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詩を書きました。お楽しみください!
ミソジニーもミサンドリーも持つ僕は、
女という生き物が嫌い。
女が嫌い。
だから、自分も嫌い。
深緑が眩ゆい季節は、とびきりのうんざりだ。
増えすぎた生命が
陽炎の連なりを成し、
県道二号を詰まらせる。
夏が嫌い。
だから、夕顔たちの夜光が嫌い。
煌めきの押し売りは
やめてくれ。
ウスバカゲロウは
愚か者。
ハリガネムシの無邪気な産卵。
遺伝子がどれだけ磨き抜かれても、
罪なき生き物の
集団自殺は鳴り止まない。
生殖なんて使命が
プログラミングされてるから、
この世はおかしなことになる。
次で完結します^_^
明日には投稿しますね