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第13話 〜生魂銃〜


セイムによりまたもや模擬戦場へと連れていかれる一行ー


「さっきの白の発言の事も含めて、登場にボケ全開にしてたお前ら一気にかかってこい」


ヴァイは答える。

「えーセイムさん後でまた激辛ラーメン作りますからー」


「激辛は要らん!!俺は甘党や!!ケーキ入ラーメンを作れ!!」


その単語だけで胃もたれしそうなメニューをセイムは要求する。


「それもう作るだけで吐き気するから無しでよ…」


ヴァイは食い下がり、


「私は索敵担当だから無、ソクさん、漏、白君頼んだよ。」


無は答える。


「はー仕方ない。やるか。」

無は消え、セイムの頭に蹴りを入れようとするが腕により邪魔される。


「あれが無さんの能力か…」


ヴァイがその言葉を否定する。


「ううん違うよ。あれはソクさんの能力。」


「え?じゃあ無さんはなんなんですか?」


「無の失イ物は自己。自己が無いと解釈したことによる能力の拡大。」


「形式は鏡移写。人を真似るという基本的な行動への極地だ。」


「普通なら自己がないから己を作る。彼はそれが出来なかった。それだけでも苦しいのに彼は模倣で乗り越えた。すごい事だよ。」


白は感心する。戦いがまたソクの加入でまた一変する。


「なんか…ソクさん早いけど、ずっと震えてない?あれも能力の解釈の拡大かな」


ヴァイは溜息をつき、否定する。


「あれは…単なるアルコール不足。」


「いや!!日常生活に支障出とるやんけ!!意味無いやん!!」


しかし、その震えで、電動カッターの様にセイムの腕を切断する事に成功する。


「…あれはどう捉える?」


白は恐る恐る問い詰めるが、

ヴァイは沈黙を貫いたー


その刹那セイムが白に飛びかかる


「お前も戦いに参加しろやぁぁ!!」


「うあああああああほんとあれ激痛いんですよ!!」


「うるさい!やれ!男には二言は無い!!」


「昭和的なのやめてください!」


「わしは昭和世代じゃねぇ!言うなら縄文世代や!!」


「あなた何歳なんほんとに!!」


そういい白は引金を引く。


その喧騒は暫く続き、、


「嘘でしょ。3人でやってもセイムさん倒せないとか嘘でしょ…」


「白くん。セイムさんを侮らない方がいいで。彼は数千年以上生きてる失記者だ。レベルで言ったら時宗様に近い。」


白(内心)「数千年って言葉、人生で初めて本気で受け止めた気がする……」


その数千年という重みに恐縮するが、ひとつの疑問を投げかける。


「数千年生きてるセイムさんでも時宗さんと同レベルとかおかしすぎません?あの人?」


セイムがその事に答える。


「時宗は存在そのものがチートじゃ。なんでヴァルキュリアで留まってのかおかしいくらいや。」


「おーおつかれ。餞別の飯食ったからはよ食べなさい。」


ヴァイがほかほかの弁当を渡してくる。


「あ、有難うございます…」

そういい口に運ぶ。


「かっら!!!???」


「あー今回は白が当たったかヴァイ特性のロシアン弁当は格別や。」


「前俺が当たって泡吹いたよなー」


漏が笑い飛ばす。


「そんな事もあったな…そっから辛さ控えめになったな…」


ソクはそう言いながらウイスキーを弁当にかけて貪る。


「…ヴァイさん…突っ込まないんですか?」


「もうソクさんだけは諦めた。救いようがないアル中だから。」


ヴァイは乾いた声で笑ってる。


「さて。遅れたけど、ワシが赫失隊のリーダーセイムじゃ。突然の連続だらけだったが、改めて白。ワシとと共に戦おうじゃ」


セイムは手を差し伸べる。


白は笑いながらはい。よろしくお願いします。と手を握る。


普通ならいい終わり方で終わるが。セイムは違った。

そのまま白を背負い投げをかまし、


「さっきわしのことを死んでね?と言った罰じゃ!!こんなもんに騙されるようじゃ先がやられるわ!!」


「なんだよーー!!いい〆で終わったと思ったのにー!!!」


白が叫ぶ。

続く

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