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インスマス・シャルスト  作者: ヤイヤイ
一部王都奪還
7/37

風のふうま

「我が名は炎帝ドルパ」


名乗りを聞いたアリアは剣を構えて突撃した


「女よ意味ないぞ」


突撃したアリアを蹴り落とした


「大丈夫かアリア?」


「クローズごめん」


アリアは意識を失った


「クローズ君アリアちゃんの近くに居て」


「一人で相手するんですか?」


「大丈夫よふうまほど強くないけど私も意外と戦えるから」


「じゃあ信じますよ」


ディヤーは笑った


「占い師ディヤー一人で勝つつもりか」


「私はふうまほど強くないだけど時間なら稼げる」


「どれくらい戦えるかな」


ディヤーはトランプを投げたすると炎帝が床にめり込み始めた


「体が重くて動かない」


「驚いた?スペード6のカードの力よ」


「だか情報なら同じカードは二度と使うことは出来ないだから数には限りがあるだろ」


「残念ながら3年経てば同じトランプを使う事ができるようになるわ」


「じゃあトランプを全て使わせて焼き殺してやる」


炎帝は体を地面にめり込みながらディヤーの元に行こうとしている


「化け物ね」


炎帝の体がめり込んでたのがなくなった


「効果が切れたか」


炎帝は炎を拳と足に纏ってディヤーの方へ飛んだ


「ハートの8」


炎帝の拳がディヤーの腹に攻撃したが無傷だった


「火傷すらしないか」


「ダイヤの11」


ディヤーは炎帝の腹にパンチした衝撃で飛んでった


「全く痛くないぞ占い師」


「だって呪いを付与するトランプだから」


「どんな呪いを付与したんだ?」


「周りの虫が近寄ってくる呪い」


呪いの説明を終えたら大量の虫が炎帝に近寄ってきた


「全て燃やしてやる」


炎帝は炎を体全体に纏った


「ダイヤの呪いも意味ないか」


「中々やるではないか占い師ディヤー」


炎帝の言葉を無視してトランプを4枚出した


「12が4枚まずい」


炎帝はディヤーから離れた


「ふうま早くき来て」


「風のふうまがいたぞ」


「やべ見つかった」


大魔王軍の兵士たちがふうまを襲う


「風のふうま命をもらいます」


「お前らだけでこのふうまの命を取れるとは思わないね」


「いや、ふうまお前は圧死する」


「なに?」


ふうまの上に男が乗ってきた


「この男重いぞ」


「確かに重い」


ふうまはどんどん地面に沈んだ


「これでふうまの命は終わりだ」


地面から風の柱が生えた


「これが風のふうまの力だと」


ふうまが地面から出てきた


「中々戦える奴も居るんだな」


「貴様ふうまだな」


「次から次にこのふうまの命を狙ってくる」


剣士がふうまに攻撃してきた


「ほう私の剣を止めるとは風のふうま中々やるな」


「他のよりは強そうだね」


「当たり前だ私は氷結魔剣士の弟子だからな」


「じゃあ本気でやるよ」


「そうか嬉しいぞ」


ふうまの風の斬撃で氷結魔剣士の弟子の体に深い傷をつけた


「やっぱり弱かったようだな」


氷結魔剣士の弟子を倒した後更に大魔王軍が来た


「死ねふうま」


「全員片付けてディヤーの所に戻るか」


ディヤーは12のトランプを使った


「効果は何だ占い師ディヤー」


「3・2・1」


「貴様なにを数えている?」


炎帝の体が4回爆発した


「少し寝てくればいいんだけど」


ディヤーの願いは虚しく炎帝は起き上がった


「ふうま以外にもこれほどの実力者が居たとは」


炎帝の心に火がついてしまった


「炎帝の野郎笑ってやがる」


炎帝は謎の構えを取った


「これでお終いだ煉獄魔弾」


炎帝の炎の弾がディヤーを狙ってきた


「避けきれるかな」


ディヤーはバク転をして少しずつ避けたが炎帝が避けた先に炎の弾が飛んできた


