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運が落ち込む

作者: 人間詩人

もう運は無いのか

枯れきっているのか

それでも欲はある


現実と空想に挟まれて

物凄い勢いの空回り

すでに地上の底辺以下に

なっているのだから

対処の方法も

見当たらない


ひたすら孤高の孤独の

中に存在しつづけるのか

嫌だと

あがいても

もがいても

変わらない現実の重さを

感じながら

変わらない現実の重さを

抱えながら行く

未来時間さえ見えない


あれも

これも

切り捨てて行く姿は

悲しい

単に悲しみしか

味わえない

今は

この闇だけが頼りだ


神様は

あまり信じないが

困窮して来れば

神に頼りを求めてしまう

天に向かって

両手を無意識に

合わせている

そこに見えて来るものは

木製の天井だけだ


繰り広げられる

貧乏の世界

それでも暮らしている

不思議さに感服する

財布の中が空になり

何も買えなくなった時には終わりの空間だろうか


出来れば

もう少しだけ

明るい世界に

住みたかったなぁ

延々と暗闇だけでは

悲しすぎる

辛すぎる

楽しみの全てを

奪われた現在には

黒い色しか浮かばない

せめて鼠色ぐらいまでは

欲しいなぁと

思っている

この現実は

見られない状況だなと

強く感じてしまう

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