282 エセ月下氷人はじめました(その70)~濡れ女~
「床に水たまりができているんですよ・・・」
そう聞いた時、
あれ?最近集中豪雨ってあったっけ?
と思った加藤です
いやないですけどね
加藤です
異常気象がすごいこの昨今、未来は大丈夫かと心配している加藤です
だって毎年のように濁流か土石流に流されたとか
家が倒壊したとか
炊きだしに有名人が来たとか報道されてますからね
毎回、今度は私の地方の番か?!って思っちゃいます
だから備蓄はバッチリですよ
手回しの防災ラジオも完備です
ってそんなことよりも今回のダメダメさんです
来るか判らない災害よりも目の前の厄災です
某私設結婚相談所にくる面々は濃い人が一杯です
そりゃそうです
30年も生きていて彼氏一人ゲットできないんですから
・・・昔、コメリカの映画を見て『高校生なのにイチャつくなよ!』とか思ってました
今思えば恥ずかしいかぎりですね
人間の本能に従った正しい行動だったんですから
ノーモア不純異性交遊
って昔のスローガンですね
でも言っている人達の方が一番ヤっていたという笑えない現状
某軍曹なみの洗脳でした
言っていることとヤっていることが天と地ほども違うという不条理
おかげで令和に草食系やら絶食系やらがはびこるわけです
・・・『絶食系増えた、日本死ぬ』ですね
とまあ、暗い未来の日本は外っておくとして
今日も昼休みに電話がかかってきました
彼氏の家でお風呂に入り、タオルを巻いて出てくると床がびちゃびちゃになっているんだとか
は?
聞いた時意味が判りませんでした
私の家にはバスマットがありますからね
・・・彼氏の家にもあったそうです
足を拭いておきながら水たまりができる?
まったく意味がわかりません
彼氏が注意すると
「あ、ゴメン」
そう言って謝るそうです
あれ?
素直?
普通じゃん
そう思った私は普通の人
でもこの話にそんな普通の人が出てくるはずはありませんでした
彼女は謝るだけで床を拭かなかったそうです
・・・文字通りの跡始末をさせられた彼氏
御愁傷様です
それが何回もありました
最初、彼氏はヤらせてくれる(生々しいですね(汗))からガマンしていたそうです
でもそれに味をしめたのか絶対に拭かない彼女
当然破局です
そりゃそうです
常識が斜めっている人間とは暮らせませんよね
ところが彼女が怒る怒る
ヤり捨てかいっ!
・・・結婚するまでヤってはいけませんよね
どこかの良い家系の公私混同のボンボンはデキ婚を堂々とTVで自慢していましたけどね
あれが未来の代表(予定)らしいです
・・・この国は大丈夫でしょうか
こほん
失礼
話がズレました
ヤってしまったから話がこじれます
もう泥沼です
そりゃそうです
たまにですが離婚話を聞くと双方骨肉の争いをしてボロボロになるそうです
精神的にも
肉体的に
金銭的にも
人間関係的にも
お付き合いは準結婚状態です
おまけにヤっちゃったとなれば状況は仮結婚状態です
そりゃ別れるとなればボロボロになるでしょう
こんな時にこそ『自己責任』だと思います
自分のヤったことに責任を持つ
当然ですね
・・・どこかの噴火とか拉致監禁とか被災で責任逃れに使うより適切ですよね
さあ言ってみましょう
「自業自得です」
そして見放しましょう
え?
そんなことができるなら電話しない?
そりゃそうですね
でもですね無理なものは無理です
ウチの会社にもいますよ
似たような人
人の話を絶対に聞かない人
自分に都合のよい話しか聞かない人
その人達と仕事上、仕方なく会話するじゃないですか
常識とか社会通念とか妥協とか絶対に聞きませんね
自分の思い通りになる未来しか受け入れないんです
・・・どこかの国の大統領とか首相を見れば判るってモノです
人と人は絶対に判りあえない
ただ権力をもった人間が勝つ
すなおにあきらめましょう
<シクシクシク>
電話越しに泣かれました(汗)
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この話は創作です
登場人物や行動はすべてフィクションです
ネタにされたとか思う人がいるかもしれませんが気のせいです
・・・これくらい書いておけば大丈夫なはず