第3話〜売機避〜
ある日それは突然訪れたー
ジユが瑠の家にノックするが反応が無くー
ドアが開いてたので開けるー
それには複数箇所の血痕…
荒らされた部屋…
ジユは慌てて中に入るー
「瑠!!!瑠!!!!どこにいるんだ!!!」
声はない…
ジユはキッチンの収納棚のひとつに違和感を感じる。
「…?前あんな配置だったか…?」
思わずジユは棚の引き出しを出す。
引き出しの中身は空だが、手を入れると板が外れたー
二重底だったのだろう。
底に入ってた物はひとつのノート…
そのページを開くと目を丸くする。
そこには瑠の手書きで書かれた文字と幾つもの新聞の記事の切り込みが貼られてた。
「おい…嘘だろ…??このカメリアで…」
「人身〇売が起きてんのか…?」
「しかもこの地区の住民、ホームレスが特に…?」
「瑠はこれを知ってたから…??」
「…たしかに、顔見知りのホームレスが減ってたな…」
ジユはその本を閉じ。部屋を出た。
己を育てくれた親代わりの姉に等しい人をー
ジユ単身で探そうと決意したー
その日から三年後ー
ジユはある廃墟へ入る。
その中にはガヤガヤとしてる中でボスらしき人が
こう発した。
「さぁ!!本日はヴァーネお墨付きの人材!!」
「元警官!!25歳の女性ですよ!!!」
「買いたい人は挙手を!!!」
瑠の姿が見えると人々は立て続けに声をあげ続ける。
ジユは3年ぶりに見た瑠を見て思わず人を払い除けながら前方へ辿り着くー
「瑠…」
「…あなたもしかして…ジユ…?」
「本当に大きくなっt…」
「奴〇が勝手に喋るな!!」
ボスらしき人が鞭で瑠を叩く。
「ギャァ…やめて!!」
「うるさい!!!」
ボスが再び叩こうとするとジユは壇上に上がり、止める。
「…おい。なにしてる…」
「カギが…銃殺しろー!」
部下達がぞろぞろと出揃い、拳銃を向けられ引き金を引かれるー
ジユは咄嗟にボスを盾にして防ぐ。
その銃声音で観客は悲鳴をあげながら逃げる。
「よくもボスをー!!」
ジユは部下の手を止める。
「よくもは…こっちのセリフだ…」
ジユの追撃を部下に食らう。
「…来いよ…全員たたきつぶしてやる…」
戦闘中…ある銃声が鳴り響くー
ジユ本人に被弾はしてない…
瑠がジユを庇う形で被弾していた…
「…瑠…!!!!!!!!」
「なんで…なんで…!!!」
「よくもまぁやってくれたな。俺様が失記者じゃなかったらお前の勝ちだ。」
拳銃を構えながらジユにジリジリと近づいてくる…
「…瑠。待ってろ!!すぐここを出て、病院に行く…!」
「…いえ…その必要は無い…もう私は…長くなi…」
最後の言葉で瑠は脳天に銃弾を食らってしまった…
「瑠ぃぃぃぃいいいい!!!!!」
ジユは涙を止めない。
同列に。己は今は不自由だ…ならば…俺は自由を貫き続ける…そうまさに…否鉄鎖を…得るんだ…
この時ー魂と意思が共鳴したのかー
ジユの目の色が変わる。
「…俺は産まれながらの自由だ…」
刹那ー
空気圧の様な拳がボスに襲い掛かる。
「お前のせいで…死んだんだ…恨みは生涯晴れない!!」
一撃…二撃…とじわじわと空気の拳は止まることを知らない。
「ヴァーネだったけ…この組織を…カメリアから…追放する。」
数ヶ月後ー
先代のウカが酒を飲んでいる時に知らせが入った。
カメリアに配置してたヴァーネが全て壊滅したとー
「一体誰が…」
「…分かりません。カメリア配属の者全員死んだんです…」
「…ただ一つだけ分かります。」
「それを起こしたのは弱冠15歳の失記者です…」
先代のウカは怒りのままに酒瓶を壁に投げる。
「…総力あげて…ガキを潰すぞ…」
「しかし…カメリアに構成員が入った瞬間即死してしまうのです。」
「なんだよそれ…くそ…」
場面は変わりー
ジユは250年経ってもなお彼女を失った事を悔いー
夢に出るまで苦しんだがー
ヘイラと息子と遭遇した時からひとつの結論が出た。
瑠の忘れ形見である十字架のネックレスを…
変身に使おうと。
変身する時に使用した武器はジユのアーマーとなる為、
同じ武器からの複数の変身は不可能ー
そう。ジユは遺品であるネックレスを捧げー
次へと進む覚悟を決めたのだー
