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370 バカ嫁日記(その3)~バカ嫁、カレーを3時間かけて作る~

「カレーを作るのに三時間かかるんだよ~」


元彼氏が、の○太のような感じで泣きついてきました


・・・私は青いタヌキではありませんよ?





加藤です


あれ?私って青いタヌキでしたっけ?と思わず鏡を見た加藤です





いえね、彼氏の口調が本当に、○び太だったんですよ


さすが国民的長寿アニメ


無意識のうちに国民全員を洗脳しているんですね




・・・あんな作品を一生に一度でも作ってみたいものです


もっとも私の場合、某公務員に『腐っていやがる!』って吐き捨てられるジャンルなので死んでも無理でしょうけどね




こほん


失礼しました




彼氏がまたもや愚痴を言いにきました





・・・社内外所構わず嫌われまくっているんだから会社を辞めればよいのに、と思いましたね





ああ、辞めると生活できないから辞められないんですね


そして会社に寄生しているといった感じでしょうか?


ここまで問題を起こした彼氏にんげんを辞めさせられないとは会社の上層部も大変ですよね


思わず同情しちゃいました




・・・でも話相手がいないからと私の所に愚痴を言いに来るのは勘弁して欲しいです


まあそんな厚顔無恥ですから会社を辞めることなく働いているんでしょうけど





アニメ化になったらサブタイトルはさしずめ


はたらく彼氏


ですかね




オタクネタはコレくらいにして本編に戻りましょう




元彼氏が言うには


家に帰ると妻がカレーを3時間かけてつくっています


だそうです



・・・いま一瞬、マンガ化アニメ化が頭をちらつきました、何故でしょう?





スーパーでカレーを売っているじゃないですか


固まりになったやつを鍋に入れるとカレーができるというやつ


野菜を切って煮込めば誰でも失敗せずに作れるという料理ができない人間にとっては魔法のようなやつです


実に簡単にお手軽に作れる世の中になりましたね




主婦にとっては救世主的な料理です


なにせ野菜を切るくらいの手間で済む上に大人から子供まで喜んで食べますからね






ところが伝説の(元)派遣社員は一味違っていました


なんと3時間かかるそうです




・・・そう言えばバカ嫁は手書きの書類をパワポにするとった簡単な仕事を1日ががりでやっていましたっけ


おまけに誤字脱字の嵐で最初っから私がやった方が早かったという事件


なんか納得しました





納得できないのが元彼氏です





野菜を用意するだけで1時間


切るだけで1時間


煮るだけで1時間


カレーのルーを入れて1分


納得がいかないそうです





そこで


「ちょっと時間かかりすぎじゃね(意訳)」


といったそうです




バカ嫁の返事


「世の中、コレくらいかかっている!普通だ!」


だそうです



・・・頭痛いですね



あと


「ウチの母親だってコレくらいかかっている!」


だそうです




・・・これが負の連鎖というやつなのでしょうか?


バカな親からはバカな子供ができる?


尾木ママに一度聞いてみたいですね




そう言えば彼氏の得意料理はカレーでしたね


日曜に作っておけば2~3日料理を作らなくても済む


一度沸騰させた後に余熱を使うので最近では30分くらいの手間で出来る


と豪語していました


そりゃ文句の一つや二つも出てくるというものです





でもバカ嫁は納得しない


それどころか言いがかりをつけたとキ―キ―逆切れしたそうです


そこで納得がいかない彼氏が私の所に愚痴を言いに来たという訳ですね




元彼氏とバカ嫁に呆れた私は思わず言いました


会社では仕事しましょうよ?




・・・過去にバカ嫁が派遣社員として働いていた時の愚痴も入ってしまったのは御愛嬌ですね

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