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114 御曹司来襲(その7)

「面会の方がいらしてます」


そう受付から連絡が来たので


「却下でお願いします」


「・・・子供をほっといて仕事とはスゴイ母親だな、と言ってますが・・・」


「すぐ行くから、これ以上何も喋らせないで!」




加藤です


冤罪をかけられた加藤です





昨日は何が何だかわからない世界に紛れ込みました(笑)


ようやく一日が終わって寝ると、『訳わからん世界』がリセットされました


目が覚めると平穏な日々が始まりました


朝食を食べて、通勤ラッシュの電車に乗って、会社にいって仕事をする


平和っていいですね


あっもちろん課長には朝一で謝られましたけどね


「迷惑をかけてすまなかった、タクシー代は清算するから!」


だそうです





課長はおばさま達に振り回され一日大変だったそうです


私なんてまだマシだったとは・・・




今日はお弁当を作るヒマがなかったので外食かー


そう思っていると11時半くらいに受付から電話がきました


「ファンと言う方が面会です」


だって言うから、もう振り回されたくないので


「拒否してください」


そうお願いしました




会社には変な人が押し掛けてくることもあるから受付が慇懃無礼で対応してくれます





そうしたら


「子供をほかって仕事するとはどういうことか?


母親としての心構えにかける


すごい母親だな?、と言ってますが?」


だって!





言っているのセバスチャンだよね?!


「すぐ行くので何もしゃべらせないで!冤罪です!!!」


お願いすると受付まで駆けだしました






受付にいくと何やら大きな包みを持った御曹司とセバスチャンがいます


「だれが母親ですか!!」


そう文句を言うと


「日本語マチガッテましたか?むずかシイね?」


とか言いながらニヤニヤしていました


私が来ないからウソいって怒らせてこさせたみたいです


セバスチャン、恐ろしい子                 【月影先生風に読んでね!】






「ぼっちゃんが一緒にお昼をしたいとイッテマス、どうネ」


まだまだ災難が続きそうです

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