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友達の家からコピー機のプリンタへ

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782


【カクヨム】

https://kakuyomu.jp/my/works


【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:友達の家からコピー機のプリンタへ


私はその日、約束通り、

友達の家に遊びに行った。

界隈を歩いていた時、

救急車のサイレンが鳴っていた。


「う〜さぶっ、」

とか言いながら早く友達の家へ。

友達の家は普通のアパート。

でも部屋に入れば

きっと暖房をつけててあったかい。


それを目指して歩いてたのだが…


(部屋の前)


「マナミー、来たよ〜。…あれ?」

インターホンを鳴らしても全く音沙汰なしで、

ドアには鍵がかかっており、

何度呼んでも出てこない。


「…どしたんだろ…」

電話で遊ぶ約束をしてすぐに来たのに

マナミは居ないようだ。

私の家からマナミが住んでる

このアパートまでは徒歩でも10分ほど。


「どっか行ったのかなぁ」

コンビニでも行ったんだろうか?なんて思いつつ

さっきの今でもあるので少し不思議に思った。


マナミは約束をちゃんと守る子で、

これまでの付き合いからこんな時、

部屋を空けるような事は多分しない。


さっきから救急車のサイレンが

また大きく聞こえ始める。


ちょっと気になった私は

マナミのことが妙に心配になり、

ドアポストが少し開いていたので

そこから部屋の中の様子を

ちょっとだけ探ってみた。


「なるほどね…」

チラシがドアポストに入ってたようで

それがはさまって

ポストが少しだけ開いてたみたい。


でも、部屋の中をそこから見渡しても

何も変わったところは無い。


「んーーよくわかんないなぁ…」

狭い視野で探索してるから

部屋の隅々まで見通せるわけもなく

もしマナミが部屋に居たとしてもよくわからない。


そう、私は少しこの時、部屋の中で

マナミがどうかなってるのか?

…なんて思ってしまったんだ。


「…まさかねw」

我ながら変なことを考えちゃったと思い、

「はぁ、しょうがないか」

さっきから電話をかけてもつながらなかった

マナミの事は少し横へおき、

また改めてマナミと連絡を取ろうと考えた。


(帰宅)


それから帰って、また私は自分の部屋でまったり。


「…にしても、やっぱりちょっと変だよね」

あれからマナミからはやっぱり連絡が無い。

こんな形で約束をすっぽかすような子じゃない。


「ホントどうしたんだろね…」

ちょっとすっぽかされたことに

イライラしながらも私は自分の生活に返る。


そのとき会社の資料作成のことを思い出し、

パソコンの前に座りファイルを開いていた。


「えーと、あそうだ、コピー機の電源入れなきゃ」

と思った直後…

「ビーーカタカタカタ!」

「わっ!」

急にコピー機が動き出し、

ウィーン!シャーカシャーカ!と言いながら

1枚コピーした紙が出てきた。


「な、なに?!」と思ったけど思い出した。

「そっか、前にインク切れて電源落としてたんだ!」

前にライトシアンが切れてしまったので

すぐ買い換える余裕も予定も無かった私は

ずっとピーピー鳴りながら

ライトシアン切れの表示を見るのも嫌になり、

わざと電源を落としていた。


でもコピーされたその文字を見た瞬間、

一瞬ワケがわからなくなり恐怖が走る。


「………え、なに、どう言うことこれ…」


(コピーされた用紙の文字)

今日、会えなくてごめんね。

私、やられちゃった。


こんな文字、打ち込んだ覚えは無い。


そもそもライトシアンが切れて

補充してないのに

なんでコピーされたんだ…?


「マナミなの?…これもしかして…」


その1枚をコピーした後

またコピー機はピーピーとインク切れの

ブザー音が鳴っていた。


「やられた…?」

この場合に考えるやられたの意味には2つある。

でもこの状況からして1つしか無い…?

と私は思った。


そしてもう1つ着実に思うこと。


「………マナミ…?」


彼女が今この部屋に居る…?

少なくともこの部屋に来た…?

コピー機を触ったから…?


人の常識・合理と超自然現象とを

交錯する形で考えてしまい、

私は気が動転しながらも、

おそらく消えてしまったマナミが

今でもここに居ることを

確信するように思って居た。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=7btwTM0sSVs

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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