「よしヒット」


「ディヤーさんすいません体が動いてしまいました」


クローズはディヤーの元に行って炎帝の炎の弾を防いだ


「クローズ君助かったよ」


「じゃあ自分はアリアの所に戻りますね」


クローズはアリアの所に戻る途中炎帝がクローズの首を掴み怒り狂った


「後少しで終わりだったのに貴様よくも無駄にしてくれたな」


クローズの顔が燃え始めた


「うぎゃああああああうお」


クローズは顔を抑えて悶え苦しんだ


「ハートの6」


ハート6のトランプをクローズに投げた


「炎帝君、酷いよそんな燃やしちゃて」  


「貴様も燃やしてやる占い師ディヤー」


2人の激しい戦いが始まった


「もう居ないよな」


ふうまは周りを見たすると上から黒髪の獣人が落ちてきた


「なんで上から獣人が落ちてきてるんだ」


ふうまは上から落ちてきた獣人と激突した


「お前も大魔王軍か?」


「占い師どこ?」


獣人はふうまの言葉を無視して占い師を探した


「聞いてるか犬獣人」


ふうまは怒りながら聞いた


「あんた誰?」


獣人の言葉にふうまはイライラしたが抑えて獣人に質問した


「獣人ちゃんどうしたのかな?」


「占い師、知らない?」


「ああ、知ってるよ」


「本当?」


「本当だよ」


「どこにいるの?」


「手伝ってくれたら場所を教えるよ」


「分かった手伝う」


「じゃあここにいる大魔王軍を全員倒して」


「分かった」


獣人は大魔王軍を倒し始めた


「いやラッキーだな」


ふうまはクローズ達と合流するために走った


「もう諦めろ占い師ディヤー」


「リーダーが言っていた自分には正直になれと」


「つまり馬鹿正直に戦うのか」


「炎帝あなたは、私の勝利条件を間違えている」


「なにを言っている占い師ディヤー」


「私の勝利条件はふうまを待つ事」


「じゃあ風のふうまが来る前に占い師ディヤーを倒せばいいだけの話しだ」


「残りの6全て使っちゃお」


残りの3まいの6のトランプを使うと炎帝の体に変化が起きた


「足がおかしなことに」


炎帝の歩いた所が沼地になった


「炎帝あと足の爪、大丈夫」


炎帝は足の爪を確認した


「爪がない」


「ハート6の効果は右足の爪を消す、ダイヤ6は左足の爪を消すんだ」


クローズは思った効果弱くねと


「クソ上手く動けない」


炎帝は走ろうとしたが沼地で上手く走れない


「炎帝君早く逃げた方が良いよ」


「占い師ディヤーよ何を言っている?」


「風が吹いたから」


「風?まさか」


炎帝は周りを見た


「やあ、久しぶり炎帝君」


炎帝は汗をかきながら後ろを見た


「もうあの数を倒したのか?」


「いや、他の奴に任せた」


「任せても良かったのか?」


「知らん」


「知らないのに任せたのか?」


「そうだよ炎帝君」


「戦うのはトランプの効果が消えてからだ」


「そうだねー」


二人はトランプの効果が消えるのを待った


「お、トランプの効果が消えた」


「じゃあ始めようか」


「暗黒爆炎砲」


「ふうま風の太刀ふうま斬」


ふうまと炎帝の技のぶつかり合った


「技の威力は風のふうまの方が上か」


炎帝は後ろに高く飛んだ


「ふうまよ大魔王軍に入らないか?」


「お断りします」


「ふうまよいつでも入りたくなったら連絡くれよ」


炎帝は転移石をポッケから出した


「炎帝逃げる気か?」


「目的を達することが出来る状況じゃないからね」


炎帝は転移石を使って逃げ出した


「ハァ逃げられた」


ふうまはクローズの方に向かうと町の村長がきた


「あなた様のお陰で死傷は0人でした」


村長の言葉をふうまは無視した


「ディヤーよく生きてたね」


「それは炎帝君の目的がふうまを大魔王軍に引き抜くことだったからよ」


「何で氷結魔剣士は俺を氷漬けにしたんだ?」


