表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ALIVE NOTE(アライブノート) Digital update Ver-0.01  作者: 夜美神威
ALIVE NOTE (ショートショート)
11/21

オンラインRPG

【オンラインRPG】

新しいオンラインRPGがあると知って私はネットから探し出した


「LIFE」


このオンラインゲームは架空の国や街で

自分の分身を作り操作して生活するもの

私もすっかりハマって仕事の時間以外はいつもこのゲームで遊んでいる


ゲームの中で借金をした

ゲーム内の通貨なので安心していた

「ぷるぷるぷる」

ある日電話がかかって来た

「○○金融ですがお貸ししたお金を返して下さい」


○○金融?・・・私はいたずらか電話かと思った

私は背筋に何か冷たい物が流れた

○○金融とはゲーム内の貸金業者


しかし私はお金を返さずにいた


すると実世界で

「すみません、○○金融ですけど」


○○金融が取り立てにやってきた

私は怖くなりゲームの世界でお金を返した

すると実世界でも取り立ては無くなった


ゲームをしていると不思議な感覚があった

ゲーム内で知り合いになった人に実世界で初見で挨拶されたり

ゲーム内で買い物をすると実世界で私の財布からお金が消えていたり


今日も仕事が終わってゲームをしていた

道を歩いていたら男と肩がぶつかって因縁をつけられた

「そっちが悪い」

と言うと口論になりついに凶器まで出され私は殺された

まぁゲーム内の話なのでほうっておいた


いつもの様に仕事を終え帰宅中

「ドン」

すれ違いざまに肩がぶつかった

「すいません」

そう言ってその場から離れようとしたが

「ぶつかっておいてそれだけか?」

因縁をつけられている


そしてその人と口論になり、取っ組み合いの喧嘩へ


凶器が見えた次の瞬間


「ブスッ」


私はナイフで刺され薄れゆく意識の中で

昨日のゲームの内容と同じである事に気づくのだった・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