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夢は俺の中に  作者: 創造 一輝
第一部
1/4

期待を胸に


プロローグ


 俺はある日を境に不思議な夢を頻繁に見るようになった。

ある夜は、クラスメイトが転ぶ夢。

違う夜では、学年では一番可愛いと男子達に噂されている女子がコンビニでお金が足りなかった場面の夢。

はたまた、違う夜では俺の隣に座っている女子が男子にスカートを捲られている夢。

それらはなんとも不思議としか言いようがない夢だった。

俺が特に気にしていない事でも夢に登場してくるのだ。

そして、決まって夢の肝心な所が歪んで良く見えない。

 しかし、1度だけ、夢がはっきりとまた、鮮明に見えたことがあった。

それは、母がフライパンを落とし、足に火傷をした場面の夢だった。

 だが、何故、それだけは鮮明に見えたのか、今の俺には理解ができなかった。


…時は一ヶ月前に遡る。


1.期待を胸に


 俺はまだ寝惚け眼で足つきもしっかりとしなかった。

本当はまだ寝ていたいが、今日は中学の入学式だ。

流石に初日から遅刻する訳には行かない。

そんなことしたら、これから過ごしていく中学校生活が台無しだ。

その足取りで、階段に向かった。

階段はかなり急なため、用心しなければ、躓くのは確実だ。

 俺はそう心の中では思っているのだが、体が思うように付いて行かなかった。

階段に足を踏み出したその刹那、俺は家中に響き渡るような爆音を鳴らし、急な階段を雪だるまのように加速しながら、転げ落ちた。

「痛てぇー!」

今の衝撃で眠気など、微塵もなく吹っ飛んだ。

 俺の家では階段を降りた直ぐ先に、リビングに通じるドアがあるのだが、そこから、今日から小学三年生に進級する妹が顔を出した。

「お兄ちゃんださ!」

そんなことを言いながら、廊下に情けなく座り込む俺を上から見下し、嘲笑った。

俺は腹が立ち、妹を追いかけようとしたが、体に激痛が走り、断念した。

「お前!後で覚えとけよ」

俺はそう妹を睨んだつもりだったが、あまりの痛さに顔は引き攣っていただろう。

 暫く廊下に座り込んでいたら、次に母がそのドアから顔を出した。

こうやってみると、妹と母はやはり良く似ているなと今更ながらに思った。

「何やってるの。時間が無いんだから、早く食べましょう」

母はそう言うとそそくさとリビングに戻って行った。

 俺は内心、初日から運が悪いなと神様を睨むつもりで天井を睨んだ。

 痛みに耐えながら、やっとの思いでリビングにつき、朝飯を食べ始めた俺だったが、あることに気がついた。

「あれ。父さんは?」

いつもは一緒に朝飯を食べているため、いないのが不思議だった。

「今日は少し早めに会社に行ったわ。なんか仕事が残ってたみたい」

母はご飯を口に含みながら、早口にそう言った。

 父は至って普通のサラリーマンだ。

以前、父から聞いた話だが、正直ありふれた仕事なため、やり甲斐があまりないらしい。

俺はサラリーマンだけはつまらなそうだからやりたくないと思っていたが、やはり、予想は当たっていた。

だが、俺は父のことを尊敬しているし、純粋に好きだ。

 そんなことを考えながら、朝飯を食べていると、妹が食べ終わり、出ていこうとしていた。

上履きを上履き袋に入れようとした時、母が妹に指摘した。

「麻耶!上履きに名前書いてないじゃないの」

さすが母だ。目線が鋭い。

「あ、本当だ。お母さん書いて」

妹がそう母にいつもの調子で強請った。

母はしょうがないわね〜と言いながら、妹の上履きに「上野麻耶うえのまや」と名前を書いていく。とても綺麗な字だ。

 無事書き終わると、妹が袋に上履きを乱雑にしまい、俺にお先に〜と馬鹿にするような目線を送り、この娘はお転婆なんだなとそれを聞けばすぐわかる声量で行ってきます!と言った。いや、叫んだと言った方が正しい。

