転生
読んで頂きありがとうございます
とりあえず悩んでも仕方がないので絶世のお姉さんことノアに色々質問してみることにした。
わかった事としては
元の世界には生き返れない事
新しい世界はある程度選べるこ事
転生する際はお詫びとしてスキルを付与する事
人以外に転生しても構わない事
転生後の生活をサポート出来るようにしてくれる事
ぐらいかな?
「うん、大体はわかったけど人間以外でも良いのかぁ…どんな種族?がいるのかな?」
「そうねー、エルフやドワーフ、それに獣人や魔人…後は魔物?」
そう言いながらノアは分厚い本を渡してきた
「なんですかこれ?」
「カケルちゃんが転生予定の世界に住んでいる種族の一覧よー。良かったら参考にしてねー。」
そんなこと言われても軽く六法全書ぐらいあるんだけど…
とりあえずパラパラとページをめくるとふと目に付いたものがあった。
「お姉さん、これはどんな感じ?」
「その子はフェアリースライムよー。取り込んだものなら何にでも変身出来ちゃうのよー。」
「ほほう、ゲームでもキャラエディットはこだわる方だし…色々試せて楽しそう!これにします!」
「魔物だけどいいのー?人間では無いわよー?」
「何にでも変身出来るなら大丈夫です!楽しそうなんでこれにします!」
「そーおー?カケルちゃんが良いならそれでいいわー。じゃぁ、その種族に相性のいいスキルも入れておくから後で確認してちょうだいー。」
「わかりました、あと意思疎通がきちんとできるようにして頂きたいです。言葉とかわからないので。」
「その辺は調整するから大丈夫よー。」
「エルフとか魔物とかもいるってことは剣とか魔法とかの世界なんですか?」
「そうねー、カケルちゃんの、世界で言ったらテイル〇とかかしらー?後はドラ〇エとかー?」
以外となんでも知ってるこのお姉さん?!
「うふふ、管理するんだもの。当然よー。」
何故か、見透かされてしかもドヤ顔された
「わかりました…じゃぁそのイメージで生きていきます。」
「理解が早くて助かるわー。でも、本当にごめんなさいねー?出来るだけ生き残れるように私も頑張ってスキル付与するから気をつけてねー?」
そう言い終わるとまた眩い光に包まれた
って、生き残れるようにってそんなに生存率低い世界なの!?
「…目覚めると知らない天井だった…」
ごめんなさい言ってみたかっただけです。
とりあえず天井って言った割に目、見えません。
周囲、ワカリマセン
「どーしろって言うねん」