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240 エセ月下氷人はじめました(その29)~コンビニ娘~

「いくらなんでもコンビニ弁当はないでs・・・<プチ>」


通話開始2秒で切ってやりました(笑)





加藤です


電話野郎の対応に慣れてきた加藤です




・・・こんな成長は嬉しくないですね






またもや、やらかしましたよ


どこかのだれかが!




え?


名前?


そんな名前の人は知らない!






ではなくて、名前は知りません


非常識な人の名前なんて憶えたくない!・・・は建前で、本音は聞いても憶えられないんです





どうやら私の記憶力ほどこかの紅薔薇さまくらいの容量しかないらしい











コホン


話を戻しますね





なんでも阿久津&山田結婚相談所(仮称)で、新たにカップルが生まれたそうです




<パチパチパチ!>


思わず拍手しちゃいました





え?


おおげさな?





・・・知ってます?


相思相愛にならないとカップルはできないんですよ





片恋なら世の中に溢れています


あ、あの人いいな


そんなちょっとした思いはそこらじゅうにあることでしょう





でもお互いにそう思うなんて奇跡はめったに起こりません


・・・だから日本で少子化が進むんですよ






そのまま愛をはぐくんでくれ!


暖かい家庭を作ってくれ!


そんでもって私に迷惑をかけるな!


切実にそう思います






でもそういかないのが世の中のお約束





だれ~だ~い、人の不幸を望むのは~?


あたし(作者)だよ!








<コホン>


またまた話を戻します





できたてほやほやのカップル(ただしどちらも30台後半強)は毎週デートを重ねたそうです


映画に、テーマパークに、観光名所


定番を次々に制覇して行ったそうです






このまま順調にいかないのがお約束


ある時彼女が言いました


「来週のデートはお弁当を作ってくる!」





定番で、微笑ましいですね




ところがそれが地雷でした




彼氏が当日ウキウキ(古い)でたのしみにしていたそうです





かばんがなんか薄いような気がするけど大丈夫だよね?


小食な彼女が作ったお弁当だからちいさいんだよね?


期待半分、不安半分で午前中を過ごしたそうな





そして運命の時!


・・・けっして44分の期限付きではありません





<コホン>


またまたまた、話を戻します






お昼になって彼女のカバンから出てきたのは、なんとコンビニ弁当(ペットボトル付き)




彼氏は唖然としたそうな




それで恐る恐る


「お弁当を作るって言っていたよね?」


と聞いたそうな






「作ろうと思ったけど、無理そうだった、だからコンビニで買ってきた」


だそうです







E計画責任者、ではなく私のコメント


「ぶざまね」






話を聞いて私はそう呟いた






彼氏罪は一つ





30代だというのに実家住まい


会話の中で料理したという話が一度も出てこなかった


そこで疑問に思わなかったこと





さあ、オマエの罪を数えろ!


声を大にして彼女に言いたいぞ!

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