俺は本当に元気なやつだと半ば呆れた。

 そこで、俺は重要なことを忘れていることに気がついた。

時間だ。時間があまり無いのだ。もう既に7時50分はゆうに経過している。

着席時間は8時20分だ。果たして間に合うのか。

すっかり忘れてしまっていたが、初日からギリギリに行くのは、失礼極まりない。

母も同時に気がついたようで、これもまた早口で言った。

「友幸!いつも遅刻するんだから、今日ぐらいしっかり行きなさいよ」

俺は自分でも理解していると思ったが、口には出さず、ひたすら食べ物を口に運んだ。

 それから五分後、俺は荷物を確認せずにすぐに家を出た。

いってきまーす!と大きな声を出して。


 俺が通う学校までは、約十分かかる道のりだ。

だが、俺はその通学路を走った。無我夢中で。

その通学路には、見事な程に綺麗な桜が満開に咲いていた。

太陽の光で美しさは倍増しているようだ。

まるで、この桜がこれからの生活を物語っているようだった。

そう。とても美しく、幸せな学校生活。

 この桜のような学校生活になることを願って、期待を胸に晴天の空を見上げ、神様に宜しくお願い致します。と心の中で静かに祈った。

静かにと言っても、無論走りながらなのだが。

もう既に息切れが激しく、疲れきっていた。

だが、俺の朝はいつもこうなので、もう慣れたものだ。

 しかし、春休みのブランクが大きいのか、または先ほどの階段の痛みが激しいせいか、あまり自分の思うようには走ることが出来ない。

それでも懸命に走り続け、やっとの思いで学校に着くことが出来た。

俺はどっと息を吐いた。

汗で、新調した制服は湿っていた。

正門の横に「埼玉国際中学校」と書いてあった。

ただの中学校なのに国際とは、誇張が過ぎるだろと思ったが、それは無視し、

期待を胸に新たなる生活への第一歩を踏み出し、正門を超えた。


2.新たな友情


 どうやら間に合ったようだ。

みんな、小学校時代からの長い付き合いの友人と話している。

 時計を一瞥すると、8時5分を周りかけた所だった。

ここでまた俺は安堵した。

取り敢えず俺は小学校からの親友である梅宮勝うめみやまさると話そうと思った。

勝も小学校の時の友人達と話していた。

 勝はいつも冷静沈着なのにも拘らず、ノリはとても良いし、空気を読めて、常に臨機応変に対応できるやつだった。

父とまでは行かないが、勝のこともかなり尊敬している。

 勝と交友関係を持つようになったきっかけは、ある些細な出来事だった。


 俺と勝が小学3年の時、俺はいつも通り学校に通っていた。

そして、通学路の中間地点に到達した所で、勝が道の隅でいわゆる、一軍共に苛められていたのだ。

その一回目は俺もただの弄りかなとあまり気にしていなかったのだが、その次の朝もまたその次の朝も勝は同じヤツらに苛められていた。

俺はとうとう堪忍袋の緒が切れた。

そのままヤツらに飛びかかり、思いっきり首を噛んだ。

次々と襲い掛かってきたので、俺は流石に手に負えず、結局は敗北に終わった。

 だが、その出来事がきっかけで、俺と勝は今でもとても気が合う良き親友だ。

 俺はあの時勇気を出して、襲いかかって本当に良かったと心底感じている。


 そんな昔のことを思い浮かべて、思わず笑みがこぼれそうになったが、ここで笑ったら、それこそ、確実に皆の笑いの的にされるため、必死に我慢した。

 我慢しながら、勝に話しかけたのだが、やはり我慢など無理に近かった。

勝の「おー友幸か!」と言うノリのいい一言で、思わず我慢していたものが全て出てしまった。

 俺はその場で笑い転げてしまった。

勝は最初、キョトンとした表情をしていたが、俺の心中を察したのかもしれない。

勝も加わって、共に笑いあった。

他の連中を一瞥すると、怪訝そうな顔をしていた。

まぁそれも無理もないが。

 一通り、笑い転げたところでそのまま何事もなかったかのように、会話に加わり、盛り上がってきた所で初めて聞く中学校のチャイムが鳴った。

クラスの皆は話を中断し、足早に着席していった。

俺も少し遅れて、急いで自らの席に膝をおるように座った。

 その直後、これから一年間お世話になるであろう担任の先生が教室へ現れた。

背が高く、そこそこ美人で如何にも華奢そうな女性の先生だった。

一目見ただけでは、よく漫画で見るような保健室の先生を連想させる。

その華奢な先生は、教室に入ってまず、自己紹介をした。

「名前は下村正美。皆しっかり覚えてねー」

下村先生はそう言って、黒板に漢字とその上に読み仮名を書いた。

声にも妖艶な色気が混じっていた。

経験も嘸かし多かろうと俺はどこかのオヤジみたいに勝手な妄想を膨らませた。

