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15.天空闘技場

 さすがに、古に魔を封じ込めた霊峰というだけあって、モカッダス山には魔物が少なかった。戦闘はいつも通りバドル、カウィ、ファリスの三人でこなし、アスファは眠っている時間が増えた。そして、ザラームはというと、戦闘を援護しながらも、いっそしつこいくらいにアスファの傍を離れようとしなかった。


 甲斐甲斐しくアスファの世話を焼くザラームの様子は、さながら親子か恋人か。ハーディが彼らの隣で睨みを利かせているのもあって、表立って文句を言う者は誰もいなかったが、さすがに何日も続くと鬱陶しかった。


「すげー……変われば変わるもんだなー……」


 思わずポロリと本音を零したのはジアーで、マイヤも深い溜息をついた。


「こういうのを雨降って地固まるっていうのですわ。少々降った雨が酷過ぎましたけど」

「アスファちゃん本人はなにも変わっていないのにねぇ。周りを巻き込むこと、巻き込むこと」


 レイラが暢気な感想を述べる。誰もなにも反論できなかった。


「そういえば、天空闘技場での仕合ってどのように行われますの?」


 マイヤの質問に答えたのはハーディだった。


「勝ち抜き戦自体は毎日行われているが、決勝戦の開催日だけは決まっているんだ。一年に一度、年の瀬に行われる伝統さ。五回勝ち抜いて決勝戦に出場する権利を得た猛者どもが集まるんだ。熱い戦いになるぜ」


 レイラが声をあげた。


「年の瀬って、もうあといくらもないじゃない。間に合うの?」

「んー、ギリギリな。だから、三人には悪いが一発勝負だ。勝てば幸運、負けたら残念、また来年」

「えぇっ!?」


 あまりの事態に、マイヤとレイラは絶句する。勝負の行方が明暗を分けるジアーは言わずもがなだ。


「失礼なヤツらだな。勝てばいいんだろう、勝てば」


 文句を言ったのは戦闘から戻ってきたカウィだ。バドルも不機嫌そうに口を開いた。


「あまり私たちを見縊らないでほしいな。それだけの鍛錬はしてきている」

「組み合わせの運不運もあるだろうが、私としては、必ずや王子に勝利の栄冠を」

「ん、頼りにしてる」


 ファリスの忠誠にジアーは鷹揚に答えた。


「んー、まぁ、元々勝ってもらうつもりで来ているんだし、見縊っちゃいないさ……そら、闘技場が見えてきたぞ」


 モカッダス山の山頂、その平坦部に闘技場は建っていた。切り立った岸壁の上、どこか神殿のような荘厳な佇まいに、思わず身が引き締まるような気さえする。


「ん……」


 身じろぎしたアスファに、ザラームが尋ねた。


「大丈夫か、アスファ。どうやら天空闘技場とやらに到着したようだ」

「……そっか。うわ、さすがに寒いな。防寒具買ってもらっていてよかった」


 どこか間抜けなアスファの言葉に、緊張していた空気が和む。


「よし……バドル、カウィ、ファリスの出場登録をしてサマーァを休ませよう。三人とも、体調は万全か?」


 自分の体調が一番不安だろうに、それを微塵も感じさせないアスファの言葉に、三人は思わず笑うのだった。


「結構人がいますのねぇ」


 マイヤのおのぼりさん丸出しの感想に、ハーディがカラカラと笑った。


「そりゃそうさ。国中から剣士とその関係者が集まっているんだから。血の気のあり余った野郎どもにとっても娯楽のひとつだしな。まぁ、ときにはバドルちゃんのように女性の剣士もいるにはいるが……うーん、右を見ても左を見てもむさい男ばっかりだ。残念……」


 ちなみに、モフモフした毛皮の外套を着込んだアスファは、同様の格好をしたザラームの肩に抱えあげられていた。必然的にザラームの頭に縋りつく羽目になり、周囲から向けられる好奇の視線が気になって仕方がない。