「知らないわよ」


「ディヤー、一つお願いをしてもいい?」


「内容による」


「とある獣人を占ってほしんだよ」


「まあそれくらいなら」


ディヤーはふうまのお願いを了承した


「ふうま戻ってきたのか」


気絶したアリアを担いでクローズが来た


「クローズお前焦げ臭い」


「燃えてたからね」


「あ、クローズ今日一緒に飲まないか」


「アリアの目が覚めたら良いよ」


遠くから走ってくる音が聞こえてきた


「見つけたーー」


ふうまの後ろから黒髪の獣人が走ってきた


「お、来たか」


「占い師どこ?」


「あそこ」


ふうまはディヤーの居る所に指を刺しさ


「アレが占い師?」


ふうま首を縦に振った


「占い師さん私の武器を借りパクした人はどこに居る?」


トランプを地面に並べた後トランプを一枚めくった


「カジノタウンに行けば会えるよ」


「ありがとう」


獣人はカジノタウンの方向に走った


「あの獣人どうしたんだろう?」


「知らん」


するとアリアが目を覚ました


「皆んなおはよう」


クローズはアリアを下ろした


「ふうま今日飲みに行けそう」


「お、よかった」


夜になり4人は酒場に行っていた


「大魔王軍の幹部が来るとは思わなかった」


「俺が強かったから炎帝は逃げたんだよ」


ふうまとクローズは笑い話をした


「ハァ、勇者なのに全く戦えなかった」


「アリアちゃん仕方ないよ、まだ若いんだから」


「ディヤーはもう280歳だもんね」


ふうまはディヤーの年齢を公開したらディヤーの飛び蹴りをくらった


「痛えぞディヤー」


「簡単にレディーの年齢を公開したから」


ふうまとディヤーは睨み合った


「ふうま250年前に何があったんですか?」


「先代の大魔王と戦った」


「どれくらい強かったですか?」


「多分世界最強」


「え、今代の大魔王より強いですか?」


「今代の大魔王は平和主義だよ」


アリアは驚愕した


「じゃあ何で町を燃やしたの?」


「燃やしたけど人は殺してない」


アリア泣きそうな顔になった


「ふうまばつとしてアリアちゃんとクローズ君の旅について行きなさい」


「分かったよ」


クローズはフリーズした


「やったクローズこんな強くて頼りにならない人が仲間になったよ」


「冗談だよ」


「冗談じゃないよ」


「ほらクローズ本当じゃない」


「あ、クローズ君、君達の次の目的地を占ってあげるよ」


ディヤーは水晶を見た


「このふうま様の次の目的地はどこだった?」


「海上都市ジークブーン」


「海上都市か遠いな」


「大丈夫でしょ」


「海上都市なら船から行けば結構すぐ着くよ」


「船は港からじゃないと乗れないじゃん」


ふうまは意識を失った


「よし今から古いけど馬車を用意したからふうまを中に入れるわよクローズ君」


「わざわざ買ったの?」


「アリアちゃん、めちゃ安かったから買っちゃた」


「結構したんじゃないの?」


「銅貨5枚」


「安いね」


「よし起きる前にふうまを馬車に運ぶよクローズ君」


「あ、はい」


クローズとディヤーは馬車に運んだ


「クローズ君とアリアちゃん早く出発したほうがいいよ」


「え、どうして」


「占いで海上都市で何か起こるから」


「ディヤーさんここまで色々やってくれてありがとう」


「アリアちゃんもバイバイ」


アリアとクローズは馬車に乗った


「ふうまお借りします」


「要らなくなったら連れて帰ってきて」


「わかったわ」


「じゃあ出発するよ」


「分かったクローズ」


馬車は出発した


「アリアちゃんバイバイ」


「ディヤーさんもバイバイ」


アリアとクローズとふうまは町を後にした












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