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第7話〜ヴ九賭〜


避難地区地点ー

ヴァイは構成員達の遺体を整理してる時にー

突如遺体が消え、住宅街C地点へ飛んでいく所を目撃する。

ヴァイは微かだが魂が何かに吸われていくのを同時に見るー


同列に脳天事揺らされるような目眩が来るー


「……!!?」


後方には誰もいない…


「…誰もいない…ならこの目眩は…!?」


ヴァイの脳内にまるで元から存在しなかった記憶が流れ込むような感覚ー


実際にあった出来事の記憶なはずなのに己には身の覚えのない記憶ーー


「…まさか……このタイミングで……!!?」


「泊さんに…封印してもらった記憶が…」


ヴァイは。失記者になる前に、確かな肉親がいた。


産まれながらの弱視を抱えて生まれたヴァイは

見えはするが、不確立な視界ー

その為音に依存して生きてきた。


肉親はー優しかった…

ただ。夕方17時を超えると必ず耳栓をさせられた。


視力を研ぎ澄ます訓練だと教えられたいたが。


ある日それは嘘である事を知った。


ヴァイが弱冠12歳の頃ー

その日は友人と遊びに行き。17時を超えての帰宅だった。


家に入ると、父の声がしたーと思った。


今までと違った声ー生々しい声ー掠れた声ー


僅かな視界で情報を掴もうと目をこじらせる。


そこにはー

我が父の遺体が放置されおり、

知らぬ男性と母親が……


ヴァイは頭が良く…その微かな情報だけで今何が起きてるのかすぐ様理解したー


優しかった父親はとうの昔におらず、

何年…十年以上ヴァイを騙してきていており…

謎の男は不倫相手なのだろうか…

たがその男性はヴァイが耳栓をしてない事を気付かずに話しかける。

その言葉で全てが分かったかのように叫び声を上げる。


「うあああああああああぁああああああああああああぁぁぁ」


「耳を閉じていたのは視力の訓練じゃなかった。真実を知らされない為に…」


叫びながら台所にある包丁を手にする。


「…私は……知りたくなかった…優しいママ…優しいパパと…」


「…毎日が幸せな生活を送りたかったのに…」

己の視界を恨むのか…元から知りたくなった物をずっと知らないままでいたかったを体現するかのように。

その光景を見た瞬間ヴァイの視界は失ったに等しかった…

12歳のヴァイは……その日両目を失った…


1時間後ー

ヴァイは初めて聞く声がするところで目覚める。

しかし記憶のフラッシュバックが止まらない。


駆けつけた泊や臨時で来た社医のサポートにより、ヴァイの精神は安定するがー

度々のPTDが止まらない。

それを見た泊は

催眠術による記憶の封印を進めるー

ヴァイはそれを承諾し、人工眼球の手術も同列に行いー

日常生活に問題ない程に回復したー


「…そうね…今思い出したということは……」


「過去を全てを肯定はしないけど……私も進まないと行けない…」


突如口から吐瀉物が溢れ出る。

駆けつけた漏が水と後処理してくれる。


「…ごめん。でも思い出せた…私はこの眼で全てを肯定する…」


その時…心の奥底から揺れ動く何かが溢れる。


「…良く思い出したね…源平を託して良かった…」


誰なのかも分からない声が聞こえるが。

二人ではなかった。


しかしその現状を大きく変えたのはー

救済の来訪だったー


旧東京都地点ー


カノウは車から降りー

廃墟化した旧東京都を見つめる…


「もう250年立ったのね…早いわね…」


カノウの足取りは停めない。


練馬区の一角にある墓石の前に辿り着き、カノウは呟く。


「糞兄貴……あんた…なんで置いていった…」


「貴方と512年生きたかったのに…」


「折角無限図書館から出られたのに…」


「兄貴がいない世界で可能性を見ても…何も面白くないわよ…」


カノウは墓石の前で項垂れるが。


ある声が聞こえる。


「おーい。おーいーー」