こんなことを考えているから、勝や、他の友人に「お前オヤジみたいだな」と馬鹿にされるのだろう。

下村先生は既に名前を書き終わり、何かを話そうとしていたところだった。

「この後、入学式があるからみんな並んで。入学式は中学校生活の始まりとしての大切な式だから、しっかりとした身嗜み、態度で臨んでねー」

声に威厳と色気を含んでそう言った。

 先生は続けて言った。

「入学式が終わり次第、教室で一人ずつ自己紹介してもらうから考えておいてね」

今度はさっきと打って変わって、明るい口調で言った。

話術も嘸かし巧みなんだろうとこれまた妄想を膨らませた。


 皆で体育館に向かった。

体育館への道のりは至って普通の中学の道だった。

しかし、一つ不満だったのは列を作る時に身長順なのだが、真ん中より前だったことだ。

小学校では俺もかなり後ろの方を陣取っていたのだが、やはり中学は背が高いやつが多いのだ。

だが、俺は比較的楽天家だと自分では解釈しているので、直ぐに忘れるだろう。

 また、ラッキーなことに勝も俺の一個前で近いため、話しながら体育館に向かうことが出来た。

その点ではこの位置でよかったのかもしれない。

体育館に入るなり、他のクラスの皆はもう列を作り、規則正しく座っていた。

 何か入り難い雰囲気が漂っているのは何故だろうか。

重要な式だからかもしれない。

一瞬中学校生活もこんなに硬くつまらないものなのかと陰りが生じたが、それを打ち消し、そんな筈はないと自分を無理やり説得した。

 俺達のクラスも無事に座り、女子に可愛い子はいないものかと少し気になったので、一通り視線を前から後ろに移して行った。

後ろといっても俺は自分より身長の高い女子には拒否反応を起こすので、半分を少し越したぐらいで視線を前に移した。

その際、沢山の女子から冷たい視線を感じたが敢えてそちらを向かず、無視をした。

 その直後、タイミング良く俺が前の方に視線を移した途端に、ある女子がこちらの方向を向いた。

俺は思わず目を見張った。

ズバリ俺のタイプだった。

適度に切られたショートカットの髪も、クリクリとした大きな目も、丁度よく小柄な身長も全てが理想だった。

一瞬目が合ったが、直ぐに彼女は目を逸らしてしまった。

特に俺には興味が無いからだろう。

困ったもんだ。

どうしても彼女を自分のものにしたい。

そんな事を逡巡しながら、校長先生の話は軽く流していた。と言うより、彼女のことを考えると最早耳が働かない。

 俺は入学式が終わり、自らのクラスに入るまで名前も知らない彼女のことを考えていた。

しかし、下村先生の一言で我に返った。

「皆、入学式お疲れー。これから自己紹介してもらうからね。もちろん準備は万全よね?」

先生がそう言ったにも拘らず、誰も返事をしなかったため、先生は一人で苦笑した。

「まぁいいわ。始めるわよ!」

と苦笑だった表情を軽やかな笑顔に変え、そういった。

その一言でこの人は妖艶さも陽気さも兼ね備えている真の大人だと勝手に解釈した。

 やはり、俺は頭の中で色々解釈する癖があるようだ。

以前、勝にそのことを指摘されたのを思い出した。

 一番右の席から、自己紹介を始めた。

俺はあの子にしか興味はなかったため、自己紹介を聞く気はハナからなかった。

そして、何気なく隣の女子を一瞥した。

その刹那、俺は思わず絶句した。

隣の女子は彼女だったのだ。

今まで急いで着席したりして、あまり気にしてはいなかったが、まさかあの彼女が座っているとは思わなかった。

 俺はそのまま彼女をぼーっと眺めてしまった。

とても綺麗な顔立ちだ。一発で惚れた。

彼女は、俺の視線を感じたのか、俺の目を見つめてきた。

例えるなら、飼い主を興味あり気に眺める猫のようだった。

「なによ、そんな目で見つめないで。気持ち悪い」

俺はそっちも見つめてきただろと思いながらも、初めて彼女の声を聞けたことに喜びを心から感じた。

ただ、気持ち悪いと言われたことにはさすがの俺も少しながら傷ついた。

そんなことも俺はすぐ忘れるのだが。

 俺は早く彼女の名前を訊きたい衝動に駆られたが、どうせ、のちに自己紹介の順番が彼女にも回ってくるのだから、辛抱して待とうと思った。

 俺の席は一番左の列から一つ右の席の真ん中だった。

彼女は言うまでもないが、一番左の列の俺の隣だ。

したがって、俺の方が先に回ってくるだろう。

そう推測していた時、俺の前まで順番が回ってきていることに気づいた。

内心焦りが生じたが、隣の彼女に見抜かれたくなかったため、平然を装った。

 順番が回ってきたが、考えていないだけあって、やはり気の利いた自己紹介は全くと言っていいほど出来なかった。

