第6話〜進社運〜
ー住宅地C地点ー
乙女座 病死宮 社医と山羊座 労死宮 カーカス
の2人が待機していたー
「そろそろ患者を来るはずなんだけどな…」
「敵を患者と呼ぶんか?非効率だぞ。」
「ううん。僕が徹底的に痛みつけて…そしてその後に…」
「わかったそれ以上言うな。吐き気する」
カーカスは顔色を悪くする。
「何を想像したんだい。僕のは単なる治療だよ」
「戦ってすぐ治して、また戦わせる行動が治療には見えねぇよ!!」
「残業代を出すのが勿体ねぇくらいな!」
「何を言ってるの。仕事じゃない。これは僕の趣味だ。」
「わかったわかった…」
「てかおかしいな。敵が来ないなんて。」
「いや…来たようだよ。」
噴出点から人が出るー
しかしそれは…
重症を負った人だったー
「ほんと…兄さんの方針にはついていけへんのや…」
「仲間割れか…!?」
「いや…まだ結論出すのは早いよカーカス…」
「8兄弟の3女…ジローガだったね…」
「何故こんなことを?」
「父様に従ったのはただ1つ」
「魂の進化よ…」
「父様は仰った。魂の連鎖…究極美の鍛錬…過程の超越…」
「私はそれを得る為ならば釜を共通しあった兄弟を殺せれる…!」
ジローガは銃口をこめかみに当て、自死の選択を取った。
「魂魂結結…」
重症の兄弟を吸収し、死体となった構成員たちの魂も次々とジローガの元へ飛来する。
じわじわと肉体は巨躯と変貌するー
「…まずいね…僕ら2人じゃ荷が重い患者だね…」
「認めたくないが…これは残業代を上乗せされても文句言えん案件だな…」
失記者は基本的に個人の喪失が源でありー
その多くは対人前提の能力が多い。
仮に、ゴ〇ラ等の巨大生物による喪失なら巨大生物に対する力は得ることは理論的には可能である。
たが、この世界では巨大生物等存在しない為ー
十三死宮ですらこの進化は止める事は難解するだろう…
ーヴァルキュリア地点ー
ヴァルキュリアでは、ヴァーネによる事件の1万件を3日で終わらせた為、
社内が地獄絵図となっていた…
オフィスには冷蔵庫の中に敷き詰められてたあったリボ〇ンBがたった3日で無くなってたー
その分各地社員のデスクの上に空瓶が積み上がってたー
もはや、全社員が興奮と過労とカフェインでハイになったゾンビのように作業している。
そんな中、カノウが社内放送とオンラインミーティングを開く。
「…ヴァーネによる事件の捜査1万件を日本支社総力で処理したおかげで…」
「無事に終える事が出来ました!!」
各地で雄叫びが聞こえ、虚ろな声で叫ぶ者、事切れたように寝始める社員もいるー
その様子を見たカノウは顔を顰める。
「すっごく申し訳ないんだけど…」
その一言で皆静まり返る。
「提携国ウロボロスがヴァーネの奇襲を受けてるので、」
「現場の処理、遠隔支援する必要があります…」
「皆疲れてるだろうけど、これが終わったら時宗のポケットマネーでボーナス1年分全社員分支給するので頑張りましょう!!」
各地で雄叫びと共に近所のコンビニやスーパーからリボ〇ンBが消えたー
カノウはマイクを手に置き、ノートパソコンを閉じ、
立ち上がる。
「…メイちゃん。」
「はいなんでしょう!!」
カノウが秘書に話しかける。
「今から旧東京都へ行く。調べたい事がある。」
「…分かりました。ですがなぜあの廃墟に…?」
「少しね…あそこに何かありそうなのよ…」
「この全面戦争のキーとなる何かがある…そんな気がするの。」
「後、泊。今すぐウロボロスに行きなさい。」
「100%…可能性の未来が言ってるわ。」
「え、、まだ仕事が終わってないんだけど…」
「…緊急時。行きなさい。」
「分かったよぅ…」
泊は渋々と車に乗るー
「」
住宅地A地点ー
救済の登場により、変身者の2人は防戦気味となるー
「…おかしい…前より強くなっている…?」
以前とは違い、少しずつ攻撃に規則性が生まれてるが、
その攻撃を簡単にいなすことは出来ないー
「それと…物理的攻撃は効いているが…」
「レクイエム・ゼロとノア・レクイエムの力も同時に使用してるのに…」
「効いている様子が無い…」
「…クザさっきからの違和感感じるか…?」
「はい…」
2人は戦闘しながらある結論へ結ぶ。
「…天国への刻印…!」
先程の構成員を無慈悲に刈り取った技を使うが…
発動する音、光すらも発生しない。
「うん…間違いない。前もセイムさんの再生ができなかった原因も分かった…」
「救済…お前。失記者の能力を無力化させる力持っているな…!?」
「…ジジ…正解…少しは…成長したジジ様だ…な…」
「ただ…まだジジ…足らん…ジジ」
救済は手を振りかぶしーその衝撃波で彼らは飛ばされる。
同時に2人の変身が解ける…
「…!!この国のどこかに…ジジ平念の魂が…ジジ…」
「全ては…ジジ…全ての魂…ジジの…救済…を…ジジ」
救済はまたどこかへ行くが、
2人は追いかけようにも
2人は衝撃波のダメージが抜けきれず、その場から動けない…
続く