「ザラーム、自分で歩ける」

「変な遠慮はするな。動き回るお前を常に見張っておくより、こちらのほうが俺も楽だ」

「それはそうかもしれないけど……」


 親にもこんな風に抱きあげられた記憶などないというのに、恥ずかしいことこのうえない。それなのに、ザラームが至って平気な顔をしているのを見ると、恥ずかしがっている自分が馬鹿みたいに思えてくるから不思議だった。彼の体温がとても温かくて泣きそうな気分になる。思わず、残酷な賭けをさせられていることさえ忘れてしまいそうになるくらいには。


「あの、ザラーム……」

「?」

「……なんでもない」


 アスファの小さな声に、ザラームは胸の奥を掠められたような気がした。


 聞けなかった。ザラームが自分に優しい理由が罪悪感なのか、それとも同情なのか、ということなど。つらそうな顔をしたアスファの表情に、ザラームが気づいて言葉をかけようとしたときだった。


「おーい、登録が完了した。すぐに仕合だと!」


 少し離れた場所でバドルが声を張りあげている。アスファも叫んだ。


「健闘を祈る!」


 バドルとカウィが親指を立てたのが見えた。ファリスもこちらを見て微笑んでいる。


「さぁ、応援に行こう」


 アスファたちはゾロゾロと観客席へと向かった。闘技場はすり鉢状の建物の中心に武舞台があり、そこから離れた円周状の高い位置に観客席がある。


 一人で座らせてくれればいいのに、ザラームはアスファを離してくれなかった。仕方なく彼の腕の中に収まったまま仕合を観戦することにする。


 関係者特権で最前列を確保し、これから始まる仕合にアスファは胸を躍らせた。


 バドルたち三人が闘技場内に入場すると、会場内がざわついた。


「なんだぁ? 女子供じゃねぇか」

「大穴だな」

「楽勝だぜ、こんなの」


 今ばかりは周囲から聞こえてくる罵詈雑言も気にならない。何故なら、あの三人は本当に強いのだから。


「挑戦者の第一仕合、始め!」


 仕合が始まった。歓声渦巻く闘技場が、しん、と静まり返るまで、さして時間はかからなかった。


「さすが、鮮やかな手並みだな」


 アスファが満足そうに笑う。バドルとカウィとファリスの三人は、瞬く間に五仕合連続で勝ち抜いたのだった。



 見事、五仕合連続で勝ち抜いたバドルたちには、決勝戦に出場する権利が与えられた。こうなれば、後は決勝戦当日まで野営して待つばかりだ。決勝戦までは今日を入れて、あと三日。本当にギリギリだった。


