209 最狂新人登場(その11)
「ぎゃ~っ!」
私の叫び声が職場にとどろきました
会社のサイドテーブルの上にあった書類が無くなっていたんです!
思わず、両頬に手を当ててたムンクになりました
加藤です
芸術作品になった加藤です
ちょっと用事があって席をはずしたんですよ
事務といっても席での仕事だけではありません
雑用という名のイロイロなものが突発的に飛び込んできます
いや、落ちてきますですね
課長からとか、係長からとか、係長からとか、・・・(涙)
完全に秘書子扱いです
会社でのお仕事はきっちり線引きされているわけではありません
だから「やっておいて」と言われればそれが正義になります
・・・いやな正義ですね(涙)
簡単だけど時間がかるという、めんどくさい雑用をしました
ようやく終わって席に帰ってきました
精神的にも肉体的にもヘトヘトでし
ちょっとマイコップでコーヒーを一杯ひっかけようと思いまいた
ところが私の机に何か違和感が!?
あれっ?!
出かける前にあった書類の一山がありませんでした
オロオロしている私を見て新人ちゃんが自分の席から声をかけてきました
「あ、棄てておきましたよ」
新人ちゃんはドヤ顔でした
修羅場が発生した瞬間でした(怒)
なんでも私が棄てると言っていたので代わりに棄てておいたそうです
た~の~ん~で~ま~せ~ん~~~~~~~っ!
それに「棄てる」ではないです
「保管期限までしっかり保管しておいて、廃棄の場合はシュレッダー」
です!
「私、そんなの聞いてないっ!」
いやアナタには言ってないです
って言うか無関係です
自分の仕事はロクにしないのに、他人の仕事には手を出して失敗する
なんだっけ?
なまけものの節句働き? ←ちょっと違う?小人閑居して~?
しかし1から10まd、じゃなくって1から100まで指示しないといけない
どこの嵐を呼ぶ幼稚園児ですか
ってそこまで言わないと仕事が回らないってカンベンして欲しいです・・・(涙)