第14話〜体回帰〜
メイザの不意打ちの攻撃が刺さったーと思われた…
メイザは違和感を抱く。
貫通した肉の感触が無いからだー
日本刀の先を見ると。そこには機械的な拳が日本刀を握っていたー
「あー危ねぇ。ヒヤッとしたよ。」
メイザはその拳を振りほどこうとするが動かない。
「ダメだよ。失記者は常識が通じないんだから!!」
そう言い、メイザの顔面に泊本人の拳が入るー
転生を成してからの初めての負傷ー
鼻から血が出るがその血を舐める。
「…本当に…理不尽だわ…あははは。。」
その間に機械的な拳は泊の手に吸い込まれるように装着され、次々とそれぞれのアーマーの欠片が泊の体を埋まるが
メイザはそんなことおかまない無しに
再度攻撃を仕掛ける。
たが、足に装着されたアーマのロケットブースターで足蹴りを喰らい、
最後のパーツが頭に装着されるー
脳天に直接揺さぶられる感触ー
初めての感覚にメイザは嘔吐する。
「フフフフフフフフフ…私は見くびってたようね…」
青白のアーマーを纏った泊へ問う。
「あなたはなぜ愛労の密告で、愛の一族を取り締まろうとしなかったの!!なぜ!!!」
「…すまない。彼女が…失記者になる前に密告されたせいで…警察その物が報復を恐れて動かせなかった…」
「できたのはメディアの地方新聞に1箇所しか書かれるという結果だった…」
「僕が動かせれるのは失記者の事件のみ…」
「密告者が健常者だとしても愛の一族は失記者が多いのに!!なぜその大元を狙なかったの!!!」
「僕もそうしたさ…たが出来なかった…」
「完全に僕の力不足だ…すまない。」
メイザは半狂乱に泊へ攻撃をするが。泊は反撃をしなかった。
「なんで!!やり返さないの!!!」
「僕は…君を救いたい…君の母親を救えなかった…」
「せめての償いをさせて欲しい…」
「…そんなのされると…あなたを恨めないじゃない…」
彼女は日本刀を地面に落とす。
それと連鎖する様に。
メイザは涙を流し、膝を下ろす。
「君は親という呪いに縛られてただけだ…愛労と同じ様に…」
「ヴァルキュリアに来ないか…僕の秘書役が欲しかったんでね…」
「秘書役って…パソコンも使うかしら…」
「…基本はね。」
「私機械音痴だけどできるかしら…」
「できるさ…運命に抗えたんだからパソコンの1つも出来るよ…」
「僕が全部教える。だから。来ないか?」
「ほんとに理不尽な人ね…ええ。あなたの元に働きたいと思ったわ。」
「私の名はメイザ。よろしくね。」
メイザは手を差し出す。
泊はアーマーを解き、手を握り返す。
数時間後ー
「と、言う訳でメイザをヴァルキュリアに入れていいですか」
カノウ、ドク、時宗に三者へ問う。
「…もう…無茶ばっかして…可能性の記憶で100%そうなると思ってたからいいわ。」
「…良いよ。本を汚さなかったら僕は構わない…」
「……」
時宗だけ硬直する。
「時宗やっぱ無理かな。」
泊が心配そうに見つめる。
「…違う…!!メイザが愛の一族の後見人となって…総資産が推定億はくだらないから…」
「…私の所に入ったらどんだけの処理が…あああああああああ」
暫く時間が経った後ー
「…すまない。私は構わない。」
「たが。頼みがある。こちらのウロボロスで近いうちに争い起きそうだから漏とメイザさんがこっちに応援に来て欲しい。」
「メイザさん。色々あったと思うけど、我社の従業員の殆どは壮絶な生を歩んでる人が多い。」
「すぐになれるよ。ようこそ。」
つづく。




