカタよ。
汝、慢心することなかれ。
汝、戻ることなかれ。
汝、神より与えられた仕事を全うすべし。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書九九八頁『スカタへの手紙』
近い未来、戦争が起こるだろう。
しばらくして、南の国を雨が襲うだろう。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書一〇頁『牢獄の夢』
汝、果実を得るのであるのなら土畑を耕しなさい。
もし、土が硬いのであれば水を掛けなさい。
もし、水がなければ棚を調べなさい。
そこに探し物があるでしょう。
これ、我の言葉であり、神の言葉である。
――神言書二〇〇頁『ヲサンクへの言葉』