ー海辺南部ー
「いやー…まさかヴァーネと全面戦争とはね…」
「いずれ来る事だったわ。とっとと終わらせましょう。」
魚座 自然死宮 棺と蟹座 情死宮 イアが待機してたー
前方からワラワラと人がやってくる。
「作戦は?」
「範囲広い攻撃で一網打尽作戦よ!!」
「そのまんまかい…」
「解剖神学ー」
「植物大図鑑ーー」
2人が発言した後。巨大な骸骨と植物が顕在され続ける。
「…いたわね。八兄弟の次女…ウラン…」
「植物ノ御業…」
棺が発した後、緑色のモザイクがたちまち霧の様に降りかかる。
「使用…人喰い花…」
構成員の人々の体に人喰い花が生えー
たちまちその毒性と胃液に溶かされるー
「ひぇ、あんた達酷いことしかしないの?」
「今は戦争よ…人情はとっくに墓石に置いてきたわ。」
イアが近づき、ウランとの攻防が繰り広げられるー
「人体八急所ー」
人体には、心臓、肝臓、肺、頸動脈、こめかみ、顎、腎臓、、
イアはそれら全て一撃で打撃を行う。
「まだこれで終わりじゃないわ…」
「肝臓。」
「うあああああああああああ」
イアが発言した後、ウランの体から肝臓が勝手に飛び出てイアの手元に向かうー
即座に肝臓を潰すー
同時にウランは吐血する。
「あーめんどくさいから一気にやったら?」
「そうね。」
「心臓、肺。」
そしてまた心臓、肺が手元に回る。
再び破壊したー
吐血すると思われたがもう既に一回目ので出血量が多かった為、ウランは失血死してた…
「なんだ。無駄足か。」
ゴルが歩いてきた。
「もうそっちも終わったの?」
「…あぁ。呆気ない終わり方だよ。」
「で。どうする?」
「そうね…」
「ゴル。イア。避難地域に行こう。」
「もしかしたらなにか起きてるかもしれんからな…」
「…問題ない。」
4人の耳に通信が入るー
「もう既にそちらは手配してる。」
「残り十三死宮と合流せよー」
「「「「了解ー」」」」
ー海辺南部ー
「…怖いねぇ。。これから人がいっぱい死ぬんだよ…」
「なーに光龍。なんとかなる。」
双子座 精乱死宮 光龍と射手座 旅死宮 スロが待機してたー
何も無ければ出現すると思われたがー
誰も来なかった。
「おいおい…ドタキャン…?モテないって。」
「情報が偽だった…?どいうことだ…」
2人はあらゆる可能性を考慮するー
「「避難地区が危ない。」」
2人は避難地区へ向かったー
一方避難地区ではー
漏、ソク、ヴァイが住民の誘導を行っていた。
「これで全員か…」
「いや〜俺が言うこと全く聞いてくれへんかったな〜」
「副隊長が行く前にお酒飲みまくるからでしょーが!!」
ヴァイが突っ込む。
「…まって…皆構えて…」
「敵が来てる…」
「おいおい。なんでバレてんだ?」
「飲みすぎて誰かゲロったか〜?飲みの失言は仕方なぁい〜」
前方に、400名程の組員と八兄弟のふたりがいたー
「まずいまずいまずいまずい。俺たち後方支援型やし!」
「無もおらへんし!!やばいって!!」
「安心しな。」
突如空中から岩石が落ちるー
「…通信でだけど、すまないね。私はここから離れへんからさ。」
「…練さん…!!」
「遠隔発動ー魔導ノ陣ー光火ー」
岩石の向こう側で熱気が伝わりー
構成員の悲鳴が聞こえてくるが、
岩石にヒビが入りー
八兄弟の長男メロ 長女イノ がいたー
「なんでヴァルキュリアの奴らがいるんよ。」
「完璧な作戦じゃなかったて事じゃない?」
「うわーだる。」
メロ、イノが3名に近づこうとするがー
何かを触れた瞬間ー
体、魂が完成されたジグソーパズルを上から叩きつけて破壊される様にバラバラと砕け散った。
「…何が起きた、、?」
「僕が魔法を使っただけだよ。」
「遠隔だから精度が落ちる変わりにひとつに集中させたけどね。」
「なんというか…長男女組強いって情報でしたのに…」
「あんだけあっさりといかれるんですか…?」
「ハハ…何を言ってるんだヴァイ。」
漏が自信満々気に解説する。
「練さんは…貞操を大事に大事に貫き通した大賢者でありながらウロボロス筆頭大統領だよ!?」
「強くない訳が無いじゃん!!」
「…貞操の所要らないかなぁ…」
続く




