ジョン、ジョージ、聞こえるかい?
ビートルズの最後の新曲、NOW AND THENは、ビートルズがジョン・レノンの力を借りてビートルズを世界中にしっかりと確実に力を込めて、または愛を込めて送り出そうとする新しい船出のようなものかもしれない。
もはやビートルズは4人がビートルズのメンバーではなくて、『ビートルズを愛する世界中の人々がビートルズのメンバーなんだよ』という、4人からの愛のメッセージなんだとも思いたくなる。ビートルズという愛の戦士が持つ愛のたいまつを絶やさないように、今を生きる者たちや、あらゆる世代や、新しく生まれてくる命がビートルズの信念を引き継いでいくという使命に繋がるのかもしれない。
NOW AND THENはポールとリンゴが、もう一度、ジョンとジョージと一緒に仕事をしたかったという願いがあったのは間違いないけれど、ビートルズを世界中に送り届けたいという意味合いの方が強いように思います。
ビートルズ=ジョン・レノンだからジョンの意志を引き継ぐというのが正しいところかもな。でもね、ビートルズは4人だ。4人の願いが込められているんだとは思う。ビートルズは世界中に必要な心のオアシスであり、愛の象徴でもあるからね。
話が飛んで、ビートルズとは全く全然関係ないけれどさ、今、ふと思ったのは、テレビを見るより本を読もうぜってことかな。これは僕の意見さ。本は限りなく宇宙に近いよ。イマジネーションやクリエイティブになりたかったら絶対に本だよ。本の力は凄まじく凄いんだよ。本を読む事が大事です。
今のポールやリンゴはビートルズの仕事を全てやりきったという達成感があるのかもしれないね。でも、ジョンやジョージがいないという寂しさや虚しさも強く感じているのかもしれない。
生きるとは悲しいよ。生きるとは、本当に1人ひとりが孤独の中で生ききるということを、生きるという事なんだからね。
誰もが皆、孤独なんだ。それに人生はあまりにも短すぎる。本当に短すぎるよ。
ジョンやジョージの魂は何処にあるのだろうか?
ジョン、ジョージ、聞こえるかい? 本当に輪廻転生はあるのかい?
生まれ変わりなんてものはあるのか?
それはさ、それはね、正直に言って死んでみないとわからない。死んでからの楽しみにするしかないと思いながら命を全うするしかないんだ。余計な心配をしないで、生きることを生きるという感じだと思うよ。
命は貴重で儚いものです。限りある命を大切にして生きていく事が大事なんです。
つづく
ありがとうございます。