「お疲れ様!」

「三人とも、さすがですわ!」


 レイラとマイヤが口々にバドル、カウィ、ファリスの三人を労う。


「当然の結果だ……とはいえ、決勝戦にはこれ以上の猛者どもが控えていると聞く。気を引き締めなければ」


 カウィがそう言って自戒した。ファリスもそれに頷きを返す。


「あれ、アスファは?」


 バドルが尋ねると、マイヤがため息をついた。


「それが、仕合が終わるなりストンと眠ってしまったんですの。どうやら、また無理をして起きていたみたいで」

「あぁ、それでジアーとザラームとハーディがいないのか。女性二人を置き去りにするとは、あいつらめ……」


 思わず目を眇めたバドルに、レイラが茶化す。


「いよっ、バドルちゃんたら男前! 仕方がないよ。あいつらのお姫様の危機だもん」

「それにしたってなぁ、一緒に連れて行くくらいしたらどうなんだ」


 気が収まらない様子のバドルに、マイヤがやんわりと口を挟んだ。


「それは、わたくしたちが残ると言ったのですわ。ほとんど必要ありませんけど怪我があれば治せますし、バドルたちが闘技場内で迷子になってはいけませんもの」

「ここで迷うほど、僕たちは子供じゃない」


 言い返したカウィに、バドルとファリスがあっさりと口々に告げた。


「まだ子供だろ」

「子供だな」


 怒りでプルプル震えているカウィを余所に、バドルはマイヤに尋ねた。


「それで、私たちの野営地はどこなんだ?」

「天幕を張ったら、ハーディが迎えに来るとか言っていましたけど……」


 そのときだった。


「おーい、マイヤお嬢さん、バドルちゃん、レイラちゃん、野郎ども、探したぜー!」


 まるで見計らったかのような頃合いでハーディがやってきた。


「俺たちの天幕はあっちだ。さっそく移動しようぜ」

「……いつも思うが、ハーディは私たちの会話が聞こえているかのような頃合いに来るな。どうなんだ?」

「あ、それ、あたしも思った!」


 バドルの質問に、レイラが興味津々で乗っかる。だが、ハーディは飄々として嘯いた。


「ん? 頃合いのよさの見極めは、いい男の必須条件だぜ? この俺が外すわけねぇだろ」


 軽い。やっぱりただの偶然だ。マイヤたちはそう思ったのだった。


 天幕は闘技場から近すぎず遠すぎずといったちょうどよい場所に設けてあった。中ではアスファがぐっすりと眠っている。もちろん、その傍にはザラームがいた。


「なんかもう、見慣れすぎてツッコむ気力さえ起こらねーわ……」


 そう言いながら、自らもアスファの近くに不貞腐れて丸まっているのはジアーで。ハーディがからかう。

「おや、お子様には興味ねぇって言っていたくせに。宗旨変えしたのか?」

「違ぇーよ。犬猫だって四六時中一緒にいたら、情くらい移るわ」

「……さらにムカつく」


 十六の子供相手に大人気ないハーディを放っておいて、マイヤ、バドル、レイラは食事の支度を始めた。あぁ、と思い出したかのようにハーディが口を挟んだ。


「食事の管理はきっちりやったほうがいいぞ。決勝戦間近になると、厄介なのが出てくるんだわ。例えば、食事に下剤入れたりして仕合に出させないようにするようなヤツらが」


 げっ、と顔を引き攣らせたのはバドルだ。そんなことになっては敵わない。自分たちの食べる分くらいは自分たちで確保しようと心に決めて、周囲に目を光らせたのだった。


 簡単な食事を済ませ、早めに休むことにした彼らを叩き起こしたのは、サマーァの唸り声だった。最初に飛び起きたアスファが風で外の様子を探る。天幕周囲を囲まれていた。


「低俗なヤツらめ……」


 大方、昼間の三人の活躍を見た者たちが結託して潰しに来たのだろう。思わずいつもの癖で魔法を使おうとしたアスファを止めたのは、やはりというかなんというかザラームだった。


「任せておけ」


 ザラームの魔力が彼を中心に渦巻き始める。なにをするつもりだろう。そう思ったアスファは思わずザラームの腕に縋りついていた。


「?」

「殺してはダメだ」


 アスファの囁きに、ザラームが無言で頷いた。魔力が放たれる。カラン、カラン、となにか硬い物が落ちる音。次にドサドサとなにかが倒れる重い音がした。音はそれだけで、後は、しん、と静まり返っている。


「なにをしたんだ?」


 囁き声で尋ねるアスファを抱き寄せて、掛布でくるむとザラームは吐息とともに告げた。


「俺を中心に周囲の者たちを強制的に眠らせた。お前にはどうやら効かなかったようだな」

「どうやって?」

「水魔法と闇魔法の応用だ。魔力の制御を完璧に覚えれば、お前もいずれ使えるようになる……もう寝ろ」


 静かな声と頭を撫でる大きな手にアスファの瞼がトロトロとさがってくる。なによりも、ザラームの温もりが心地よくて、アスファは無意識に身体をすり寄せていた。それにザラームが目を瞠ったことにも気づかない。


 これはこれで悪くない、とザラームは思っていた。アスファが頼り、安堵し、無防備な表情を見せるのは自分にだけでいい。望みを叶えれば、彼女はザラームから逃げない。そして、その望みの多くはザラームにとって他愛ないものだった。例えば、先ほどの『殺すな』という願い。いつか聞いた『傍にいて』という願い。力を使う必要さえない願いを口にする彼女の傍は居心地がよかった。


(なんだ、これは……?)


