008 聖なる炎、闇を照らす
戦場に緊張が走り、サラの瞳が鋭く光った。彼女は空を見上げ、そして仲間たちを見つめた。
「パーティースキル、行くニャ!」
サラが力強く叫ぶと、猫の幻影が跳ねながら現れた。
彼女の体から、ふわりと温かい炎が広がった。
「フェニックス・フレイム・エクスプロージョン!」
サラが力を込めると、巨大な炎のフェニックスが空に舞い上がり、力強い翼が大気を揺るがす。その姿はまさに圧倒的で、戦場の雰囲気を一変させた。
その直後、ダリウスも前へ踏み出した。
「ドラゴン・スピリット・アセンション!」
ダリウスが剣を掲げると、聖なるドラゴンが天に舞い上がり、サラのフェニックスと力強く融合した。炎と光がひとつとなり、巨大なオーロラフェニックスドラゴンが姿を現した。
「これが私たちの力だニャ!」
サラが叫ぶと、オーロラフェニックスドラゴンは一気にヴァルガスとルセナに向かって突進した。まさに破壊と浄化を同時に行う圧倒的な攻撃となった。
「今ニャ!」
サラが叫んだ。
「バランス・エンブレイス!」
レイナの声と共に、サラとダリウスの攻撃のバランスが最適化される。その瞬間、サラのフェニックスの炎とダリウスのドラゴンの聖なる力が、ぴったりと融合し、さらに圧倒的な威力を発揮する。
しかし、ルセナとヴァルガスはすでにその気配を察知していた。
「……仕方ないわね」
二人は魔力を集中させ、戦場から撤退する。闇の裂け目が開き、吸い込まれるように姿を消した。
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