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第2話〜束選生〜


ジユは戦闘する前に生前の彼女を思い出すー


おおそよ250年前ー

ジユは名も無き者のスラム街のホームレスであり

ー日の生存だけが精一杯だったー


己の産みの親すらも分からず、スラム街に住む者の助け合いで育ってきた…


その中でかつてのジユは出会う。


彼女…もとい瑠と…


「あなたまたゴミ漁ってんの…そろそろ辞めなさいよ…」


警官だった瑠との出会いは最悪だった。


なんせジユが漁ってる時に悪漢と間違われ追いかけられたのだからー


「どっかに行け。俺はこれしか生きる術がない。」


「でも…」


瑠はジユに近づくが、ジユの体臭が酷く、思わず後ずさりする。


「…あなたいつからこの生活を…?」


「…知らねぇよ…物心ついた時からこうしてたさ…」


「親も不明だし身寄りのない俺に構える程警官は暇ちゃうやろ?」


「…はぁ。その生意気な口はどこから覚えたんだが…」


「…あなた着いてきなさい。」


「…なんだ…?俺の体を見てもいい事ねぇぞ。」


「ッ…違うよ!!あなたを風呂に入れるだけよ!!」


「やっぱ見る気満々やんか!!!」


「良いからついてきなさい!!」


無理やり入れさせられた風呂は心地いいものでー

何故ここまでするのかと問い出すー


「…死んだ弟があんたに似ててさ。特にその生意気さが似てる…ほっとけれなくなっただけよ。」


「はっ…同情か…」


「そう思うならそう思いなさい…」

「いずれ分かるよ…」


瑠はジユの頭に手を置く。


「…名前は?」


「…ない。」


「…そう。なら私が付けてあげる。」


そのまま瑠は首に付けてた十字架のペンダントを取り、

ジユに付ける。


「この十字架を肌身離さないでつけなさい…」


「貴方の名前はジユ。」


「今を理解しー自由奔放に生きなさい…」


「…他人の情けはごまんと見てきたが…瑠。」


「あんただけは違うと感じた…」


「ふふ…少しは洒落たこと言えるのね…」


ジユは瑠の事を気に入り、家に入り尽くす様になりー

家事のあれこれー座学ー世界の理について教えてくれたー


ある日悲劇が起きた。




ー海辺西部ー


「んー…実に面白い。これから選択を誤った者たちを見れると思うと僕は笑みを隠せれないぞ!!」


「同意見だなぁ…」


天秤座 選択死宮 ゴルと、獅子座 英雄死宮 ザバルトのふたりが海辺西部で待機してたー


「お…お出ましだ…」


200名ほどの組員と8兄弟の1人がやってきたー


「げ…選択死と英雄死かよ…」


「たしか…8兄弟の次女ハヌルだったね…」


「…お手柔らかに…」


「生憎様だが、俺ら2人は手加減しない主義なんでね。」


「かつて英雄だった者の蹂躙ー」


「あぁ我選択の誤天秤ー」


ザバルトは馬と槍兵の鎧を具現化しー

それを身に纏う…


ゴルは2メートルに及ぶ選択の天秤を具現化するー

以前アカシが行った記憶再現と類似はするがー

彼らの場合ひとつの物をはっきりと具現化させることで

力の抽象を計らってる為ー

効果としてはゴルやサバルトの方が上澄みに入るだろうー


「まず僕からね…」


「魂審裁天秤ー」


そう告げた刹那ー

組員、ハヌルの魂が可視化される。


「…はははは…みなどずくろい魂だ…」


「裁くにはもってこいの人材だ!!」


「審議!!汝は今の行動の選択を後悔してると思うかー」


「思い浮かべるだけでいい…YESかNOと応えろ…」


そう告げた瞬間

組員の半分程が精神崩壊を起こしたー


「そうか…汝は選択したことを悔いてるのだな…!!」


「精々苦しめ…」


「後悔は死に直結しない…たが己の深層心理は否と答えただけで魂は死んでる…」


「相変わらずゴルはえぐい事を平然とやってのけるなぁ…」


「そんなところが痺れるぞ…!!」


「次は君だよ。」


「あぁ。任せろ。」


「詠英死鎮魂歌ー」


半分ほど減った組員が鎧を着せられ

サバルトへ向かうー


「英雄革命」


サバルトはこれまでの戦死者の記憶を保管し、その記憶を相手に体現させるー


銃による死二方の記憶であればその影響下にいたものは例外なく銃殺死になるー


今回の体現はー

たった一人の英雄で200名を刺殺による殺人を成した革命を体現させた…


つまり。ハヌルはゴルの選択の天秤を超えれてもなおー

英雄死サバルトにより成すべくも無く殺されたー


「…お前達は英雄などになれなかった単なる雑兵に過ぎなかった…」


「来世では己の魂を磨くんだな…」


二人は遺体の山を見つめ、海辺東部へ向かうー


ー住宅街B市地点ー


「メイザ。これから血が流れる。」


「大丈夫か?」


「セイムさん何を言ってるんですか。私一族滅ぼしてるので。」


「そうじゃったなぁ…」


セイムは内心引きつつも、


「なぁに気にすんな。誰でも身内と仲良くできる訳ちゃうし。」


「ええ。」


セイムとメイザは前方にやってきた組員200名と八兄弟のひとりがやってくる。


「たしか…八兄弟三男ギロじゃったな…」


「おぉ!俺を知ってるのか!三度の飯よりも喧嘩が好きだ!!」


「さぁ死合いしようぜ!!!」


「ふん…出会いが違ったら気が合いそうじゃったな…」


「運命は絶対だ…さぁ戦おう!!」


セイムとギロは拳を交せる…


しかし組員がセイムに襲いかかる。

それをメイザが止めるー


「…人が多いですね…」


「多重武種ー」


メイザの背中に10種類の武器が顕在する。


その内の日本刀を取り出しー

組員を切り込む。

そして。武器をセイムの方向除く全方向へ飛ばすー


「それがメイザの形式が…」


「まだ実験中ですけどね!!」


2名の乱闘は続きー


「…熱熱願破…!!」


ギロが拳に炎の様な物を身に纏う。


「もっと燃えようぜ…!!」


「熱い男じゃな…記憶再現…!!」


セイムもメリケンサックを具現化しー


スパーキングはまだまだ続くー


続く

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