 ザラームはまだ知らなかった。それが『愛』という言葉に集約されるものであることを。そして、まだ気づいていなかった。己の心がそれまでと比べて、このうえなく穏やかであることに。



 結局、決勝戦の前日までアスファたちは狙われ続け、その都度、ザラームが追い払ってくれた。


 そして、何事もなく決勝戦の日を迎えた朝のこと。


「寝込みを襲うようなヤツらには絶対に負けるな」


 いつになくアスファの機嫌が悪かった。他の仲間たちは襲撃の事実さえ知らないので首をかしげるばかりである。


「どうしたんだ? あれ」


 バドルの問いに、ハーディはハハハと乾いた笑いを漏らした。


「いやね、三日も続けて真夜中に襲撃されたことを知ってたら、みんなもそう思うだろうなぁ」

「そうなのか!? まさか……」

「あー、それはない。大丈夫。魔王が全部眠らせて追い払ってくれたから」


 眠らせたのならば追い払ったとは言えないのではないか。バドルはそう思った。


「何故誰も気づかなかったんだ?」

「気づく前に魔王が俺たちごと眠らせたんだって。だから、俺たち朝までぐっすり」


 茶化すハーディを睨みつけながら、カウィが腹立たしげに吐き捨てた。


「僕たちに舐めた真似をしてくれたこと、後悔させてやる」

「同感だ。しかも、よりにもよってその尻拭いを魔王にさせていたなんて……」


 屈辱に震えるカウィとバドルに、ハーディはやや引き気味に呟いた。


「わぉ、二人の矜持、ズタズタだなぁ……」


 そこへ声をかけたのはマイヤだった。


「決勝戦の受付が始まりそうですわよ。急ぎましょう」


 三人が受付に向かい、残る六人は観客席へと向かった。やがて、受付が締め切られ、闘技場内には八組の剣士たちが揃っていた。


「ふーん、三回勝てば優勝か」


 ハーディの呟きにアスファが反応した。


「どうしてわかる?」

「八組いるってことは、それぞれ二組ずつ仕合して、残り四組。また二組ずつ仕合して、残り二組。さらにそいつらが仕合して、優勝決定。な? 三回勝てば優勝だろ?」


 なるほど、とアスファは感心した。闘技場内を注意して見ていると、ハーディの言う通りの仕合形式になりそうだった。組み合わせは厳正なる抽選の下、決定されるらしい。


 バドルたちの抽選の順番が回ってきた。引いた番号は『一』。


「あちゃー、一番かー。クジ運悪いなー」


 ジアーが頭を抱えた。どうやら誰よりも先に仕合をすることになるようだ。つまり、後から仕合する組に手の内を見せることになる。


「それでやられるような三人ではない、と思うけど……」


 アスファの言葉もどこか自信なさげである。一行は固唾を飲んで仕合の行方を見守ることにしたのだった。


「仕合、開始!」


 結果として、クジ運の悪さはまったくと言っていいほど関係がなかった。バドル、カウィ、ファリスの三人は一回戦から圧倒的な力の差を見せつけて勝利を納め、ほどなくして順番の回ってきた二回戦も同様に相手をくだした。


「きゃー、勝った、勝ったー!」

「本当に強くなりましたわねぇ、三人とも」

「一撃必殺ってか。やるねー!」


 レイラ、マイヤ、ジアーが口々に歓声をあげる。そして、迎えた優勝決定戦。相手は三人の魔法剣士だった。さすがに優勝を争う仕合だけあって、他の対戦相手と同じようにはいかない。さらに悪いことには、相手は炎魔法、水魔法、風魔法の使い手だった。


