第12話 〜ヴ無速〜
模擬戦の日から日にちが経ち、白はまたもや任務に連れていかれて疲弊してた。
「なんであんな所で爆発するんねん!!」
そういい、包帯を解く。
「落ち着いて。セイムさんも反省してる。」
カノウがそう告げ、思い出したかのように続ける。
「そうだ。白と再結成させたチームメンバーの紹介しとこう。」
「おいで。」
その一言が途切れる否ー
デッデッデッデッデレー
奇抜な音楽が流れる共に、
漏と他男女が入ってくる
「この人が僕のチームメンバー、、?」
漏がそうとも!と言いながら
「隠密担当漏!!」
バァァァーンと某漫画で出そうな擬音と共にポーズを取る。
「索敵担当ヴァイよ!!」
バァァァーン!!
「近接戦闘担当無!!」
バァァァーン!!
各々がポーズを取り、決まった…と思った。
しかし、
3人がゲンコツを食らい、白が思わずツッコむ。
白「いや!!まず音楽なに!?ポーズなに!?ツッコミ何人分必要なんコレ!!?」
そこに──
──カツン、カツン、と重たい足音。
一同が振り向く。ドアが静かに開かれた。
白「……なんかすごい重役来たみたいな雰囲気……(こいつはまともやと信じたい)」
「失礼したね。赫失隊の副リーダー、ソクだよ。」
キリッとした表情で手を差し出す。
だが──その手は、尋常じゃないほど震えていた。
白「え?なに今の音?え、地震?…あ、違うわ…ソクさんの手かい!!!!」
ソクは静かに微笑む。
「気のせいだよ。」
ウイスキーの瓶の蓋をカシュリと開ける。
白「いや!!!もう答え出とるやろそれ!!!」
「え、こんな癖強チームに私が入るんですか?むしろ嫌なんですが?」
カノウは当たり前という表情を見せる。
「うん。癖強チームに白が食わることにより、今までボケチームだったのがより一層面白さも増して…ゆくゆくはM〇に出れるだろう。」
「いや僕芸能人になりたくてヴァルキュリア入った訳ちゃうから!!!」
「ん?まてソクさんが副リーダー?リーダーはまさか…」
「フッ想像通りセイムさんだよぅ〜⤴︎︎︎」
ソクが酒の匂いと共に顔を少し赤らめて話した。
「ねぇ!!!今話してる時に飲むな!!!」
「てかセイムさんがリーダーとか信じられないんですけど、会ってから親バカ+下ネタマンっていうイメージが強いんですけど。」
カノウは暫く口篭るが、答える。
「まぁ…セイムさんあぁ見えて戦死者と呼ばれる程の実力じゃだから。」
白はおぉ…すごい…と思うが、
「あれそれってセイムさん死んでません?」
その何気ない言葉に空気が凍り、完全に出遅れたセイムがドアの前にいたー
「ふーん…そう思ってたんだー…ヴァイ、漏、無、ソク、白今から模擬戦に来い」
にこにことした表情で告げるが目は笑ってなかった。
続く




