第10話〜南鏡平〜
地球の南部…いや最も南の…南極にて…
スロはアザラシの燻製を食べながら歩いている。
「んー…アザラシもうめぇな。南極まで徒歩は骨が折れるな。。」
そう。スロはウロボロスには形式による分身体を置き、仕事は全部丸投げしており、半年の間も分身体を稼働させていたー
通常は1日2日で限度が来るのに、スロは分身体を常時稼働を半年もの間使っていたー
何故このようなことが出来るのかと言うと。
スロは狂気的な旅人であり、
仕事よりも旅!!という人柄であり、もしも自分の分身体が有ればいいのにと思い、形式の解釈の拡大により、
分身体を設置して半年もの間任せていたのだー
その時にスロの元へ十三死話専属記憶武器が辿り着く。
手にしてた燻製がボロっと落ちる。
「待って…これが来たってことは…」
「ウロボロスでなにか起きてる…?」
「いや十三死話専属記憶武器が来るって事は国自体の揉め事が起きてるって事…」
「…すっげぇやべぇぞこれ。」
その時に脳に電流が走ったかのようにジローガの攻撃によって消滅した分身体の記憶が流れ込む。
スロは青ざめる。
「…はぁ。戻るか。」
「光伝流瞬」
スロは十三死話専属記憶武器を手に持ち、ウロボロスへ向かったー
ー十三死話宮円卓ー
魂の定義について無の中の解釈がさらに広まるー
今までの無は一つの模倣単体しか出来なかったが
魂への理解を深めた結果…
肉体その物を模倣を可能にさせたー
「我…模倣…自己得也…」
「「魂体全鏡…」
無は肉体を一時的に捨てー
魂のみの存在となり、
「1.遺伝子 泊」
徐々に遺伝子模様が空中に見え始め、体の形へ形作られる。
「2.再生能力 セイム」
血液と肉が糸のように絡み始め、ウカへ攻撃を仕掛ける。
「3.肉体組織 漏」
ウカの反撃を無の様に捻り始める。
「4.人骨 (規制音)」
内部の骨が形作られ、己の骨で攻撃をする
「5.思考 ヴァイ」
ヴァイの早い思考力を活かし、柔軟な思考が可能になる。
「6 知恵 ドク」
ドクの物語による知恵が広まるー
「7 演算能力 カノウ」
カノウの演算能力によりよりクリアでハイスピードの攻防を繰り広げる。
「8 銃的体術 光龍」
手元にある銃を放ち、跳弾や銃の反動を利用した戦術でウカを押す。
「9 医療 社医」
ウカに触れ、より内部に対する理解が深まり急所への攻撃を行う。
「10 形式 時宗」
時宗の形式を模倣するー
「…運命…」
その言葉を発するだけで口、鼻、目から血が流れる。
「ここで止まる訳には行かない…!!」
「…運命…(規制音)…!!」
全身の穴という穴から血が流れる。
しかし無は止まらない。
決死の覚悟で体が契れようとも、ウカへ空手の寸勁を放ちウカを後方へ飛ばし、空間にヒビが入る。
たが、模倣を行ってもなお手足全てが弾け飛ぶ。
前方へめり込むが、
練と時宗がそれを止めたー
「…無。私の力に触れるなよ。火傷するで。」
「火傷じゃないっすよ…時宗さん…」
無は意識を失い、時宗は無を抱えあげ、円卓の隅に寝かせる。
「さーて。第2Rと行こうじゃないか。」
「練。凸凹コンビと言われた私達の力を見せてやろうや。」
「…お前その言葉の意味わかっとるか?」
「分かってるからこそ言うんだよォ!!」
ウロボロス総理大臣ー
ヴァルキュリア株式会社総支配人ー
裏社会を牛耳るヴァーネ 総之父王ー
失記者三大組織のトップとの戦いが切って落とされたー
ー避難地区地点ー
ヘイラとセイムとの2名との戦闘は続き、
駆けつけた白とクザも参戦し、
大混戦と発展したー
「…ほんと厄介じゃな…無力化は…」
「ええ。平等を仕掛けても一時的な物です…」
「…8分。それが救済の能力を封じれる限度です。」
「…8分間で決着か…やるしかない。」
それぞれ死力をかけて救済へ攻撃を仕掛けるが、
何度も急所を貫いても、再生するセイムと同じ特異性に苦戦を強いられる…
「…そもそもお前の目的は何だ…?救済。」
「…ジジ…俺は…魂そのものへの救済…」
「人がいるから争いを産み、人がいるから悲しみを産み、人がいるから愛がある…」
「その様な愚息な過程を歩むのは非常に無駄だ…」
「…ジジ…全ての魂の救済…全人類同一魂…」
「…ひとつの存在へと昇華すれば…人々は…幸福だ…」
「そんなもん間違ってる!!救済する定義すら間違っとるお前は!!」
「人がいるからこそ!!救えるんだ!!ひとつになってその後はどうなる!!!」
「…自死の選択をするさ…そうすれば誰も苦しまない…」
これまでの救済とは違い、徐々に流暢な口ぶりへと変質したー
つまり…救済の中で人格結合が終わりを迎えつつあったー
8分に及ぶ大乱闘は1秒…0.1秒すらも重く…長い…
まるで滝修行を1日…いや1年間ずっとやってるかの様な…
その長い乱闘を終えさせたのは…
ヴァイの胸に救済の腕が貫通した後だったー
ヴァイの口から吐血する…
一同が叫ぶ。
「ヴァイイイイイイイ!!!!!!!!」
「はははは!!!!遂に!!!源平を!!取り込めれた!!!」
「これで近づけれる!!全人類同一魂へ!!!」
続く




