第18話〜 理壊時〜
別の足音が近づいてきた。
「な〜ドク落ち着けって〜後で俺が戻すからさ〜」
その軽快な口ぶりは時宗だった。
「時宗ー…お前には関係ない…その2人を殺すだけだ。」
「はいはい。後で聞くから眠れ。」
ドクの背後に回り、頸動脈を狙うが、阿修羅の手に邪魔される。
「なーんだそれ。むっちゃ気持ちわりぃぞ。知識館の管理者なんだからもっとスマートにしようや!!」
「運命ー情報規制」
時胸の位置がまた変わり、ドクの猛攻を軽くなぎ払う。
そしてまた突如変わった。
ドクの阿修羅の手が切断されてたー
「時宗…本当にチートだ…」
そう言いドクも倒れ込む。
知識館に包まれてた白いモザイクは消え、
一面に覆われてたカエンタケも切断された阿修羅の手も消えたー
「ふー侵入者が出たのは良くないけど死者が出なかっただけでマシか。」
時宗は白、クザ、ドクを抱えて医療室に向かう。
医務室に寝かせてから時宗は気づく。
「ん…????????????ウチにこんな人いたっけ…??????」
「まぁ白に協力してたぽいし敵では無いかまぁいいや!!」
「良くないわ!!!」とカノウが医務室に乱入してくる。
「この人も侵入者なんだけど…私の可能性の記憶によると…100%白に惚れ込んで仲間になったみたい……」
「………うん。赤飯炊いてあげようか。」
「そうね。」
時宗、カノウは思考を放棄したー
「ま、白もそろそろ卒業する年頃だしな……(意味深)」
カノウがジト目で睨みつつ腕組み
「……何を“卒業”って言ってんのよ……(威圧)」
時宗、苦笑しながら言い訳するように
「まぁまぁ……チェリーボーイが、皮なしぶどうになるだけやって……」
カノウ、机叩いて叫ぶ。
「それもう答えてんねん!!!レディーに何言うのよバカァ!!!」
白、ベッドでうなされながら寝言を漏らす。
「けっこんは……しない……協力だけだ……僕には空が……」
クザ、即反応して声を荒げる。
「あなた!!その“空”って女は誰よ!!!!!」
カノウ、額に手を当ててため息。
「寝言にまでヤキモチって……重すぎでしょ……」
時宗、笑いながら
「いやもう、重いっていうか爆弾。白、次起きたら修羅場やで〜包帯用意しとくね〜」
そういい、時宗カノウは事態が落ち着いた事に安堵するー
つづく。




