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1月9日
変わらない日常
土曜日は、バスの運行時間がかわる。
日曜日は、さらに本数が減る。
仕事が終わって、急いで着替えて、早歩きしないと、20分も待つことになる。
必死に着替えて、小走りでバス停に向かう。バス停が見える広い通りにでると、まだバスの明かりは見えない。ここでバスの気配を知ると、30メートル位先の次のバス停までダッシュしないと乗り遅れる。
そんな緊迫した時間の場所を、ゆっくり上品に現れる先輩。先輩がさっき話していたことが頭をよぎる。「あの社員さん、自分が若い頃は、身長が170センチ位あった。っていうのよ。ああ、そうなんですか。って言っておいたわ。」
その社員さんは、どう見ても160センチもないだろう。いくら、歳をとっても10センチも縮んだら病気ではないか。
平然と聞き流す先輩は、この仕事に限りなく向いていると思う。
冷静な先輩。