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210 最狂新人登場(その12)

「仕事する能力が低いってことは、全体の能力が低いってことだよ?


だから自分を客観的に見る能力も低いんだよ?」




神だ!


神がいた!





え?


ちがう?


ワタシ拝んでますけど?(笑)






加藤です


隣にいる彼が神に見えた加藤です





新人ちゃんは、あいもかわらず暴走状態です





間違っていると指摘すると


「私、間違ってません!これでいいんです!」


と言う





ミスをすれば


「私、悪くない!失敗するって教えなかったアナタが悪い!」


という始末





目がテン


目玉ドコー?


どこかの最終決戦兵器なみの暴走っぷりですね


とても成人女性で会社勤めしている人間の言動とは思えません(涙) ←いやマジで!






HPが0になったので彼氏に愚痴りました


そしたらなんか凄いことを言われまた


それが最初のセリフです


何かもう『すとーん』って感じで納得です  ←ホントですね!






たとえば難問のポアンカレ予想が解けたような感じ?  ←すみません適当です


四代目黒騎士の正体が判ったような感じ?


一手損角換りの特効薬が判ったような感じ?





感動しました


「す、スゴイです」


両手を組んで尊敬の目で見ちゃいました!






そしたら


「・・・スマン、取引先の人から教えて貰いました」


速攻でネタばれされました(笑)





いやそれでも尊敬しますよ?


なんていっても私は


『ワタシのコミュ力は0ですよ(笑)』


ですからね





私のコミュ力のなさを舐めてもらってはいけません


年賀状が少ない


スマホの電話帳の登録が少ない


ぼっちメシ上等!


ですからね   ←すべて本当です(涙)






友達や知り合いに状況を説明して、アドバイスを貰う?


絶対無理ですね


友達いないから死んでもできません(涙)






あ、マッキー(親友)がいましたっけ?


私の心の友(笑)




でも私の友達ですからね


頭の中身は私とドッコイドッコイです


神回答や神対応は無理ですね(苦笑)




だから彼氏を尊敬しちゃいました













この時、私は気が付かなかった


彼氏が『誰か』に『状況を説明している』ってことに!




その『誰か』が一人じゃないって可能性があることに!


・・・そりゃそうです、アドバイスが出てくるまで誰かれ構わず話すんだもの







とんでもない新人がやらかした数々の事件


そしてそのときのトンデモ発言


それらがダダ漏れ(笑)






営業にくるたびに増えるエピソード


話題にするだけで盛り上がる


どこのワンターンキルカードだよ!ってくらいの破壊力です


そりゃ使いますって






他人の不幸は蜜の味


つまり私の不幸が赤裸々に語り継がれる


ついでに伝言ゲームで面白おかしく誇張されまくる





面白すぎて(?)、関係がないところで盛り上がる!


みんなが楽しみにしている嘘のようなホントの話(笑)







新作(?)が出るたびに


「ねえねえ聞いた?あのね~・・・」


というようなことが至る所で始められるという事実





それがどんな未来をもたらすか?


気付けよ、ワタシ!




過去の自分に向かってそう言いたい








・・・私が苦労するのはまた別の話


チクショ~ッ!(涙)

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