カノウはその声に驚き立ち上がるが、人影はない。


「そっちじゃねぇ。下見てくれ。下見てくれ。」


カノウの真下にあったカジノチップの様な物から聞こえる。


カノウは拾い上げ、問い出す。


「まさかここから…?」


「あぁそうだ!!やっと人に会えたぞ!!」


カジノチップから口と目が現われ、話し出す。


「……そういや250年前はこの近くにカジノあったわね…」


「あぁ!そうだ!!俺はそこから産まれた!!」


「史上の豪運が成されたルーレット賞金50兆が成立した日に俺は産まれた!!」


カノウは絶句する。


「…本来の調査のついでで来たつもりなのに…」


「新たな付喪神が出るとはね…」


「おぉ?俺付喪神って言うんか?」


「いいえ。物に宿る意思その物が付喪神と言われてるだけよ。」


「なんだ。それ?よく分からん!ともあれ俺はシバ!よろしくな!!」


「……今から貴方に100%合う人物がいるわ。」


「私はここを離れない。今から投げるからウロボロスに行って何とかしていきなさい。」


「おい!!人任せかよ!!」


「いいえ私の投球で100%着くと出たわ!安心するといいわ!!」


カノウは空を見上げ、バックステップから一気に全力投球した。


「ぉぉぉぉいイイいい人の話聞けぇぇええええ」


空に吸い込まれるようにーキランっと光ったー


ー住宅街B地点ー


セイムとギロとの肉弾戦は続きー

お互いが息切れた所に最後の拳をお互いが振りかぶる。


勝負を分かちあったのは…

セイムだった。

ギロの拳はセイムの頬を掠り、セイムの拳はギロの胴体を貫いた。


「…久々に熱い戦いじゃったぞ。」


「…はは…戦死者に言われるのは光栄だ…」


「来世でまた死合おう…」


「…いや来世は普通に飲みに行こうや。」


「ふん。そうだな…」

ギロは崩れる様に肉体が崩壊したー


「メイザ。1人で任せてしまってすまないな。大丈夫か?」


「ええ!大丈夫ですよ!何とか終わりました!」


メイザの背後には積み上がった死体の山があった。


しかしー突如死体が一点へ吸い込まれるように消えたー


同列にセイムは感じ取る…


救済が避難地区へと向かっているとー


「メイザ…ワシは避難地区行く。」


「メイザは吸われて行った所へ行け…」


「はい!分かりました!ご武運を!!」


セイムとメイザは別れ、セイムは手をカッターで切る。


「記憶再現ーロケットランチャーー!!!」


セイムは出現したロケットランチャーを地面に向かって発射するー


その爆風で避難地区へと向かうー

※セイムは特殊な訓練を受けてます決して真似しないように※


辿り着いた頃には救済がおり、セイムは救済へ殴り掛かるー


「ソク!漏!ヴァイ!大丈夫か!!」


「僕は大丈夫なんですけど…ソクさんが!!」


ソクは地面に倒れ、震えている。漏が起こしている。


「いつもの酒切れじゃろ?大丈夫じゃ。早く飲ませるんじゃ」


「それが…与えても効果無いんです!!」


「…何…?まさかじゃあるまいが…今までの酒の酔いもアル中が生命維持装置じゃったと言わないよな…?」


「……はい。どうやら…ソクさんは永遠に循環するという形式により、ずっと飲むか動かないと行けないです。」


「…救済が来てからそれが出来なくなったと。」


「大丈夫です。私が闘います。」


「ヴァイは後方支援じゃろ?無理するんじゃない。」


「いいえ、今までの力とは違った力を使えると感じます。」


「絶平念賭ー」


ヴァイの手元に虹色に輝く武器が現れる。


「そうか…ヴァイ思い出したんだな…」


「ええ。私達で何とかしましょう……」


続く


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読んで頂きありがとうございます。 次回もお楽しみに!!!
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