表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/486

6 美魔女襲来

この物語はフィクションです

実際にはありませんから御安心ください

「コーヒー1つ!、お茶菓子付けて!、デラックスで!会議室1で!!!」


課長がそう言って会議室に慌てて向かう


直前に内線がかかってきたからお客さまかな


いそいでちょっとお高いコーヒーを入れて営業が貰ってきた御菓子とともに会議室へ向かう


<コンコンコン>


「失礼します」


そう言って会議室に入ると美魔女がいました


ちょっと年配なのだけど美人です


お金がかかっているのが一目でわかります


エステに美容院にブランド服に靴


ついでに指輪にネックレス


歩く金庫ですね


コーヒーとお茶菓子を置いて出て行こうとすると声を掛けられました


「ちょっといいかしら?」


「はい何でしょう?」


「悪いんだけど新作のサンプル見せていただけるかしら?」


課長がこそっといいます


「35番お願い」と


「かしこまりました」


頭を下げて出た後、サンプルセットを持って再度入室します


「ありがとう、あら色違いもお願いできるかしら」


「かしこまりました」


その後


「ひとつ前のサンプルを見せていただいても?」


「カタログはあるのかしら?」


「見積もりをいただけるかしら?」


延々30往復はさせられました


約1時間の遅延です


残業確定です


何があったのかと思っていたらお客が帰った後に課長が教えてくれました


田中イケメンを気に行っている取引先の部長だと


やつが『誘ったのに断られた』と愚痴ったそうです


そこで一度顔を見てやる&営業として鍛えてやると乗り込んできたそうです


要らんことしかしないな、イケメン!


女に手を出したのは社内だけじゃなかったのか!


私の平穏な日々を返しやがれです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