 炎が唸りを上げ、風がそれを切り裂く。刀身がぶつかるたび、甲高い音が闘技場に反響した。


 風魔法剣士の放つ見えない刃が剣による防御を貫通して次々と身体を切り裂いていく。いくら回復をしても追いつかない。おまけに相手は動きが素早く、攻撃を見切ることができなかった。風魔法剣士がバドルたち三人を翻弄し、炎魔法剣士が主な攻撃を行い、水魔法剣士が攻撃の補佐と回復の二役をこなす。見事な連携だった。


 ようやく、傷だらけになったバドルが水魔法剣士を倒して力尽きた。こちらの回復薬も底を尽きた頃、カウィがファリスに何事かを告げたようだった。


「いったいなにを言ったのだろう……」


 アスファは嫌な予感がした。無理はしないでほしい。本当ならば傷ついてほしくない。だから無事で戻ってきて。それだけを祈った。


(守るべき背中があるなら、それでいい……)


 カウィはわずかに笑って、剣を構えた。炎魔法剣士に向かって突進する。敵の炎にカウィの放つ闇魔法で生じた冷気がぶつかり合い、敵の攻撃力を大幅に削ぐ。ほぼ同時にファリスも炎魔法剣士への攻撃に移っていた。炎魔法剣士の不利を悟った風魔法剣士が援護へと向かう。


 風魔法剣士がカウィに攻撃を仕掛けたときだった。カウィは自分が風の刃に切り裂かれるのも構わず風魔法剣士の攻撃をいなし、その懐に飛び込んで剣の柄頭を力いっぱい相手の鳩尾に叩き込んだのだ。


 風魔法剣士が昏倒する。だが、カウィがそちらに集中したせいで、炎魔法剣士に対する闇魔法が途切れた。炎魔法剣士はその隙を逃さなかった。風魔法剣士への攻撃で動きが止まっているカウィの背後に炎魔法を乗せた一撃が叩き込まれる。ファリスの炎魔法剣士への渾身の一撃はわずかに間に合わなかった。


 深く斬り裂かれたうえに焼け爛れたカウィの背中から血が噴き出す。このままではカウィの命が危ない。ファリスがすぐにカウィに駆け寄り光魔法による回復を行う。しかし、その表情がカウィの状態を物語っていた。


 審判がファリスたちの勝利を宣言した。その瞬間、マイヤが叫んだ。


「アスファ、わたくしを風魔法であそこまで運んでくださいませ!」

「わかった! 魔・風・動、『浮遊』!」


 止める間もなくアスファは風魔法を展開した。マイヤの身体が宙に浮く。そのままアスファは勢いよく姉の身体を飛ばし、最後に風による急制動をかけて地面におろした。マイヤも今度は文句を言わなかった。


 すぐさま水魔法によるカウィの治療を始めたマイヤは気づかなかった。観客席に残ったアスファが胸を押さえて苦しみ出したことに。蠱毒の呪詛が小さな身体の中で暴れ出したのだった。


 マイヤがカウィの治療に加わったことで、ファリスがバドルの治療に向かう。バドルは全身に無数の裂傷を負っており、出血の量が多かった。必死の救命措置は二人の魔力が尽きるまで続けられた。


 闘技場の喧騒が、遠い夢のように霞んでいった。

ご読了ありがとうございます。

戦いの只中にあっても、心は確かに揺れ続けていました。

痛みの先にあるものが、赦しなのか、愛なのか──その答えを誰もまだ知らない。

命を懸けて仲間を想う者たちの姿は、ひとつの祈りのように美しく、

その祈りが風に溶けて、どこか遠くへ届いていく気がします。

風は、まだ旅の途中です。


2021/03/08

レイアウトを変更しました。

2021/03/13

加筆・修正しました。

2025/11/11

加筆・修正しました。

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