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276 エセ月下氷人はじめました(その64)~美味しかった娘~

「美味しかった」と私が言ったから今日は「美味しい記念日」





思わず一句読んでしまった私は悪くない(はず)


・・・決して現実逃避ではありません






加藤です


さすがに令和になるとこのネタは通じないだろうなと思う加藤です




いえね、知り合いの私設結婚相談所の所長さんが愚痴ってたんですよ


せっかくカップルになったというのに彼女が残念すぎるって




最近では草食系男子の肉食系女子のカップルが普通になってきました


当然彼女はイケイケです





・・・イケイケが判らないですと!?


ふっ、認めたくないものですね


時代の流れという奴は





こほん


失礼


世代意識ジェネレーションギャップの違いというのはどうにもならないのですね






他称、肉食系彼女さん


彼氏の家に押し掛けて料理を作ったそうです




さすが押せばなんとかなると考えるお肉さん


そこだけは尊敬します





そして自分の作った料理を食べて一言


「おいしくできた」




いわゆる自画自賛です


・・・彼氏曰く、お味は普通だそうですけどね(笑)





30過ぎまで実家に寄生して料理なんてすることがなかった彼女


せいぜいがマヨネーズをかけるくらい?


・・・それは料理とは言わないと思います






でも流石に肉食系


料理本を見ながら味付けすれば普通に作れるそうです


これがよく言われる力技というやつですね





・・・今は新撰組のマンガを描いている人の昔の作品で力があれば作れるマッシュポテトが得意料理ってのがありましたね




某有名料理人の料理本を見て作るのでそこそこのモノができます


そりゃそうです


猿でもできる~系ですからね


日本語が読めればできるってわけです




まあそれならばいいでしょう(いやよくない)


でも食べた彼氏にも「おいしかった」と言わせるそうです





いえね口では催促しないんですよ


自分で食べて「美味しい」という


そして彼氏の方をジーっと見ているわけです




要は目と目で通じあうという奴ですね   ←この歌詞を知っている人の99.89%はオールドタイプ






彼氏は困るそうです




だってほら30歳過ぎまで独身だと自炊するじゃないですか


自分の好みの味付けができてしまうお年頃


なまじで料理ができる分、ウソ付く訳にもいかない





でも「美味しい」と言わないといけない


困ったそうです




まあ、それだけなら過去から続くいわゆる夫婦の様式美ってやつですか?


あるいは長く付き合う為のリップサービス?


彼氏もイイ歳なのでそれくらいの空気は読むそうです






ここで恐ろしいのが料理本を見て作っているにもかかわらずときどき味が薄いのが出てくることでした


本を読みながら作っておきながら失敗する


さすが肉食系


頭を使わず力だけの偶然に頼るからこうなるんですね


・・・ところどころで味見していれば失敗しないと思うのは私だけでしょうか?






でも全然味がなくても「美味しい」という彼女に彼氏は


「こりゃだめだ」


そう思ったそうです





絶対に味わってないですよね


それよりも自分に酔ってますよね


某指揮者様曰く、オナニープレー




まあ夫はいいとして(いやそれでもよくないが)


子供でもできたら大変です


まともに子育てできそうもありません





最近あるじゃないですか


自分によってSNSに子供とのツーショット写真を載せる人


でも実際には虐待していたというオチ




彼氏はTVのニュースで涙流して自分にに酔っている母親かがいしゃと重なって見えたそうです






この街にはまともな市民がいないのか


彼氏はそう叫びたくなったそうです


・・・彼氏の年齢がバレますね(笑)







彼氏が逃げようとしたら彼女が追っかけてきたというのは別の話





そりゃそうです


年収700万円オーバーを逃がすお肉さんはいません


無限パンチのようにどこまでも追いかけてくることでしょう





・・・御愁傷様?




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実話だから恐ろしいです


令和というのはどんな時代になるんでしょうね




こんな時代に生まれるとは


どこかのヒゲメガネが言ってました


まさに同感ですね

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