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会社では仕事をしましょう(連載版)  作者: 焼ミートスパ


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25 着物クライシス(対応編)

予約投稿前に修正が間に合いました

あぶなかったです


投稿18分前に修正が終わりました!


多少余裕を持って設定しているのに修正がボロボロ出てくる始末!


大量投下だからって予約使って楽しようとしたバツでしょうか?


でも執筆中のページ使うと微妙に感じが違うから大変なんです・・・

ああ、そう言えばうちの会社の人間には全体のスケジュールじゃなくて、うちの会社に関係のある分しか渡ってなかったけ?


会長の嫁が「ぜひ着物を着たい!」って言ったため、会長の始まりの挨拶の前にいそいで着付けすることになっています


間に合わないとガイジンの首がヤバイ!


ついでに原因を作ったウチの会社もヤバイ!


ガイジン、課長、女狐達、うちの営業マン達の顔色が真っ青を通り越して白くなっていた


ざまあだよ!リアルざまあだよ!


いいもの見たー


はっ、そんなことではなかった


「今すぐマダムを連れてきてください!」


そうガイジンに言うと、背広の内ポケットから颯爽とスマホを取り出した


イケメンめ!


何やっても絵になっている


チッ!


仕事で疲れ果てているのでヤサぐれてます


当社比400%くらいですー


ラリラララ―


会長の嫁が来たので


「関係がない人達は出て行ってください!」


といって皆を更衣室から追い出した


女狐達の『なんであんたなんかに指図されなきゃならないの!』って顔が真っ赤になっていたのでスカットした


その後、マダムに着物の説明をしながら一人で着付けしました


「ご用意させていただいた着物は普通のものより少し良質のもので約1000万円になります、上を見ればきりがないですがさらにお高い着物もあります、それは重要無形文化材に指定された・・・」


「着物はだれでも着れるように大きく作られています、このように折ることにより調節が可能です」


「一度紐で仮止めします、そのうえで帯を巻きます」


「ご用意させていただたい帯も高いです、これらのものはレンタルとなっています」


「帯は後ろで結びます。その結び方は多種多様で、場面に合わせて選択します」


本当に大変でした(汗)


自分一人でなんとか着付けが出来るレベルなのにー


講師の先生からは、ギリギリ!、本当にかなり底上げをして甘々の設定での合格点だからね!


今後も練習を欠かさないように!


そうしないと講師の私が恥かくから!


しっかりクギを刺されたレベルなのにー


他人を一人で着付けをしました!


自分の身体なら、身体を良いように動かせるので割と?簡単なのに、他人の身体は大変!


着付けの途中に姿見に映った自分を見ようとするは、窮屈になって身体を動かすは、話しかけるとオーバーアクションで反応するはともー大変!


おまけに英語の説明!


マダムの方が頑張ったと思うよ?


ときどき判りません?って顔していました


それでも会話できていたのは、間違っている部分を想像して修正して治してくれていたんだと思います


いきなり英語で着物の説明なんて無理ですから!


汗しながら必死になって着付けつつ、話しているのを見て察していくれたんだと思う


着付けが終わるとようやく髪のセットに行く


でも髪はさすがにプロじゃないとできないので課長に電話して、会場にサンプルとして飾ってあった100万円のカンザシを経費で買わせる


もちろん最終的に支払うのは原因を作った女狐達だ!


いくら会社でも100万円は出せないでしょ?


ザマアを仕掛けます


引っかかるといいなー


ここでちょっとグチです


人を陥れるって結構大変なのがわかりましたー


頭を使った上、心が痛みますー


もーチクチク痛みます、女狐達相手なのに(涙)


女狐達は無駄にハイスペックですね


その情熱を違う方に向けたら金メダルくらいいくのではないでしょうか?


最後にメイクです


いちおうメイクくらいは女のはしくれなのでできる


所要時間30分


挨拶までには余裕で間に合いました


出ていくとみんなポカーン


ふっ、タヌキからのアイデア料で着付け教室に通ってたんだよ!


ちょっといい気味


「ふふん!」


鼻で笑ってやった!


女狐たちは<キーッ>って感じになった


いい気味ー(笑)


草履になれていないマダムの手をとり会場までエスコート


「チョコチョコ歩くといいですよ」


とか


「少し前をみてゆっくり歩いてください、皆の心に御姿が焼きつくように」


とかアドバイスです


マダムはお年を召しているけど本当に美しかった


着物も似合うものを用意してあったってものあるけれど、やっぱり中身です


美人は何着ても似合うってやつです


会場に行って、夫である会長の前までエスコートした後は、会長が引き継いでエスコートです


何も打ち合わせしていないのにスッとエスコートする会長!


決まってます!


バトンタッチした後にこちらに向かって眼と表情で合図です


<よくやった!>


そう言っているように感じました


やりとげました!


がんばった私!







その後は営業マンと着物をきた女狐達を含めて、会場でみんなしてアシスタントしていた


そう思っていた


でも甘かった


砂糖20個入れたくらい甘かった・・・

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