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第15話〜処戦前〜


メイザに精神的苦痛による覚醒で一族の滅亡したという話は真実でありー


刑事的責任は追及されかねない事態へとなると思われたが…


以前から愛の一族に対しての悪評が絶えなく、

世論。権力者達でもそのことに対して否定はされることはなく、寧ろ賞賛されるという異質な展開に陥てたー


「…っと…時宗多分大丈夫そうだよ…」


ドクがパソコンに写し出されたグラフを見せる。

「99%が賞賛されて泊が危惧した世界経済の均等についても問題無さそう。」


「“彼女は正義だった”“むしろ遅すぎた”……このコメント主と同意見ね」


「私が気にしてるのはメイザに継がれた資産をどう使わせるかによって対応が変わる。」


「そのあたりメイザどう考える?」


「…そうですね…総資産が億はあって私に回るとは思いませんでしたが…」


「ここで働きながら…世界中見てみたいです。」


「初めて…空がこんなに広いと感じました…」


「あの家では外出すらも厳しかったので…」


「ん。大丈夫そうだね。どっかの誰かさんみたいにギャンブルに注ぎ込まない様だし、お金の使い方も泊教えてあげるように。」


泊はあぁ…と顔を顰めるがメイザに告げる。

「ともあれ。君の初任務はウロボロスへ漏ちゃんと一緒に行く事。」


「君ならこなせるよ。信じてるよ。」


メイザは泊の無償の愛というのに感じ取り、思わず顔を赤らめる。


「お!!!早速赤はn…」

カノウはノートパソコンに映し出される時宗を

画面越しでは殴れないので、パソコンを閉じさせた。

「おおおい!!!!いい所なのにいいい!!!!」


一方その頃ー

記憶の墓場。旧東京都にて、

ウカは戦闘員を集めた。


「…ウロボロス総襲撃計画まで残り1日を経った。」


「ウロボロスは島国だ。船か大橋を介してしか入る事は出来ないぞ。どうするんだ?」


白銀の男がウカへ聞く。


「なぁに慌てんなシギ。」


「ヘイラ。マーキングは終わらせれたな?」


「ええ。妨害はあったけれど…東西南北の海辺と住宅街の数箇所に設置済みよ。」


「なら大丈夫そうだな。」


「ワシ達がウロボロスへ襲撃する理由は。」


「英雄死が管理する武功記録局の奥底に善の遺物を回収することー」


「遺物を回収し、異物に宿る記憶をワシがくらい、」

「譲渡の完全系を成させる。」


「完成系になれたら…ワシの野望もそうは遠くない…!!」


「「「「父の望み、それは“人の魂を物に還す”という世界の逆転…!」」」」」

その場に居る者々が一斉に

「我らヴァーネは、その先陣となる“記憶の継承者”だ……」


「頼りにしとるぞ…我が8兄弟よ。」


場面は戻りー


「カノウ。少しいいか?」

ドクが声をかけ、知識館の奥底に入る。

「どうしたのよ。珍しいわね」


「メイザに魂読機をかけたか…?」


「機会のエラーが出たわ…」

「でも、魂読機の表示が……一瞬、“∞”って文字が点滅したのよ。」


「…やはりか。」


「なにか心当たりあると言うの?」


「過去に時宗にかけた事がある。」


「時宗の時もそうだった……“規格外”と表示されて落ちたんだ。」


「つまり、今の機器では計測が出来ないからこそエラーが起こる…」


「まさかドク…メイザの力は…」


「あぁ、時宗と同様の力を持つ可能性が高い。」


「彼女がどうやって一族を滅亡させたか分かる?」


「彼女が失記者になって暴走したからじゃないの」


「…本当に有り得ない内容になるが…」

「愛縛部屋と呼ばれる部屋が破壊されて、彼女と弟はそこに入ってた。」

「愛縛部屋には4000年の怨念の記憶が詰め込まれて失記者でも入ったら死ぬ程で、弟もそこで死んだそうだ。」


カノウは冷や汗をかく…


「記憶の継承と共に破ったメイザは…」


「世界の謎である…付喪神という概念へ転生した可能性が高い。」


“物に魂が宿る”という現象は、原歴以前の文献でも幾度も記されていた。

ごく稀に、呪いや愛、怨念を積んだ物体が――

「命を持つ」と語られてきた。


それが「付喪神」。


だが、人間が直接それに“なる”など、かつてなかった。


「彼女がもし暴走したらこの国ごと終わる。」


「僕達の采配が命運を握ってるに等しい…」


一方その頃ー


漏とメイザはウロボロスへ向かう為の飛行機に乗る為に空港に向かうがー


メイザの肩にポンッと…置かれた…

察しのいい人はわかるだろう…


まさかのー3度目の出禁ーー


「なんでだよおおおお!!!!」


「何回やんねんこのくだり!!!!」


「…まぁ仕方ないでしょ…時宗様に連絡しないと…」


「呼んだ?」


突如背後からの声に2人は目を丸くさせ、後すざりする。


「な、なんで時宗様がここに!!!」


「もうやめてくださいよ驚かすの…」


「まぁまぁこうなると想定してたから来た。」


「君達をウロボロスに送るから行こう。」

時宗は2人の手を握る。

また場面が変わるー


「え、なに瞬間移動??」


「…過程を省略させただけよ。」


「そろそろソクが迎えに来る…私は行かねばならない。」


そう言い、時宗はまた消える。


「なんだよ、、相変わらず慌ただしい人だ…」


「いえ、、さっき、空港で巨大な思念を持つ魂を持つ人がどこかにいた…」


「というと…?」


「時宗様はこの後戦いに行くかもという事よ…」


一方その頃ー


ウカはウロボロスへ侵入する為に飛行機に搭乗してたー


「あーやっと…手続き終わったぞ…組員全員の予約しんど…」


ウカはビジネスシートにて一時の安心を得たと思われたー


その時に飛行機内のトイレの水栓音が聞こえるー

「危なー間に合ってよかったわー」


その人物は時宗であった。

ウカも立ち上がり、トイレへ移動しようとすれ違う…と思ったか?


2人はすれ違い様に急激に振り返り攻撃を仕掛けたー


双方とも初対面であるが、出会ってすぐ分かってることはある。

そう。この人は敵であるとー


続く

次週限定的3話公開します

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