第213話 おまけコーナー
この話は後書きというか、作者の書き足りなかった感情をぶつける話なのですが、他の作品を含めてのネタバレとなりますので、ご注意ください。
さあはじまるざますよ。
(リィナ:以下リ)「リィナ吉、ナンシーのおまけコーナー。どうも、死んだけど生き返った女、リィナです」
(ナンシー:以下ナ)「死んだと思っていたけど、実は生きていた女、ナンシー・クロムウェル・アーチボルトです。『親の町工場を立て直そうとしていたが、志半ばで他界。転生した先も零細の貴族家だったので立て直します』からやってきました。それと、アシストのアル君です」
(アル:以下ア)「よろしくモビ!」
リ「って、そっちのアルかい」
ア「作者が『勇者と聖女の召喚に巻き込まれた品質管理のおっさんなんだが』を進めないので、こっちに来たモビ」
リ「そうそう。リアルな知り合いに普通の小説書けないだろって言われて、普通のやつを書こうとしていますからね」
ナ「作者、読むのは普通の異世界転生が好きなのに、自分で書くなら自分しか書けないものを書こうとしますからねえ。実はこの話も焼き直しで、元々は『期待外れギフトのせいで家から追い出されたので、ド田舎でスローライフをしたい。そう思っていたら、スキルで呼び出した妖精の思想が強めで、目の前が真っ赤っ赤に。ここはアジトじゃないんだぞ』っていう作品なんですよね。貴族の子供が期待外れのギフトだったせいで、辺境に追放されるっていう流れは一緒です。そこで共産主義革命に挫折した妖精と出会うか、三人のヒロインと出会うかの違いだけで」
リ「やはり美少女ゴーレムが出てきたのでPVが100倍くらい違いますね。私の功績です」
ア「いや、選定したネタだと思うモビ。60年代後半から70年代前半にかけての学生運動や革命運動とか、どこの読者に訴えているのかわからないモビ」
リ「書くのに費やした時間は期待外れの――の方が長いんですけどね」
ナ「活動家の話を聞きに行って、帰りに公安警察に嫌がらせをされる描写聞くだけで一日使っていますからね。それに、日大紛争で元田中理事と会話した話とか、ベトナム戦争の時、死亡したアメリカ兵の遺体を縫い合わせるバイトとか、他のネット小説にはない描写ばかりですね」
リ「その点、外れスキル――の方は取材とか無しで、作者の脳内で考え出されたことしかないので、書く速度はとても速かったですね。30万文字を書くのに一か月かかってない」
ア「まあ、アニパロもオリジナリティもなく、コメントもPVの割には少なかったので、作者としては不満が沢山モビ」
ナ「作者の書くためのモチベーションって、ランキングや評価やブックマークよりも、コメントであがりますからね。もちろん、ランキング、評価、ブックマークでもあがりますが、コメントが一番なんですよ」
リ「じゃあ、今後コメントがついたら外伝書きますとかいうので……」
ナ「無くても書きそうですが」
ア「作者、『俺の心の中のあ〇ほ〇さ〇るがまだ満足してねえ』って言ってるモビ」
リ「アニパロ無いって言いながら、作品全体があ〇ほ〇さ〇るのパロディだったんですね」
ナ「■田洋介をめざして挫折して、妥協してあ〇ほ〇さ〇るを目指すとか、上から目線も甚だしいですが」
ア「要素が薄まり過ぎてて、言わなければわからなかったモビ。童貞の心をつかむチョイエロが要素モビ?」
リ「だから、不満たらたらでここで愚痴っているわけですね」
ナ「それではみなさん、コメントお待ちしております」
ア「アルの出ている作品の話を進めろとか言われても、コンプライアンスの関係で難しいから、この作品についてのコメントに限定モビ」
リ「まあ、親の町工場――の方の続編を考える合間で書くんですけどね」




