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「赤ちゃんが欲しい」【R15(微エロ)/親戚/年の差/片想い?】

とある作品を妄想して同人であげてたヤツを、オリジナル用に仕立てました(`・ω・´)


タイトル詐欺と、小説より長めな、暴走した後書きには御用心❗️



初出【2023年3月13日】

「ハヤテの赤ちゃんが欲しいなぁ」


「…は? 」



 私、高木たかぎミカは、ワケあって遠い親戚の天海てんかいハヤテの家に居候している。因みに彼は独身で、現在彼女はいない様だ。

 冒頭での私の言ってる事がピンときてない様なので、


「だから、ハヤテの赤ちゃんが欲しいんだよ」

 再度…今度は先程よりも少し強い口調でそう言った。


 男は驚いた様に目を見開いて、でもソレは数秒で、


「………そーゆうのは、お前の両親に言え」

 と、目を逸らして言い返す。


 声が若干震えているのは、動揺しているからだろうか?



「“きょうだい”が欲しいんじゃなくて、“ハヤテの赤ちゃん”が欲しいんだってば! 」



 そう言えば、男は言葉に詰まった様で、暫し黙り込むと、溜息を一つして、「いつかな…」と返す。それに、私は吹き出した。



「!?! ……てめっ…! 」


「相手、いないんだね? ハヤテ」


「………」


「なら……私が相手、してあげよっか? 」


「!?」



 半分本気。もう半分は…どうせ子供だからって理由でしてこないんだろ? という諦めでの問い。

 そんな私の気持ちに気付く事なく、男は再び驚いた様に目を見開いて、チッと舌打ちすると、マセガキが…と呟く。その直後、手を伸ばしてきて、肩を掴み、かと思えば強い力で引き寄せてきて、気付けば男の胸の中にいた。



「えっ!?! あッ……ちょっ…、はや--」

「ミカ」


「っっ…」



 男に、何度も呼ばれた名前。呼ばれ慣れた筈なのに、耳元でささやかれたからなのか、その声には熱がこもってる様に感じて、鼓動が速くなる。フッと、耳に息を吹き掛けられ、くすぐったくって身動みじろげば、「如何した?」と再び耳元で囁かれる。それに、私はイヤイヤとかぶりを振った。

 直後、男は立ち上がり、私を見下ろして、


「……痛い目に遭いたくないなら、あおるのも程々にな、マセガキ」

 と言って、台所へと向かっていった。


 死角になるまで彼の姿を目で追っていたが、その背は先程のやり取りがまるで無かったかの様な平常のモノで、其処で揶揄からかわれたのだと気付く。

 腹が立った。私は、未だに動揺しているのに…。


 ……そういや、私達まだ、夕飯食べてなかったっけ…。


 心臓がバクバクと煩い。食事がちゃんと喉を通るか分からない。だってさ…、だってね…、心臓が口から飛び出そうなぐらい、激しく脈打ってて、それでっ……はあぁ…。



「“大人”だったら、こんなに動揺しないのかなぁ…」



 早く大人になりたい…、彼の隣に相応しい女性になりたい…、と思った。











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