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チートモブ少年VS偽ヒロイン  作者: 雪月花VS花鳥風月
【王立高等学園編】
16/16

ヒロインと同人作家

「ウェル師匠、ギネヴィア様、彼女は新しい友人の冬華です」

「初めまして、冬華です」

「「冬華?」」

黒髪黒眼の少女だった。

ひょっとしたら日本人。

もしかして日本人。

「実は彼女は私が地球という世界の日本という国から召喚した同人作家です」

「・・・・初めまして、ウェルです」

「・・・・初めまして、ギネヴィアです」

二人は戸惑いながらも、慌てて挨拶した。

こうしてウェルとギネヴィアと冬華は出会った。


「どうして冬華がこの世界に居るのよ」

「私は召喚されたんだけど、明日香こそ何で居るのよ」

ヒロインと同人作家が鉢合わせした。

不味い、とても不味いわ。

まさか冬華がこの世界に召喚されるなんて、完全に想定外よ。

彼女の存在が悪役令嬢達に知られたら、完璧にアウトよ。

「兎に角さっさと地球に帰りなさいよ」

「無理を言わないでよ。召喚士が帰還は不可能だって言っていたもの」

「召喚士って誰よ。余計な事をしてくれたわね」

「ラーマ王宮召喚士だけど」

ラーマ王宮召喚士って、確かモブの弟子じゃない。

不味い、不味い、最悪よ。

「あら、冬華じゃない」

「冬華、久しぶり」

「ギネヴィア様、ウェル様、こんにちは」

悪役令嬢とモブとも鉢合わせしてしまった。

何故か冬華と知り合いだった。

不味い、不味い、逃げないと不味い。

ヒロインは脱兎の如く逃げ出した。

「あら、もしかして今のはヒロインじゃないの」

「ヒロインって明日香の事ですか。彼女は私が地球に居た頃からの友人ですよ。良く同人誌の作成を依頼してくるんです。あれ、そういえば先日依頼された同人誌のキャラがウェル様に似ていますね。名前も同じです」

「・・・・今の話は本当ですか」

「はい、この同人誌です」

冬華が所持していたのはバラまかれた同人誌だった。

遂に証拠が見つかったわ。

「これはウェルとセシアンナ皇女を貶める為に学園にバラまかれた同人誌よ」

「・・・・嘘ですよね。私の同人誌が悪事に使用されていたなんて、友人でも絶対に赦せない」

ヒロインは完全に詰んだ。


バレた、バレた、完全にバレた。

こんなったら逃亡するしか無いわ。

隣国にでも空間転移しよう。

ヒロインはリタイアした。

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