プロローグ
初投稿です。よろしこ。
暗い…それに少し狭い。ここはどこだ?
暗闇に支配された小部屋にいる。
動きづらい体を無理矢理動かした先に光がみえた。
そこにとりあえ向かおう。
なんとか出てこれたぞ!でも呼吸がうまくできず苦しい。涙も出てくる。
「オギャーー!オギャーーー!!」
これは…ぼくの声…?
うまく見えない目を無理矢理開けて見てみると、小さなパンのような手が見える。
そして更に下を目をやると、なんとそこには赤ちゃんの裸らしき体とつるつるの股が見える!
まさか、信じられないがぼくが女の子に!?
そんな驚愕をよそに、低い声で日本語ではない言葉が聞こえてくる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」
「〜〜〜〜〜〜〜。」
誰だろう?
辺りを見てみると、そこには金色の髪と髭を生やした豪奢な服を着た30歳強の男と黒いローブを被った地味目な男?と気絶している20歳に満たないであろう幼い顔つきの銀色の髪の美人な母親らしき女性がいた。
多分、この30歳強の人が父親なのかな…?
それにしても、今気づいたがこの部屋はなんだか質素だな。
それこそ、使用人の部屋って感じ。
となると、この父親らしき人がメイドさんにお手付きをしたってことなのかな…?
いずれにしても情報が足りない。
まぁ、その辺の諸々は棚上げしておいてどうやらぼくは、女の子に転生したようです。