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132 海水浴狂想曲(その4)

「ちょっとこいっ!」


そう言って、両手でイケメンとバカ犬の耳を摘んで、砂浜をズルズルと引きずっていきました


とりあえず晴くんから離れないといけません


えっ、口調が違う?


態度が違う?


プライベートですからね


こちらが素ですよ?






加藤です


休暇で海に着ているのにバカどもに絡まれた加藤です




せっかくの休みなのに会社の人間になんて会いたくありませんでした!






ズルズル引きずった後、話を聞きました


最初は「偶然だ!」とかなんとか言ってました


しかし途中でバカ犬が「せっかく一緒に遊ぼうと思ってきたのに・・・」と口を滑らしたことで全てゲロしました


会社でひとみちゃんと話していたのを盗み聞きして場所と時間を知ったそうです


お巡りさん!


ここに、ストーカがいます!







なお女どもはただ付いてきただけだそうです


世の中ヒマなヤツが多すぎます







「はあ~っ」


ため息をつきました


そしたら許してもらえたと思ったみたいで、イケメンとバカ犬が


「「一緒に遊ぼう(ぜ)!」」


と言ってきました





思わず頭を抱えました


あんたら本当に社会人か?


小さな子供がいるっていう状況わかってる?





「おおばかもの~っ」


またしても青い空と白い砂浜に私の怒鳴り声が響きました












・・・他の海水浴に来ている皆さま、ご迷惑をおかけしてすみませんでした

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