微かに音が聞こえたため、彼女を一瞥したら、静かに笑いを堪えていた。

「何が面白いんだ?」

俺は疑問を口にした。

「だって、ダサいし情けないんだもの」

そう言って、彼女は俺の方をチラチラ見ながら嘲笑った。

俺は内心ムカつきながらも、正直にものを言ってくれるこの彼女はやはりタイプだ。と自分の気持ちを確信した。

嘲笑われているのにも関わらず、俺は自分の気持ちが間違っていなかったことが嬉しく、にやけた。

彼女はそれを怪訝そうに見つめ、首を傾げた。

だが、口元は心做しか微笑んでるように見えたのは錯覚か。

 そして、彼女にも順番が回ってきた。

やっと名前が判明するので、心拍数は見る見るうちに上昇しただろう。

俺が緊張しているのが不思議だった。

彼女は俺を一瞥し、私のお手本見てて。とでも言うように微笑んだ。

笑顔がとても優しい。彼女がゆっくりと話し始めた。

名前は「みやもとえみ」と言うそうだ。

趣味はカラオケと映画鑑賞だそうだ。

奇遇にもカラオケは俺と共通の趣味だった。

俺は早くもカラオケに一緒に行きたいなどと妄想を膨らませた。

妄想も悪い癖だ。とこれまた、勝に叱られたことがある。

ただし、今はそんなことは無視だ。特別にいいだろうと俺は勝手に決めつけた。

 宮本が自己紹介を終了し、座った。無論俺の隣に。

「とてもいい名前だけど、どんな漢字を書くんだ?これに書いてくれ」

俺はそう言って、紙を差し出し、漢字で書いてもらった。

「宮本笑美」こう書くんだそうだ。

これを見て直感的にとても合っていると思った。

俺はその気持ちを単刀直入にそのまま伝えた。

「とてもいい名前だ。漢字も宮本にめちゃくちゃ合ってるよ。君の両親はネーミングセンスがあるな」

と正直に褒めた。

彼女は少し頬を赤らめ、嬉しそうだった。

 俺はチャンスだと思い、さらに畳み掛けた。

「後、カラオケが趣味と言ってたけど、実は俺もカラオケが趣味なんだ。こんな奇遇滅多にないし、今度一緒に行こう!」

最後の方はノリで押し切ったが、彼女は流石だ。

俺の方を冷たい目線で一瞥したあと、直ぐに前を向いてしまった。

この子はなかなか高レベルだぞと俺は思った。

だが、冷たい目線の中に、優しさが含まれているようだった。

意外に脈アリかもしれないと俺は思った。

それならいいなとも思った。

 その後、彼女から話しかけてきた。意外だった。

「上野君こそ、名前はどういう漢字を書くの?」

俺は宮本笑美と書いてある横に上野友幸と書いた。

その真ん中にハートもついでに冗談のつもりで書いた。

だが、すぐに彼女によって加工された。

そのハートの真ん中にギザギザを書き、俺の方を睨んだ。

俺はわざと落胆したふりをした。

彼女の方をちらりと見ると、優しく微笑んでいた…


 その日の帰り、勝と帰った。

俺は勝に宮本のことを相談してみることにした。

「実はさ。俺の隣の女子に俺惚れちゃった」

と少し照れくささを滲ませながら、言った。

「そうか。意外にお似合いかもしれないな。頑張れよ!」

と応援してくれた。

俺は勝と何か進展があったら、相談するという約束を交わし、その日は別れた。

 家に帰り、今日あったことや、経緯を母に話してみた。

そうしたら、母は大笑いし、こう言った。

「初日から恋するなんて、あなたなかなかの男ね」

とふざけ半分で言ってきた。

 その後、家のドアから扉を開ける音がし、そちらを向くと父が帰ってきていた。

父はいつも通り聞きなれた太い声で

「ただいま。友幸後で今日の話を聞かせてくれよ」

といった。

俺はうん!と元気よく頷いた。

 父にも全ての経緯を話すと

「そうかそうか。それは良かったな。積極的にアピールしろよ」

と同性ながらにできるアドバイスをした。

 その日の夜飯は妹と俺の話で大方盛り上がった。

就寝時間になり、おやすみとみんなに声を掛け、自分の部屋に向かった。

ベットの上で今日はいい夢を見れそうだと思いながら、就寝した。


 夜中、俺は変な夢を見た。

下村先生が見知らぬ男の人に口説かれている夢だ。

だが、肝心なところが歪んで鮮明には見えなかった。

俺は特にどうでもいいことだと解釈した。


 起きたら、朝になっていた。火曜日の朝だ。

昨日の夜に見た夢を正確に覚えていたが、依然肝心なところは見えない。

まぁ気にすることでもないかと俺は思い、また新たな一日を始めようとしたが、やはり心の中で得体の知れない何かが引っかかるのであった…

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