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『皆様、おはようございます。


 本日、二一〇〇年七月十一日。


 遂に、我々人類が全知全能の神を超える日を向かえました。


 地球発火星行、人類の希望を乗せた船が、今、正に今飛び立とうとしています。


 戦争が終結してはや半世紀。今や当時を知る者の方が少なくなり、我々次世代に残されたのは、戦争の爪痕と争いを強く否定する意思のみでした。


 私は、先人達を恨みました。


 何故、戦争なんか。何故、争いなんか。


 きっと、私と似たような思いを抱いていた人もいることでしょう。


 それが今、どうでしょうか。


 私達が否定した先人の計画を、後人である私達が補い、そして、火星へ飛び立ちます。


我が人類の、新たなる栄光の時代へ。そして、今日この日から、新たな人類の一ページが刻まれ、未来永劫語り告げられることになるでしょう。


 過去と未来が生み出した、奇跡の日と――』

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