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⒅『ミスタースペルミス』

⒅『ミスタースペルミス』



ミスタースペルミスは、感動に弱いらしい。感動すると、そのことを記憶するだけではなく、小説にしてしまうというから、驚きである。しかも、感動した内容を、内面に遡及して、事細かく、完璧に描き切るというじゃないんか。



崇高なる、ミスタースペルミスは、政治だけではなく、芸術にも秀でていたようで、心底、周囲の人々は皆、驚嘆したというじゃなにか。もう、地球がミスタースペルミスで、ミスタースペルミスが地球、って感じだな、と黙認する。



公言してもいいんだがね、皆知っているから、黙認するんじゃないか。スペルミスなんて、怖くない、ミスタースペルミスが、味方になってくれるよ、そんな安心感からか、俺は、所謂、テスト、というものが、怖くなくなった、という話でもある、この、ミスタースペルミス。

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