120 ダイバーシティはじめました(その4)
宴会の案内メールが来ていました
送り主は、フリーザ様と愉快な仲間達(笑)でした
加藤です
いきなり宴会に誘われた加藤です
フリーザ様達は、どうやらトラブルの真っ最中ってことに気が付いたようです
もっとも自分達が嫌われているのに気が付いた訳ではないようです
チームワークが無いから進まない、とか何とからしいです
えっ詳しく?
もっとkwskですか?
すみません
私にもわからないんです
なにせ『ぼっち』ですから(涙)
私以外のシタッパ―ズの皆さんが、フリーザ様の横暴をイロイロ喋ったみたいです
「酷いんですー、丸投げしてくるくせに、自分達は何もせず怒っているだけなんですー」
といったことを可愛く、かつ、イジメられて私困ってます風に男性社員に、です
私には逆立ちしたってできない芸当ですね
その会話が噂として廻りまわってフリーザ様のところに届いたそうです
その結果、意思疎通が出来ていないとの認識になったのかな?
それならば女子会でもすればいいんでは?
そうすればイロイロと勘違いもも無くなってうまくいく
そんな感じにまとまったそうです
凄いですね、そこまで勘違いできるってある意味スゴイです
なぜ知っているか?、ですか?
給湯室でコーヒーを飲んでいたら聞こえてきたんです
電気を消してヒッソリとコーヒーを飲んでました
暗闇の女王様と読んでください 【作者注:あんたヅカですか?】
そしたら男性社員達が来て、給湯室前の廊下で話してました
一人はフリーザ様と同じ所属
もう一人はシタッパ―ズと同じ所属
二人がフリーザ様達のトラブルについて話していると言っていることが違ってました
おかしいな?
答え合わせをした結果、判明しました
ちょっと距離が離れていたので、所々聞こえないところがありましたが、大体のところがわかりました
えっ、宴会にでるのか?、ですか?
イエ出ないですよ
またお説教が始まりそうですから
何が悲しくてお金出してまで怒られた上に、イヤな気分にならなきゃいけないんです
それに宴会は仕事ではありません(キッパリ!)